中国で学ぶ新しい働き方

【保存版】中国語を話せるようになるためのロードマップ公開中【全部無料です】

2年間試行錯誤して見つけた、中国語独学のコツ【エピソードで解説】

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TOMOです。 2020年は予期せぬ日本待機でくすぶりましたが、その間に中国語能力を大きく伸ばしました。 今後も引き続き挑戦し続ける人になります。 楽しそうなことには何でもチャレンジ! ブログでは ・働き方改革コラム ・中国語勉強コラム ・中国語×働き方の組み合わせ をメインに、考えている事などを発信しています。 Twitterでは、日常的に考えている事を発信したり、後はフォロワーさんとの絡みに使ったりしています。
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無駄なく中国語を独学したい人向けの記事です。

みんなの中国語独学の課題
  • 中国語を独学だけで話せるようになりたい
  • 中国語を独学する時にオススメの本を知りたい
  • どれだけ勉強したらどれくらい話せるようになるのか知りたい
  • できるだけお金をかけたくない
  • できるだけ時間をかけたくない
  • 中国語を独学しようと思うけど、勉強法を知らない
  • 中国語は発音が難しいから独学できないと聞いた

本記事では、その解決方法を紹介します。

 

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まず結論です。中国語は独学できます!
最初は発音を気にしなくても大丈夫です!

 

語学教室に通おうがオンライン中国語会話を受けようがコーチングを受けようが、最終的には自習した時間(特に予習)が成果のカギを握っています。

したがって、「苦しい」と感じないギリギリの範囲で毎日勉強できれば、そのうち話せるようになります。

 

本記事では、私のエピソード(おもに失敗談)を入れながら、中国語を話せるようになるまでの勉強法を紹介したいと思います。

 

中国語独学の肝:1冊のテキストだけでHSK4級に受かる

 

中国語は間違いなく独学で勉強できますが、気を付けないといけないことが一つだけあります。
それは、「参考書をたくさん買わないこと」です。

参考書を買いすぎると、プレッシャーになって挫折しやすかったり、知ってる内容だけ何度も勉強して知識が偏ったり、あんまりいいことないです。
良い参考書を1冊だけ買って、それを一生懸命勉強するのが正解です。

 

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HSK4級までは、間違いなく参考書1冊だけで乗り切れます。
私もHSK4級までは参考書1冊だけで勉強しきったので、私が証拠です。

参考書は1冊ですが、実力確認のために別でHSKの問題集は買うのはOKです。
あくまで、知識のよりどころは参考書1冊っていう意味です。

 

▼おすすめの参考書はこれです。

 

▼記事でも紹介しています。

中国語学習初心者におすすめな本【HSK4級合格までは、1冊でOKです】

中国語学習初心者におすすめな本【HSK4級合格までは、1冊でOKです】

 

まずはHSK3級まで1か月を目標にする

 

HSK1級と2級は、正直簡単なので、勉強したことが無い人でも合格できます。
なので、1か月勉強してHSK3級に合格するくらいの実力なら、ペース的に問題ないと思います。

 

ただし、初級者の一番の壁はHSK4級なので、この先でちょっと苦労します。

▼HSK3級までは以下の記事で紹介している勉強法で勉強すれば十分合格できます。

HSK3級の合格レベルはやや難しいです。勉強時間は1ヶ月くらい

 

でも大切なのはHSK3級の合格証ではなく「合格できるなという実感」です。
おそらくリスニングで戸惑うので、もう少し詳しく解説します。

 

中国語リスニングの独学方法

 

HSK3級から、問題文にピンインが振られなくなります。
なのでリスニング問題が一気に難しくなったように感じます。

ここで、「中国語 リスニング 勉強法」みたいな感じで検索すると
やれシャドウィングが良い、やれディクテーションがいい、やれ音読が良いなどなど、色んなおすすめ勉強法が出てきて迷子になります。

 

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実際は全部正しいんですが、やり方を上手に理解していないと効果を感じるまで時間がかかります。

