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【悲報】中国語がペラペラになる事は、きっとない|社内通訳をして思うこと

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TOMOです。 2020年は予期せぬ日本待機でくすぶりましたが、その間に中国語能力を大きく伸ばしました。 今後も引き続き挑戦し続ける人になります。 楽しそうなことには何でもチャレンジ! ブログでは ・働き方改革コラム ・中国語勉強コラム ・中国語×働き方の組み合わせ をメインに、考えている事などを発信しています。 Twitterでは、日常的に考えている事を発信したり、後はフォロワーさんとの絡みに使ったりしています。
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中国語がペラペラになるための方法を探している人向けの記事。

先に残念な結論ですが、たぶん、あなたが思う「ペラペラ」には、きっとなれません。
話しかけられた言葉を90%以上完璧に聞き取って、リアルタイムに返答して、キレのある冗談で笑いをとって、、、みたいなレベルは、そこら辺の外国人にはちょっと厳しいです。

 

本記事では「中国語がネイティブみたいにペラペラになる」というよりは、外国人として」ペラペラになるための方法について解説します。

 

「中国語がペラペラになる」の「ペラペラ」の定義について、Twitterではたびたび話題になります。

 

 

 

 

上のツイートは英語学習者のものなんですが、中国語も外国語なので同じです。

 

 

 

実は「中国語がペラペラになる」って、実は定義が非常にあいまいなんです。

 

私も中国の会社で通訳をしているので、「ペラペラでしょ?」とよく聞かれますが、決してそんなことありません。
私の中の「中国語がペラペラ」というのは、「しっかり聞けばどの文字も一字一句聞き漏らさず、さらに瞬時に的確に答えられるレベル」です。

 

でもそんなこと言うと、5年やそこらじゃ習得できないので、本記事での「ペラペラ」のゴールは、こんなレベルとします。

 

  • 自分の意見を中国語で言える
  • 相手の言ったことを理解できる
  • 理解できなかった言葉を、言い換えてもらう勇気がある
  • 相手の話の中から質問を投げかけられる

これなら外国人でも十分達成可能だし、他人から見たら相当ペラペラです。

特に4つ目「相手の話の中から質問を投げかけられる」について、相手の話に「うんうん」と頷くではなく、適度に質問を投げかけられたら、もう立派にペラペラです。

 

 

今回は以下の構成でお話していきます。

タップしたら移動できるので、興味がある場所にジャンプしながら読み進めていただければと思います。

 

 

中国語がペラペラになるまでの、勉強の方法

詳しくは「中国語初心者からのおすすめの勉強法」の記事で解説していますが、今回はダイジェストで解説します。

 

中国語がペラペラになるまでの勉強のステップはこんな感じです。

  • 中国語に慣れる
  • 文法を勉強する
  • HSK4級に合格する
  • 中国語の文法を理解する
  • 発音の基礎を勉強する
  • 適度に単語を勉強する
  • 作文と音読を繰り返す
  • 会話の経験を積む
  • 弱点を見つけて都度つぶす

 

参考になる記事を紹介しながら、簡単に解説します。

 

中国語がペラペラになるステップその①:中国語に慣れる

 

参考になる記事はこれです

中国語初心者の勉強法を見てみる

 

中国語を勉強したてのときは、中国語はただの雑音にしか聞こえません。

なので意識的に中国語に触れるようにして、雑音感を減らしていくと同時に、毎日勉強することを習慣化していきます。

 

期間は忙しさにもよりますが、だいたい2週間~1か月くらいで終わります。
1日1時間~2時間くらいの勉強で十分に達成できます。

 

 

中国語がペラペラになるステップその②:文法を勉強する

 

参考になる記事はこれです

中国語初級者の勉強法を見てみる

 

中国語の雑音感が消えて、毎日中国語と向き合う習慣ができたら、中国語の例文を使いながら文法を勉強します。

ただし、文法の解説を見てもチンプンカンプンだし、中国語の前に用語を覚えなきゃいけないという状況に陥りがちなので、おすすめは「例文を身体で感じる」勉強法です。

 

