中華人民共和国査証申請表の書き方。【中国就労ビザ取得まであと1週間】

海外の医療費は高額なので、医療費で日本の家族が破産する恐れもあります。
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ちなみにリンク先は留学保険ですが、この内容をもとに近くの保険会社に行って「カスタマイズ」してもらうのが一番いいんじゃないかなと思っています。
こんばんは、TOMOです。
今回は、「中華人民共和国査証申請表の書き方」というテーマでお話します。
現在のステージは、
中国の政府から、「外国人来华工作许可通知」をもらっている状態です。
もし、まだ「外国人来华工作许可通知」を貰っていない場合は、
中国ビザ取得までの道のりをまとめたページを作成したので、順番に進めていってください。
上記ページでは外国人体格検査受け方から始まり、書類の準備の仕方、無犯罪証明のもらい方などをまとめました。
もし記事を読んでも分からない場所があれば、TwitterのDMにて、分かる範囲でお答えします。気軽にフォローしてください。
Twitter:@try_to921mo
では、ビザ申請の最後の手順について、解説していきます。
中国の就労ビザ(Zビザ)発給前に準備する事
中国の政府から「外国人来华工作许可通知」を発行されて現地の会社から私宛に送られてきて手元にある状態です。
次のステップは、ビザの申請です。
もしまだビザ申請よりも前のステップだったら、参考記事をまとめたので各ステップから追いかけてください。作業は大変ですが、難しくはないです。
<中国就労ビザ取得の手順5ステップ>
中国の就労ビザの取得方法をすべてまとめた記事です。困ったらここだけブックマークしておけば、後で戻ってこれるようになっています。
ステップ1…送る書類を準備
ステップ2…中国の会社に発送、書類を作ってもらう
ステップ3…無犯罪証明の申請、書類へのサイン
ステップ4…ビザの発行
ステップ5…居留許可の申請
<ステップ1:送る書類を準備>
- 卒業証明書
- 健康診断書
- 履歴書
- パスポートのコピー(カラー)
- 証明写真のデータ
卒業証明書と健康診断書は公印確認が必要で、卒業証明書はさらに領事認証が必要です。
<ステップ2:書類の発送>
書類を発送するときは、
EMSを利用すると到着の連絡もあるので安心できます。
<ステップ3:無犯罪証明の申請など>
外国人来华许可申请表の作成中のデータをメールで送ってもらい、印刷して大きい警察(都道府県警)に持っていきます。
持ち物や申請の手順は以下の記事で解説しています。
指紋を取られたり、必要事項のチェックが行われたりします。
粗相をすると逮捕されるかもという緊張感があります。
2週間後に無犯罪証明がもらえるので、外務省で公印確認をもらい、査証サービスセンターで領事認証を貰います。
準備ができたら書類を発送します。労働契約書や外国人来华工作许可申请表のサインが必要なら、このタイミングで一緒に送ると便利です。
次のステップは、中国で働くためのビザ発行です。
中華人民共和国査証申請表の書き方【ビザまであと1週間】
中国政府から「外国人来华工作许可通知」をもらったら、会社からPDFファイルで送ってもらいます。
中国語版と英語版が送られてくるはずなので、両方印刷しておきます。
書類の準備ができたら再び査証サービスセンターでビザの申請をします。
中国査証サービスセンターのHPで中華人民共和査証申請表(中华人民共和国签证申请表)を印刷して、必要事項を記入します。
2020年9月から、ビザ申請書がオンライン受付になりました。
簡単にではありますが、関連した記事を書いたので部分的に情報をピックアップしてください。
書く内容についてはほぼ同じなので、「日本語の説明が分からない」と思ったら下の内容(手書き申請書の内容)を参考にしてください。
参考記事
書き方を解説します。
1枚目は特に大きな注意事項無し。
例に沿って書いて行きます。
記入の言語は日本語でOKです。
空欄は禁止。なしの場合は「なし」と記入するのが注意点です。
2枚目の注意点です。
就労ビザの場合は「予定入国回数」は一番上にチェックします。
現地で居留許可(work permit)を貰えば無制限に行ったり来たりできます。今回のビザは、中国で居留許可をもらうための滞在許可みたいなもんですね。
3枚目が一番注意事項が多くて、
- 滞在日数は「0000」と記入
- 出発日を記入、帰国日は記入しない
- 滞在費の負担は、「現地会社」と記入
- 受け入れ先については、受け入れの担当者の名前を書いて、関係は「勤め先」と書く
- 行った事のある国について、台湾は「中国」扱い。恐らく香港もそう。
4枚目はほとんど「なし」と記入すればOKです。
例では中国語で「无」と書いてありますが、日本語でOKです。
この書類が、ビザの申請用紙になります。
証明写真を持っていくことを忘れずに!!!
