中国で学ぶ新しい働き方

【保存版】中国語を話せるようになるためのロードマップ公開中【全部無料です】

●中国語勉強のモチベーションを保つ方法。【中国語の検定を受ける】

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TOMOです。 2020年は予期せぬ日本待機でくすぶりましたが、その間に中国語能力を大きく伸ばしました。 今後も引き続き挑戦し続ける人になります。 楽しそうなことには何でもチャレンジ! ブログでは ・働き方改革コラム ・中国語勉強コラム ・中国語×働き方の組み合わせ をメインに、考えている事などを発信しています。 Twitterでは、日常的に考えている事を発信したり、後はフォロワーさんとの絡みに使ったりしています。
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こんにちは、TOMOです。

今回は、「中国語勉強のモチベーションを保つには
というテーマでお話をします。

最初に結論。
モチベーションを保つには、目標を決めると強いです。

 

中国語を勉強していると、
自分は現在どれくらいのレベルなんだ?」とか、
どれくらい勉強したら、どれくらい話せるんだ?」とか

そんな悩みに襲われます。
そして何となく想像すると道が険しくて、心が折れます。

 

中国語を勉強している先輩たちを見てみると
中国語の勉強モチベーションの保ち方の共通点を見つけました。

それは、検定試験を受けていることです。 ほとんどの人が、HSKと中国語検定を受けています。

大飞虎さん(@RoomMTiger

 

yukiさん(@yukiwithmyhobby

 

Yuriさん(@Yuri18937895)

 

みんなHSKを受けています。
中国語の学習と検定試験は、セットみたいなもんですね。

 

今回は、中国語の勉強のモチベーションを維持するために受ける
検定試験の種類と求める能力について解説します。

 

中国語勉強のモチベーションを維持する。【検定試験のレベルと求める能力】

「今年中に〇級を取る」のような目標が決めやすいので、
中国語の勉強モチベーションを維持するために
検定試験がよく利用されています。

 

英語関係の検定でもTOEICやら英検やらTOEFLやらSATやらあるように、
中国語の検定もたくさんあります。

有名なものは、「中国語検定」「HSK」「TECC」です。

それぞれについて見ていきましょう。

 

結論から言うと、HSKが世界的に最も有名なので、
合格した時のコスパが一番高いです。

 

▶中国語勉強のロードマップを作成しました。

参考記事

中国語知識ゼロから勉強して
簡単な日常会話ができるレベルまでの勉強法や
おススメの参考書などを紹介しています。

 

中国語検定

日本で一番有名な検定です。
中国語検定と言うと、基本的にはこの検定の事を指します。

運営は「一般財団法人 日本中国語検定協会」です。

3月、6月、11月の年3回行われます。

「中検」と「HSK」は同じ中国語の検定試験ですが性格を異にする試験です。
「中検」は,中国語読解及び聴解能力のほか翻訳能力を問うものです。
「HSK」は,中国語による設問に中国語で答えることを求め,中国語の運用能力のみを問うものであり翻訳能力は問われておりません。
したがって,中検は日本の企業での活躍を目指す方,HSKは中国の大学本科への留学や中国企業で活躍を目指す方に適していると言えるでしょう。

一般財団法人 日本中国語検定協会「中検」と「HSK」との違い より

 

通訳を目指したいなら中検がおススメ。
流ちょうにコミュニケーションをとりたいなら、
HSKがおススメという位置づけのようです。

 

3級以上を取得すると履歴書に書くことができます。
(簡単な日常会話ができるレベル)

仕事で使うなら、2級以上を取得すると評価してもらえます。

 

通訳を目指して、中国語⇔日本語の変換を頑張りたい人向けの試験です。

 

HSK

世界標準の中国語の検定試験はHSK(Hànyǔ shuǐpíng kǎoshì)です。

中国版の文部科学省(政府教育部)が認定している
世界共通の中国語試験です。

 

留学をするときなどに
「HSK何級です」と答えると
レベルが理解してもらいやすいです。

HSKは6級が最高級(中国語検定と反対)なのでパッと見違和感ですね。
6級を取ると、通訳案内士の一次試験が免除されるという特典があります。

 

運営は「一般社団法人 日本青少年育成協会」です。

試験は毎月行われていますが、
全国どこでも受けられるわけではないので注意。

メインが東京、プラスで地方が数か所、毎回変わります。
最近はweb試験であれば、どこでも受けれるようになりました。

 

HSKは中国語で中国語に応える試験なので、
「中国語をどれだけ自然に使えるか」をテストしています。

 

HSKと中検は比較されることが多いので、中国語検定のHPから参考の図を引用します。

HSKの級と級の間のレベル差が激しいので、
HSK5級と6級の間に中検2級を受験したり、
穴埋め的な役割で両方の検定を受けている人も多いです。

 