勉強の期間は、忙しさにもよりますが、1日1時間~2時間の勉強で大体2週間~1か月で終わります。

 

 

中国語がペラペラになるステップその③:HSK4級に合格する

 

参考になる記事はこちら

HSK4級の勉強法を見てみる

 

何となく文を身体で覚えたら、HSKに挑戦します。

HSK2級までは日本人なら簡単に受かっちゃうので、HSK3級か4級から受験するのがおすすめ。

 

ぶっちゃけどちらもかなり難しいので、HSK3級から始めると挫折するかもです。(簡単なはずなのに立ち止まって辛い!みたいな)

なので、難しいと認識したうえでHSK4級に、3ヶ月くらいかけて戦うのがおすすめ。

 

 

HSK4級の勉強に悩んだら、TwitterまたはLINEで質問してください。

 

 

中国語がペラペラになるステップその④:中国語の文法を「しっかりと」理解する

 

参考になる記事はこちら

文法の勉強法を見てみる

 

すっごく大事なことを言います。

HSK4級の文法が完璧に分かるなら、「会話に必要な文法は8割完成」しています。

 

ただし、「完璧に」わかるならです。

 

実際はHSK4級の読解、作文で満点を取ることは難しいので、2週間だけ文法の復習をしましょう。

今回は身体ではなく、頭で理解します。

 

 

 

中国語がペラペラになるステップその⑤:発音の基礎を勉強する

 

参考になる記事はこちら

発音の勉強法を見てみる

 

中国語を勉強しようとすると、最初に先輩方から洗礼を受けます。

  • 「中国語は発音が大事」
  • 「間違えると伝わらない」
  • 「だから発音から勉強しないとダメ」

こんな意見をよく見ますが、私は言いすぎだと思っています。

 

これらを発言してる人たちはたいてい

  • 中国語を教えている人
  • 発音に自信を持っている人

なので、一種のポジショントークだと思っています。

 

▼私は発音については、「もっと気楽に構えてればいい」と思っています。

 

 

 

で、中国語の発音をこのタイミングになって初めて発音を勉強する理由は、「文を作れるようになってから練習してこそ意味がある」からです。

 

たとえば、中国語の最初で習うだろう母音「a,o,e,i,u, ü」を先に言えるようになったところで会話にはまるで役に立たないし、単語だけ完璧に発音できても気持ちは伝えられないので、それってモチベーション続かなくないですか?

 

と思っていたので、私はHSK4級合格まで一切発音を勉強せず、チャットで意思疎通できるようになってから初めて発音を勉強し始めました。

結果、およそ2週間で伝わる程度に発音できるようになりました。

ただし声調は場数なので、今でも練習中です。慣れれば言えるようになってきます。

 

中国語がペラペラになるステップその⑥:適度に単語を勉強する

 

参考になる記事はこちら

単語のおすすめの勉強法を見てみる

 

HSKを受けるなら、単語を勉強しましょう。単語だけでかなり点数が取れます。

HSKを勉強しないなら、「伝えたい」と思った言葉を都度調べて、使って、覚えましょう。

 

ただし、後者の勉強だと最初のうちは結構苦労するので、やっぱり先にHSK5級の単語の半分くらいまでは一気に覚えちゃうのが良いかなと思います。
ちなみにHSK4級と5級の単語は日常会話でも結構出てくるのでコスパ高いですが、HSK6級は使わない言葉や類義語が増えるので、ちょっとコスパ下がるイメージです。

 

 

 

中国語がペラペラになるステップその⑦:作文と音読を繰り返す

 

参考になる記事はこちら

スピーキングの勉強法を見てみる

 

