中国語勉強のおすすめのやり方を、社内通訳の日本人が10分で答えます
中国語勉強のおすすめの方法を知りたい人向けの記事です。
2020年に起きた世界的な大不況の中、中国だけ急速に復興し、とても経済が元気でしたね。
実は、IMFの報告によると、全世界のGDP成長率が-3.3%、先進国のGDP成長率が-4.7%の中、中国だけは+2.3%と、プラス成長を果たしたんだそうです。
さらにIMFの報告の表の中に成長率予想の項目がありますが、2021年、2022年ともに日本が先進国中の最下位で、「日本やばいな…」と感じ始める人が増えてきました。
そんな中で、Twitterや個人的に連絡をくれる人の中で、こんな悩みを持っている人が多いです。
これからは中国語人材の需要が急速に増えるので、手に職を付けておきたい。
だから中国語をこれから勉強したいと思っているけど、どんな順番で勉強したらいいの?
あなたも同じような悩みを持っていませんか?
本記事では、自分のリアルな友達に向けて10分で「中国語勉強のおすすめのやり方」を紹介したいと思います。
ここまでで2分かかっちゃったので、残り8分で、「中国語のおすすめの勉強法」を紹介します。
1項目2分で読めばちょうど間に合うので、ぜひお付き合いください。
中国語のおすすめの勉強の仕方はこれ。【全体像とレベル別】
中国語のおすすめの勉強の仕方についてですが、一番大切なことは「挫折せずに勉強し続けられる方法」を実践することです。
無理して詰め込む勉強は数週間なら続きますが、「会話したい」と思うなら結構な忍耐力が必要です。
流石に語学なので数週間で完璧に話すのは無理なので、続きやすさを優先して勉強法を選ぶのがおすすめです。
1日30分でも、5年勉強したら1000時間くらい勉強できます。
1000時間くらいだと中国語で頑張って意思を伝える事ができるくらいのレベルで、中国語でもそれなりに仕事ができます。
まず全体像を把握する【中国語の4つの基礎】
中国語は、能力を分解するとこんな4つに分かれます。
- 単語
- 文法
- 作文
- 発音
これを「中国語の4つの基礎」と呼んで、これらを鍛えると、最終的に「リスニング」とか「スピーキング」とかにつながっていきます。
これらの基礎に注目して勉強をしていけば「シャドウィングと音読はおんなじ効果を狙ってるんだな」とか、自分で勉強法を探していくヒントになります。
中国語レベル別のおすすめの勉強方法
中国語のレベル別におすすめの勉強法をまとめました。
以下にダイジェストで紹介していきます。
詳しい内容が気になったら、ご自由に参考にしてくださいね。
中国語初心者向けのおすすめの勉強法(ダイジェスト)
中国語初心者は、2つの事を目標にします。
- 中国語の雑音感をなくす
- 中国語を勉強する習慣を付ける
期間は1日2時間取れる人で14日ほど。
初めて中国語を勉強する時、中国語が雑音にしか聞こえず、
「これ、本当に聞けるようになるのかな…?」
と心配になります。
でも頑張って毎日練習していると、2週間後には「これは中国語だ!!!」と感じるくらいには慣れています。これで合格。
中国語の勉強はとっかかりが一番難しいので、2週間かけて毎日勉強する事に慣れていけば100点満点ですよ。
具体的な勉強方法は別の記事で細かく解説したので、よかったら覗いてみてください。
中国語初級者向けのおすすめの勉強法(ダイジェスト)
中国語初心者の定義は、「HSK4級合格前」としています。
中国語初心者からいきなり発音や文法を一生懸命勉強すると、あまりの情報量の多さに圧倒されてしまうと思います。
なので、中国語初心者の目標は、「身体で中国語になれる」事にします。
結果的にHSK4級に合格するレベルの文法やリスニング力が付けばいいので、勉強の捉え方を少し感覚的にしてあげるといいかなと思います。
2週間かけて、初心者向けのテキストの例文を「何となく空で言える」レベルまで繰り返し練習します。
同じテキストを5~10周くらい繰り返すとそれくらいのレベルになるはずなので、14日目には1冊を1日で終わらせられるくらいまで頑張ってみてください。
おすすめのテキストと使い方はこちらの記事にて紹介しているので、よかったら覗いてみてください。
中国語中級者向けのおすすめの勉強法(ダイジェスト)
HSK4級に合格すると、得意不得意はあるもののある程度の短い文なら書けるようになっていると思います。
ただし、会話するとなると得意不得意があっちゃ困るので、一旦基礎を理論的に復習すると、知識が整理されて今後の勉強が進めやすくなります。
また、このタイミングで発音も一緒に勉強すると、文法がある程度固まったタイミングと発音できるようになるタイミングが一致するので、中国語の勉強が面白くなってきます。
私はこのタイミングで急激に中国語を伸ばせたので、勉強法は自信があります。
1か月くらいでHSK5級レベルを目指せるようになってくるので、興味がある方は見てみてください。
中国語上級者へ
中国語上級者への道を目指し始めると、もう自分に合ったテキストが無くなってきます。
唯一の方法は、「言えなくて悔しかった思いを経験する事」で、表現できない内容を探しては潰していくというやり方が有効になってきます。
たとえば、「HSK6級ってどんな試験なんですか?」って中国語で聞かれたら、どうしますか?