中国語リスニングの独学の方法は以下の記事でも紹介しています

中国語リスニングの勉強法

 

私が実際にHSK3級を勉強しているときは、リスニングのスクリプトに出てくるすべての単語の読み方が分からず苦労しました。

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別に発音はどうでも良いんだけど、何となくローマ字読みで読めるくらいのピンインが欲しい。

 

一単語一単語すべて調べてピンインと意味を振るのも大事ですが、初級者はそもそも、「どこまでが単語なのか」がわかっていないことが多いです。

 

というわけでおすすめの方法を紹介。
写真撮って文字起こしして百度翻訳でピンインを触れるので、かなり楽です。

中国語のスクリプトにピンインを振る方法

これを作ったら、あとは

  • スクリプトを見ながら音源を聞いて音読
  • 言えない部分を音読
  • もう一回音源聞きながら音読

って繰り返して、すらすら言えるようになってきたら完了でOKです。

時間があれば単語の意味を調べますが、なければ百度翻訳の訳文だけフワッと覚えておけばOKです。

 

中国語作文の独学方法

 

HSK3級の作文は、作文ではなくてピンインから単語を書くだけなので全然難しくないです。
なので対策は不要。

早めにHSK4級に向けて、「○○が◇◇しています」くらいの文を書けるように練習しておくと、後が楽です。

急ぎじゃないので、2か月くらいかけてゆっくり覚えていけばOKです。

 

もう少し頑張ってHSK4級を目指す

 

HSK3級レベルをクリアしたら、そのままHSK4級に挑戦しましょう。
一旦休憩すると、HSK4級が結構難しくて挫折します。

今持っている文法知識を生かしてインプットとアウトプットのスピードを上げるといいです。
ここでもおそらく弱点はリスニングになるので、リスニングの勉強を繰り返し練習するといいです。

 

HSK4級の勉強法については、以下の記事で紹介しています。

HSK4級の勉強方法

 

HSK4級に受かったら、復習して中国語の基礎を完成させる

 

HSK4級に受かったら、もしくは受かるレベルになったら、一旦基礎をおさらいします。

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HSK4級までの文法が完全に分かっていれば、HSK6級までほとんど文法の勉強が必要なくなります。
なので、それを心のよりどころにして頑張ってください。

 

このタイミングで発音を一気に勉強すると、40~60点くらいのレベルまでたった2週間で達成できます。

中国語基礎の独学勉強法を、それぞれ以下の記事にまとめておきました。
中国語発音の勉強法
中国語文法の勉強法
中国語単語の勉強法

 

HSK4級レベルの文法がわかれば、中国語はもっと独学しやすい

 

HSK4級レベルの文法がわかれば、あとはもう勝手に中国語が伸びていきます。
主な勉強方法は

作文と音読
HSKの問題を使ったリスニング練習

これだけです。

 

HSK4級までに培ってきた文法知識と発音の口の形をフル動員して、作文と音読を繰り返します。
この道中で適宜単語を勉強すると、話せる内容が増えて楽しいです。

中国語スピーキングは、作文と音読で会話レベルまで鍛えられます。

中国語スピーキングの練習

 

残るはやっぱりリスニングなので、HSK5級なり6級なりの問題の音声を聞きながらひたすら音読です。
音源と同じスピードで音読できるようになればOK。
単語や文法でつまずくなら、時間があればディクテーションがかなり有効になります。

 

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私はHSK6級の音声の速さにも慣れてきたので、今は1.5倍速で音声を流して音読とディクテーションをやっています。
この練習の結果、日常会話のスピードに時々追いつけるようになってきました。

 

中国語独学の失敗談と、現在の中国語レベル

 

私は2019年の1月から中国語の勉強を始めましたが、話せるようになるまでおよそ2年かかりました。
話せる人の中ではかなり遅い方だと思います。

 

どんな勉強をしたから、こんなに時間がかかったのか、その失敗談をシェアしたいと思います。

 

中国語の独学を開始~3級レベルまでは超順調だった

 