作文と音読を繰り返すレベルからが、「中国語ペラペラ」のスタート地点です。辛いですよね。

「自分に関する事」と「何かを説明する事」を練習しておけば、かなり会話ができるようになるので、そのためのネタ帳だと思って、毎日続けるのがおすすめです。

 

avatar

書いた文を覚えるのが理想ですが、覚えるよりも書き続ける方が楽しいし優先度高いので、書いたら2,3回音読するのがおすすめです。

 

 

 

中国語がペラペラになるステップその⑧:会話の経験を積む

 

参考になる記事はこちら

会話の勉強法を見てみる

 

会話の場数を踏むと、一気に中国語が上達します。

ただし、いきなり瞬間瞬間での作文を求められるときついので、先に作文で準備しておくのがおすすめ。

 

今私はba baoというサービスでそれをやっています。

会話の練習にかなり効くので、興味がある方は私の勉強法をのぞいてみてください
HSK4級レベルに発音を少し練習すれば、Ba baoの中でもかなりうまいレベルです。

 

もっと上手い人は、単純に皆と会話をするのを楽しんでいるので、発音や言い回しに困ったら助けてくれます。

 

 

 

中国語がペラペラになるステップその⑨:弱点を見つけて都度つぶす

 

ここまで勉強したら、あとは生活の中で「あれが言えなかった」「これが言えなかった」がたくさん出てきます。

 

毎回悔しい思いをするので、あとはそれを都度調べて、次同じタイミングになったら言えるようにしておけばいいだけの話。

言えなかった言葉を探すには、ひとり言もおすすめです。

 

 

中国語がペラペラになるには、未熟な期間を乗り越える必要がある

 

中国語がペラペラになるには、忍耐が必要です。

  • 知らなきゃいけないことがたくさんある
  • 一つのことを覚えるのに時間がかかる
  • 言っても伝わらない
  • 聞いても理解できない
  • どこまで勉強すれば自分の目標にどれだけ近づくのかわからない

こんな悩みを経験して、すこーしずつ話せるようになっていきます。

 

 

基礎が一番つらくて、一番時間がかかります。

ゴールが見えないのが最もつらくて、私も一度挫折しました。

 

およそ5か月勉強をサボって、「このままじゃヤバイ」と思ったことをきっかけに、コーチングを受けることを決定。

 

 

 

 

2か月のコーチングを受けてから勉強のスイッチが入り、ほぼ喋れない状況から現在は社内で日中通訳をするくらいになりました。

 

▼現在はその勉強の経験を活かして、独学で英語を勉強しています。

 

 

 

 

そんな、私の中国語を変えてくれたコーチングですが、最近は安くていいサービスも増えてきました。

Ciiizというコーチングは、カウンセリングが終わったいまでも担当者の方とたまにメールでやり取りさせてもらっています。

 

Ciiitzについて調べてみる(Google検索に飛びます)

 

 

 

 

中国語をペラペラになるまでの未熟な期間の戦い方【会話も予習ができる】

 

中国語をペラペラになるには、道中で「全然喋れない」を何度も経験することになります。

この辛さは何物にも代えられないくらい苦痛で、辛くて、逃げ出したくなりますが、それでも逃げずに戦おうと決心したあなたにだけ、苦痛を和らげる方法を紹介します。

 

▼隔離期間中に、買いもので困ったシーン

 

▼早口で捲し上げられたり、何を言ってるのか分からない仕事(初めての通訳)

 

▼言葉以外にも、「あうんの呼吸」によく困ります。

 

仕事の時はもっと辛くて、夜寝れなくなる時期もありましたが、社内の事なので内容を書けないのが悲しい…。

 

中国語の会話は、予習できる

 

仕事を例にとると説明しやすいので、仕事を例に挙げます。

 

中国語がペラペラじゃなくても、お茶を濁す程度に会話できる最強の方法は、「必要な知識を前もって覚えておく」事です。

 

仕事で中国語を使うなら、中には絶対に資料があるはず。

  • 中国語の資料なら、それをそのまま
  • 日本語の資料なら、先に中国語に翻訳してから

まずは日本語で説明できる程度には読み込みます。

 