受検と受検の期間が開くと
中国語の勉強のモチベーションが下がってしまうので、
こういった勉強をする人が多いんですね。賢いです。

 

TECC

TOEICみたいな試験です。
「○級」っていう試験区分は無くて、スコアで評価します。

運営者は「株式会社ハオ中国語アカデミー

TOEICみたいに、600点くらいあると履歴書にかけるようになります。

受験は年2回(6月と12月)に挑戦できます。

 

コミュニケーション能力を問う試験なので、
日本人は苦手(〇級取ったから安心ができない)ため、
今のところ比較的マイナーな試験です。

日本人が一番弱い力を試験を通して鍛えようという趣旨のものなので、
今後TOEICプラスTECCというのが社内昇格要件になる事も、
もしかしたらあるかもしれませんね。

 

中国語勉強のモチベ維持の第一目標【HSK5級と経験で軽い通訳をする】

中国語の勉強のモチベーションを保つためには
その先の事を考えておくと、ワクワクして勉強する気になります。

HSKを勉強する目的って何だろう。仕事や生活で中国語を話すため?

 

例えば、
勉強した中国語を仕事で活かしたいと思ったとしましょう。

 

たとえば社内での簡単な通訳をしてあげるのも
中国語の勉強を活かした立派なお仕事です。

別に商談の通訳だけが仕事じゃなくて、
お客様が来られた時に、近くで軽く話すだけでも
立派なお仕事です。

 

結論:必要な中国語のレベルは、HSK5級と会話の経験です。

専門的な単語については通訳を経験しながら学んでいくとして、
「それってどういう意味?」とか、
「ここを詳しく教えて」とかを駆使してコミュニケーションが取れれば
ある程度簡単な通訳として活躍できるでしょう。

 

HSK5級が目標の理由

まず、中国語の検定試験で一番コスパが高いのが
現状HSKです。

したがって、受ける検定試験はHSKで決定。

 

あとは外国語レベルの判断です。

 

英語で例えると、

TOEIC600点+実際に会話を経験する回数をこなせばある程度会話が成立します。

 

TOEIC700点であれば相当楽しく会話ができます。

 

中国語にも、似たような試験があります。(TECCと言います)

TECCの場合も同様と考えてOKで、
スコア600点~700点以上あれば、それなりに会話が成立します。

 

TECCのサイトから引用すると

TOEICと同じくらいのスコアの見方をしてもよさそうですね。
600点で仕事レベル、
700点で海外でも仕事ができるレベルだそうです。

 

それを別の検定試験に置き換えてみましょう。
中国語スクリプトさんの記事によると、TECC600~700点はHSK5級、中国語検定2級レベルとのこと。

 

HSK5級+中検2級を取得しておけば、
中国語でお仕事ができるレベルになるよっていう事。

 

したがって、中国語の勉強の第一目標は、
HSK5級(または中検2級)+会話の経験で簡単な通訳をできる事

 

って感じで良いと思います。
とはいえとても難しいので、2年プランで考えましょう。

 

中国語の勉強を活かすために、検定を受けよう

中国語を勉強する理由は、
中国人とコミュニケーションを円滑に行えるようにするためです。

せっかく中国語を勉強したら
その能力がどれくらいあるのか?をチェックできると
中国語の勉強の進捗が測れます。

 

目標もなく勉強を続けるといずれモチベーションが保てなくなるので、
中国語の勉強の目標を立てるために、HSKなどの検定試験をおススメします。

 

最初の目的は、
「中国人と日本人の間で、簡単な通訳をする」
こんな感じがいいんじゃないかなと思います。

 

そして社内で通訳をするならTECC600点レベル、
海外で働くなら700点レベルが必要という事がわかりました。

 

別の検定に換算すると必要なレベルは、HSK5級or中検2級です。

必要な勉強時間とか参考書などは、
以下の記事にまとめました。参考にどうぞ。

あくまで目安です。
掛けられる情熱が多ければ期間は短くなるし、
情熱が少し不足すれば、期間は長くなります。

 

あとは、覚えている単語が多いと苦労することも少ないんだろうなと思いました。
とはいえ単語を覚える時間そのものが苦痛なので、
極力時間を掛けずに覚えられる工夫が必要ですね。

 

私は2019年内にHSK4級を目指して合格しましたが、
まだこれがスタートラインです。

2020年は1年間中国で生活するので、
中国語能力をもっと伸ばしつつ、HSKを踏み台に、
徐々に通訳業務の仕事を受注できたらいいなと思っています。

 

中国語の勉強、頑張りましょう。

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