実際にそんな会話をしましたが、まったく言えなくて苦しい思いをしました。
こんな感じに、言えなかった話題を見つけて解決するのを繰り返して表現の幅を増やしていくのが基本の勉強になります。
ちょうど「言えなくて悔しい」と感じられる機会を提供してくれるオンラインコミュニティがあって、私も2021年の1月から入会しました。
私もほぼ皆勤賞で参加するくらい気に入っているので、このコミュニティについてちょっと宣伝します。
公式LINEに登録したときにトークルームにクーポンコードを入力すると、無料体験がついてきます。
さらに私のブログ経由で申し込まれた方限定で、「中国語学習を加速させるためのヒント」という無料レポートをプレゼントします!
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(先にBa baoについて知りたい)
中国語勉強におすすめのテキストはたったの3冊【これとHSKだけで中国語が話せる】
中国語を話せるようになるために、テキストは3冊だけで良いです。
必要なのは文法のテキスト(初心者、中級用)と発音のテキストだけ。
実際に私も3冊のテキストとHSKの問題集だけで話せるようになって、2年で社内通訳に抜擢されました。
初心者~中級までは「たったの72パターン」
初心者~中級までは、中国語の理論を勉強するというよりは「身体で中国語を覚える」感覚の方が違和感なく勉強に入り込んでいけます。
またHSKでは発音のテストはないし、HSK4級以下ではどちらにしても会話ができないので、勉強するものを減らして集中しやすくします。
この本を使った勉強法については以下の記事を参考にすると分かりやすいと思います。
中級からは「7つの術語文」
たったの72パターンのテキストの完成度が高く、HSK4級に合格してからこの本を勉強すると、「少し簡単」と感じると思います。
しかし「たったの72パターン」は文法項目が少し控えめなので、7つの述語文を使って「日⇔中を5秒以内に翻訳できる」練習をして、テキストの例文すべての文法を理解しておくのがおすすめです。
期間は2週間でOKです。
この勉強の経験があったから、自分は今通訳ができているんじゃないかな?と思うくらい有効な勉強法でした。
そのほかの文法の勉強方法についてのアイディアをあと2つ紹介した記事があるので、興味がある方は覗いてみてください。
発音の勉強は「完全教本」
発音の勉強は、もうこの本だけでOKです。
2週間勉強するだけで自分の作った作文を何となく理解してもらえるくらいの発音が身につきます。
この本を使った勉強法は別の記事で詳しく紹介しているのでよかったら参考にしてください。
中国語勉強におすすめのテキストを使いこなす方法【テキストはふっくらするまで使おう】
中国語勉強におすすめのテキストを3冊、上の章で紹介しました。
テキストを3冊に絞った理由は、その3冊に集中するためです。
1冊のテキストを短期間で何周も繰り返すと、自然に内容を覚えます。
▼参考に、私は2週間でこれくらいふっくらしました。
午後の勉強始めます。
パッと文法の本見たら、ふっくらしてて嬉しい。2週間でここまで来ました。
やった量=実力ではないけど、
確かにやった訳で、それ自体は褒めていいと思う。伸びてないならやり方を見直すだけです。全て明日決まるので、今日は今日できることを精一杯やろう。#中国語勉強 pic.twitter.com/VjtwXvFPbn
— TOMO4月中旬で英語の勉強はおしまい! (@try_to921mo) June 1, 2020
さすがにこれくらい繰り返すと内容は大体理解できているので、似たような問題を出されても自然に答えるくらいの応用力もついていました。
一つの参考にしてみてください。
中国語勉強におすすめの記事一覧【過去の勉強法をまとめました】
中国語勉強におすすめの記事を一覧にして貼っておきます。
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