その後、内容を人に説明するつもりでプレゼン練習します。(結構楽しい)

 

何となく参加した会議では、最初は1ミリも理解できなかったのに、この勉強をしたら少し理解できるようになりました。

 

仕事の資料を読み込んで、中国語で説明する練習の最中で、自分の弱点が分かります。。

  • 知らない単語がある
  • 読めない単語がある
  • 意味が分からない言葉がある
  • 理論が理解できない

 

内容を一字一句覚えたりカンペを作ったりするのではなく、今目の前にある資料を、中国語で伝える練習を何度も繰り返すと、

  • 単語が分からないのか
  • 文法が分からないのか
  • 理論が分からないのか

 

 

何か弱点が見つかります。

 

弱点を見つけたらこっちのもの。

 

これを最長1週間くらい練習すると、3回目くらいの説明から、ある程度まとまった話ができるようになります。

 

 

日常会話でもやり方は同じですが、日常会話は守備範囲が広いので、例えば新聞のニュースとか、ドラマの話題とか、そういう内容で同じことをやってみるといいです。

慣れたら自分の説明に対して質問を想定してみて、それを中国語や日本語に翻訳しながら関連知識も身に付けるとマジで強いです。

 

この勉強法を2つの案件でやりましたが、どちらもアサインされたときにはある程度話せる状態で入れました。

ちなみに何も準備していなかった時は3時間の会議を5回くらい繰り返して、ようやく一人で話に入っていけるようになったので、かなり効率が良いのがわかると思います。

 

 

中国語がペラペラになると思える日は、たぶん来ない【折り合いを付けよう】

 

 

ここまで中国語で流暢にコミュニケーションをとるための方法を紹介してきましたが、最後に過酷な現実を話します。

私たちがどれだけ中国語を一生懸命勉強しても、HSKの上位級に合格しても、小学生向けの小説すら満足に読めません。
これはもう母国語と外国語の壁があるので、ここには折り合いをつけると良いです。

 

本記事での「ペラペラ」のゴールは、あくまでここまで。

  • 自分の意見を中国語で言える
  • 相手の言ったことを理解できる
  • 理解できなかった言葉を、言い換えてもらう勇気がある
  • 相手の話の中から質問を投げかけられる

 

 

使用頻度の少ない言葉は「出てきたら言い換えてもらう」、自分が言いたい時は上手に言い回す。

これができれば会話で困る事はほぼありません。

 

 

全然関係ない話をひとつ。

 

私の中国語のコーチは中国人でした。
日本人よりも丁寧な日本語を操りますが、本人は「ペラペラじゃない」と言っています。

先生はもう10年以上、毎日日本語を勉強しているし、日本人と間違うくらい日本語がうまいけど、どうしてもネイティブには勝てないものがあるんだそう。

 

先日「海千山千」って知ってる?と聞かれました。

意味は、「裏も表も知っていて、その上で抜け道を見つけるのが上手」みたいな、ずる賢いイメージを持つ言葉ですが、この説明をぱっと聞いて理解できるのがネイティブ、一生懸命暗記して、作文して、会話で使って初めて覚えるのがノンネイティブ。

 

正直、海千山千なんて会話で使ったことも無いし、意味も知りませんでしたが、言葉を覚える過程がネイティブとノンネイティブでは全然違うんだということ理解する良いきっかけになりました。

 

 

これが最近語学学習でよく聞く「第二言語習得論」というんだと思います。

私は詳しいことはわからないので、プロの人を紹介しておきます。

 

コーチングは高いのでお金に余裕のある人にはめちゃくちゃお勧めですが、まだ迷っている人は、学習相談が1時間無料でできるので、学習相談をお勧めしています。

(1時間、どんな事でも聞き放題だったので、私自身独学に戻る時にかなり参考になりました。)

 

\まだ無料でやってます/

 

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