中国語を勉強するうえで一番の挫折ポイントが「発音」です。

私は挫折するつもりがなかったので、敢えて発音を勉強しませんでした。これは大正解。
どう勉強したかというと、「ひたすら聞いて、声まねして、中国語を音声として聞けるようになる」勉強です。

 

私がHSK4級に合格するまでずっと使っていた「たったの72パターン」は、日本語→中国語の順番に音声が流れるので、最初は中国語の音声を真似して練習、慣れてきたら日本語を聞いて中国語を言う練習を繰り返しました。

 

勉強時間については、1日2時間だと大変過ぎておそらく続かないので、1日1時間、元気があればもう少し頑張る感じで勉強しました。

割とトントン拍子でHSK3級レベルまではクリアしたので、作戦としては良かったと思います。

 

HSK4級のレベルが難しくて飽きた【3か月近く挫折】

 

私に最初の挫折が訪れました。
HSK4級が難しくて3ヶ月停滞しました。
一旦勉強を離れて、放置。

 

具体的に難しかったのは、単語とリスニング。
一つずつ潰していったら何とか合格できましたが、単語を時間をかけずに覚える方法を模索していて迷走しました。

迷走の結果、ようやく完璧な単語勉強法が誕生し、HSK6級の単語を覚えるまで単語でつまずくことはなくなりました。

中国語単語の勉強法

 

中国の会社への入社が決まる【HSK4級に合格】

 

2019年に中国の会社への入社が決まり、当初は10月に渡航の予定でした。
したがって9月にHSK4級を受けて、合格すればいいなと思い、それに向けて勉強しました。

やった勉強は、出てきた単語を一個ずつ潰すこと、あとはリスニングを何度も聞き直しました。
今みたいに洗練されたリスニング勉強法を確立していなかったので、ただ聞いて、目で追いかけるくらいの勉強法です。

 

当然話す練習はしていないし、リスニングもHSK4級に出てくる単語、話の流れから想像して回答するテクニックばかり鍛えていたので、今後に一切つながらないHSK4級の合格の仕方だったなーと、今になって思います。

 

 

勉強に燃え尽きて、英語だけで仕事をする【中国語は1ミリも話せない】

 

HSK4級に合格した後は、「会話だ会話!!」と思い、一問一答形式の会話教材を買いました。

▼この教材です。

通訳メソッドを応用した中国語短文会話800

 

内容は悪く無いし、目的にも合っているんですが、いかんせん自分の生活と直結しない内容だったので面白くなかったです。

 

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前半の400文は結構練習としてよかったです。
後半の400文は、個人的にはあんまりおもしろくなかったかな。

 

結局中国では英語オンリーで仕事をして、英会話ばかり成長しました。
海外に住む経験がそもそも初めてでしたが、2人で英語だけで数時間話すとかも、普通にできるようになりました。

もし仕事で中国語を使うなら、フアチャイビズっていうサブスク型の瞬間中作文教材がおすすめです。(最近見つけました。ビジネスに特化した話題なので、仕事に直結しやすいです)

 

▼使ってみた感想などを記事にまとめました。

フアチャイビズでビジネス中国語会話。【一点突破で鍛える新しい勉強法】

フアチャイビズでビジネス中国語会話。【一点突破で鍛える新しい勉強法】

 

もっと中国語を話したくて、70万円以上使う

 

中国に行ったものの全く中国語を話せず、凄くタイプな人と話したかったのに、私が話せるようになる前に退職しちゃって、非常に悲しい思いをしました。

「こんなすっぱい思いをしたくない!」はちょっとネタにしすぎですが
「仕事でつかえるようになりたい」「他の仲間とも会話したい」という思いで中国語を猛勉強しました。

 

使った金額は、半年で70万円強。

 

当時、中国語会話を勉強するなら留学か語学教室しか選択肢を知らなかったので、語学教室を選びました。
2020年の3月の事だったので、海外には渡航できなかったんですよね。

 

で、半年間で50万円払って通いました。

 

