中国就労ビザが取れない。スコア制と工作許可【HSKは取ったほうが良い】

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TOMO
TOMOです。 2019年は会社を辞めたり、海外の会社に就職したり、新しいことがたくさんありました。今後も引き続き挑戦し続ける人になります。 楽しそうなことには何でもチャレンジ! ブログでは ・働き方改革コラム ・中国語勉強コラム ・ガジェット紹介 をメインに、考えている事などを発信しています。 Twitterでは、日常的に考えている事を発信したり、後はフォロワーさんとの絡みに使ったりしています。
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こんばんは、TOMOです。
中国の就労ビザが、というか工作许可が下りず、ビザをもらうのに5か月かかりました。

 

理由は、中国のスコア制。

国の発展のために、優秀な人材に限って就業許可を出すという取り組みだと思います。

国主導で自国の発展に全力を尽くしているのはとても素敵ですが、中国で勉強したいなというくらいの気持ちだと許可がもらえないのは、外国人にとっては少しハードです。

 

人材はランク分けされていて、今後はAランクの人材を積極的に入れたいという意図の様です。

中国のランク分け

Aランク…ハイレベル人材:ノーベル賞受賞者、有名な企業の管理職、ランク分け点数85点以上など

Bランク…専門スキルを持った人:ランク分け点数60点以上

Cランク…専門スキルが無い人:ランク分け点数60点未満

 

ランク分け点数については、後ほど詳細を紹介します。
今回は、Aランクでない人が中国で働ける方法について考察したいと思います。

 

こんな人に読んで欲しい
  • IT、ロボット分野など、先進技術を学びたい社会人
  • メイドインチャイナが好きな人
  • 中国での就職を考えている人

 

ポイントの計算方法と、個人でできる得点アップの方法をご紹介します。

結論は、自分磨きを頑張るべしという事。
中国語を勉強するのがコスパ高いです。

 

中国ビザ、ポイント制にドハマリ。工作許可が出ず出発遅れ

中国の会社に就職が決まったんですが、現地での就業許可(工作许可)がもらえず、長期間日本で待機させられました。

工作许可が出ない理由は簡単で、「中国経済や技術の発展に寄与する人材と認められないから」

 

日本では評価されている大学を出ていても、東大京大以外は「その他」扱いです。
逆に、日本の企業で待遇の悪い「博士」は、割と評価されます。

今、世界で一番テクノロジーの進歩が素晴らしい国なので
そこら辺の大学の学士程度じゃ評価されないし、
最先端を見る人なので、博士が非常に貴重な人材。

その他ノーベル賞やら特別な表彰を受けている人は歓迎される傾向があります。

 

人材の貴重度はABCという風にランク分けをされています。
(参考:http://career-motivators.com/career-change/china-work-visa#ABC

中国の人材ランク分け

Aランク…ハイレベル人材:ノーベル賞受賞者、有名な企業の管理職、ランク分け点数85点以上など

Bランク…専門スキルを持った人:ランク分け点数60点以上

Cランク…専門スキルが無い人:ランク分け点数60点未満

一般人はギリギリB類に当てはまるかどうか。
国の方針によって門が解放されたりされなかったりします。(経済の発展性や、業種の発展性、国策など)

チェックされる項目は、
「学位、年収、中国語能力」などです。

 分類基準得点備考
1学位博士20卒業(修了)証明書が必要(公印確認+領事認証)
修士15
学士10
2出身大学名世界ランキング100位以内の大学出身102020年は日本では東大(36位)と京大(65位)のみ(https://japanuniversityrankings.jp/topics/00130/)
出身会社名フォーチュングローバル500企業出身10出身大学名と会社名どちらか一方のみ加点(MAX10点)
3中国での年収45万元以上20-
35~45万元17-
25~35万元14-
15~25万元11-
7~15万元8-
5~7万元5-
4関連業務経験3 年以上MAX153年で6、以後1年毎に1点ずつ増える
2 年5-
5年間勤務日数9 か月以上15-
6 ~ 9 か月10-
3 ~ 6 か月5-
6中国語能力HSK5 級以上 or 中国語言語学士以上10下位級を持っていても、更なる加点にはならない
4 級8
3 級6
2 級4
1 級2
7年齢18 ~ 25 歳10-
26~4 5 歳15-
46 ~ 55 歳10-
56 ~ 60 歳5-
8勤務地域西部、東北地区10-
中部地区(国の指定)10-
9特別点地方経済発展の奨励性に応じて0~10-