サイズは33mm x 48mmです。
こちらの記事で、証明写真の作り方について解説しています。
貼り付けは書類のミスチェックの後に担当者が代わりに行ってくれます。
写真自体が無い場合、写真撮影からやり直しです。
一応中にスピード写真の機械があるので、それでもOKなのかもしれませんが。
中国ビザ申請に必要な持ち物
持ち物は以下です。(参考:中国査証サービスセンター)
- 証明写真
- 査証申請表(先ほど記入した紙)
- 外国人就業許可通知の紙
- パスポートの原本とそのコピー
これらをもって領事館に行きます。
証明写真と査証申請表については前項の通りです。
外国人就業許可通知は、中华人民共和国外国人工作许可通知という正式名称です。PDFファイルでもらえるので、カラーコピーして持っていきました。中国語と英語版をもらったので、両方とも渡しました。コンビニで印刷したので150円かかりました。
パスポートのコピーはどこが必要か分からないので、コピーせず持っていきました。2か所くらいコピーされたかな?たぶん、写真のページと、スタンプ欄の最後のページだと思います。
これらをもって、査証サービスセンターに行きます。
査証申請表を提出すると、必要事項のチェックが行われ、OKの場合はまた1週間後に受け取りが可能になります。
必要な日数が多くて焦りますが、
ひとつひとつ丁寧に済ませていきましょう。
もしビザの発給が遅れた場合は、先方に「ごめんね」って言えば
事情も分かっているので意外と許してくれます。
一応、心配かけないように逐次連絡する事は忘れずに!
それでは楽しい中国駐在を!
中国の就労ビザを取得できました
2019年12月、やっと就労ビザが取得できました。
7月から準備していましたが、様々なトラブルが重なったために5か月かかりました。
- 最初は無犯罪証明が不要と言われていた
- 外国人来华工作许可申请表の記載内容が間違っていた
- 人材ポイントが足りなかった
加えて外国人とのやり取りなので、日本人みたいにテキパキと動いてくれないという問題もありました。
「手続き順調に進んでる?」と聞くと、その日にやっと進捗するという感じ。
定期的な確認は有効ですね
人材ポイントについては、「中国就労ビザが取れない。スコア制と工作許可【HSKは取ったほうが良い】」にて解説しています。
HSKは受けておいたほうが良い。マジで。2級程度でも人生が変わります。(就業許可が出るので)
とはいえ、当時は探しても情報がなかったので、これだけの時間が掛かっただけです。
今は、私が記録を残したので、これによって救われる人が増えてほしい。
ちなみに、私がまたゼロからやり直すとしたら、3か月もあれば余裕で終わります。
情報って、それくらい大切ですね。
今までお付き合いありがとうございました。
中国でも頑張りましょう!
<中国の就労ビザ取得のための準備まとめ>
中国ビザ申請についてのまとめを書いています。
進捗があるたびにこちらの記事が更新されていきます。
全体を知りたい方はこちらをご確認ください。
<予防接種を打ちましたか?>
海外なので、日本では流行っていない病気があったりします。
中国に行く前に打つと良いといわれているワクチンは8種類。
予防接種の受け方について解説しています。
その他もし足りない点、不明な点があれば、Twitterにて聞いてもらえれば、知っている範囲でお答えしますのでお気軽にどうぞ(Twitter:@try_to921mo)
そのままフォローしてもらえると嬉しいです。
中国に行く前に、語学の勉強をしておきたい!
という人のために、勉強方法のロードマップを作っています。
ゼロからの初心者でも、順番に勉強していけば結構話せるようになります。
外国人来华工作许可申请表の申請時、写真はデータにて送付します。
画像の容量が小さいと申請できないので、
写真のデータ容量を大きくする工夫について解説しています。