塾としては楽しかったです。
先生は優しいし、喋れるようになると授業が終わっても中国語で雑談してくれるし、とてもいい環境でした。

 

が、語学教室で中国語会話は伸びないなと実感しました。
会話しに行ってるのに、先生とテキストを使って授業してたらそれは、なんか違いますよね。

 

ということで、その間に中国語のコーチングを見つけたので、2か月間実践しました。
塾に通いながらコーチングも受けて、この2か月は結構地獄のようでした。

中国語コーチングの体験談と感想まとめ【効果は出ますが、辛いです】

 

とはいえ会話の勉強には実はコーチングが正解で、この二か月間で急に喋れるようになりました。
どれくらい?と言われると、語学教室の先生が「何やったの!?」と驚くくらい。

 

コーチングで会話の基礎を思いきり鍛えて、語学教室には教材では中々知れない表現や、雑談を求めて通うようにしました。

お金は超払ったけど、まあ最終的には上手に使いました。でもやっぱり、お金を使いすぎたかな。
一般の人の10年分の授業を半年で受けました(1日3コマx40回くらい)

 

これから会話の勉強を頑張る人は、コーチング一本で勉強する事をおススメします。
今は安くて質の良さそうなコーチングも増えてきたので。

▼例えば下の記事で紹介しているコーチングは、月66,666円のコースもあります。私が受講してた頃より、中国語コーチングの料金が相当安くなりました。

Ciiitz(シーズ)とは?【中国語コーチング経験者が解説します。】

 

今はギリギリ、仕事で通訳をするレベル

 

2020年10月、およそ9か月ぶりにようやく中国に戻りました。
このころはまだ中国語もそこまで実践経験がなく、「お勉強」の中国語で何とか頑張ってコミュニケーションをとれるくらいでした。

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音声での会話は厳しいので、チャットで、隔離ホテル内のやり取りをしていました。

 

そして2021年1月、今はもう、一人で中国人と日本人の間に立って通訳業務をしています。
質を考えたらまだまだ最低のレベルだけど、それでも、きちんと仕事としてやっています。
最近は筆談の量も減ってきて、翻訳にかかる時間も減ってきました。

 

ここからは慣れみたいなところがありますが、でも、自分でも中国語を伸ばしていけるなと、自信をもっているのは、やっぱりコーチングのおかげだよなと思っています。

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中国語は間違いなく独学で勉強できるし、私は今も独学していますが、道中で受講したコーチングが、私の独学を洗練させてくれました。

 

気になる方は、無料でカウンセリングもやっています。
どんな感じで進んでいくのか、興味がある人は良かったら、一緒にコーチングの感動を分かち合いましょう。

60日で中国語は使えるようになる!中国語コーチングならCiiitz(シーズ)

 

中国語独学が上手くいかなくなるのは大体、「何をしていいかわからない時」

 

中国語独学で何度か挫折した結果、一つ気づいたことがあります。
それは、中国語独学が上手くいかなくなるのは、「どうしたら良いか、何をしたらいいか」と悩むときです。

この時に解決方法が見つからず、勉強が遠のきます。

  • リスニングの成績が思ったより伸びない
  • 単語が全然覚えられない
  • 文法の細かい意味がどうしても理解できない
  • 作文が上手くいかない
  • 言いたいことが上手く伝えられない

こんな時に、勉強が辛くなります。

 

「どうしても挫折したくない」とか「中国語習得を急いでる」

そんな時は、2か月だけで良いです。コーチングを受けてみてください。
以後の独学がマジで変わります。なんというか、自分に合った正しい勉強法を自分で見つけられるようになります。

 

百聞は一見に如かずなので、コーチに直接聞いてみるのがおすすめです。

▼30秒で申し込み完了。無料で1時間なんでも聞き放題でした

 

その他、中国語勉強でお悩みの場合は、TwitterのDMでお気軽にどうぞ。

Twitter:try_to921mo

 

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それでは、中国語の勉強、頑張ってください。

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