点数を計算すると、59点。60点に1点満たない

実際に計算してみました。

計算合ってるか自信ないけど、計算用のシートを作ったので、良かったら使ってください。

人材ポイントの計算シート

 

結果がこれです。

どう計算を頑張っても、59点なんですよね。

 

あ、ちなみにですが、ポイント計算に使う材料は「外国人来华工作许可申请表」に記載されている内容です。年収の欄は、月収を12倍した数字を計算します。

もうあと半年会社員を頑張っていれば60点だったな。あとは、給料を15万元にあげてくれれば良かったのにな。年収300万円くらいですよ。それくらい許してくれてもっていう気もしますが、私の能力じゃこんなもん。実力主義の会社は厳しいです。

 

計算の表は、こちらの記事を参考にしました。スペシャルサンクス:キャリアモチベーターズ

 

工作許可のポイントの計算方法と、対策

中国で仕事をするために、就業許可(工作许可)を貰わない事には話が進みません。
で、この就業許可は、学業が優秀で、アウトプット成果が優秀で、若い人が点を取りやすい仕組みになっています。

 

世界的に認められている大学(世界ランキング100):東大と京大

世界的に認められている会社(フォーチュングローバル500):自動車、家電、鉄道系の一部の会社

優秀な経歴を持っている人は、優秀な人材が多いという事で、これらに当てはまる人には特別に10ポイントを貰えます。

 

過去に頑張った実績で点数を貰える仕組みって楽しいですね。将来の目標が立てやすいです。

 

とはいえ、大したことない大学に入って、それなりに修士を取って、入れる会社に就職して、こらえきれずに3年半で辞めた私は全然評価されない人材になってしまっています

 

 

これはピンチですね。
私は「外国人来华工作许可申请表」にサインをするよう求められた段階で点数が足りない事がわかっていたので、とりあえずHSK4級を受けておきました。

結果、これが正解。
出発の日を過ぎてからようやく、「HSKって持ってない?」って聞かれました。

つまり、点数が足りなかったという事。
HSK4級は既に合格しているので、証明書を受け取り次第現地に送れば、無事に就業許可がもらえるはずです。

 

学歴なし、能力なしの人が中国で働くためには
  • 社会人ドクターを目指す(修士を飛ばして博士が取れる):+15点
  • 働きたい業界で2年以上働く:+5点
  • HSK4級を取得する(5級以上は勉強に時間がかかる):+8点
  • 地域を絞って就活をする(西部、東北地域):+10点
  • 若いうちに出発する(26~45歳):+15点
  • フルタイムの仕事をする(年間就業日数9か月以上):+15点

この辺りで、大きい得点を取りに行くと効率が良いかなと思います。特に努力時間が少なくて済むHSK4級ぐらいは、コスパ最強です。
あとは年齢も、貴重な財産。若い人材はどこの国も取り合いです。

中国の西部、東北地域は開発中で、そこに携わる人材を積極的に募集しています。エネルギー(発電)や、鉄道関係の整備が行われています。(参考:西部大開発

 

「ぜひ来てほしい」と言われるために、自分磨きを頑張るべし

中国家電が好きとか、ITやロボットの先進を勉強したいとか、中国から得られるものを吸収しに中国に行くなら、その分中国に提供できる価値、技術を持っている方が、ギブアンドテイクの精神からも納得がいくかなと思います。

 

何かを得るにはその代償が必要。等価交換です。

 

とはいえお互いに提供するのは知識や情報なので、提供して失うものではないというのがラッキーです。お互いに損はありえないので。

 

中国企業への就職だけではなく、世界中どこからでも、「あなたが必要だ」と言われる貴重な人材になると、「生きている意味」を実感しやすいかもしれませんね。

そのためには、自分磨きが重要です。
外国語を話せたり、専門知識を持っていたり、国の開発プランに協力できる人材は、世界的に非常に貴重な人材です。

 

  • 大学を卒業する、修士をとる、社会人ドクターになる
  • 最低限の中国語を勉強する
  • 同じ職種で長く勤める

というのは、貢献できるスキルを証明するためにわかりやすい資料になります。

そして、若くてエネルギーのある人材はどこの国も欲しいので、「海外で経験を積みたい」 と思う人は、若いうちに世界に飛び込むことをおススメします。

逆に60過ぎてから海外への移住には、まとまった資産が必要になったりします。こっちの方が圧倒的にハードルが高いので、若さっていうのは本当に貴重な資産なんだなと、今回改めて実感しました。

 

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中国関連コンテンツ:中国語コラム

 

HSK3級までの知識とHSK4級の基礎は1冊の参考書で十分でした。


 

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