●理想の生活スタイル実現のためにビジネスでやるべき事【得意×需要を考える】
こんにちは、ビジネス評論家のTOMOです。
あなたの将来の夢の中に、「ガツガツ働くのをやめて、ゆっくり生活したい」とか、「毎日遊んで暮らしたい」っていう物はありませんか?
今回は、「いつか起業したいな」という人や、すでに企業している人に向けて、Catch the Webが発売している「マインドセットの極意」から、理想のライフスタイルについて話している動画の内容についてお話しします。
気になる方は、カテゴリ「マインドセットの極意」に、
「マインドセットの極意」という教材の内容を全部アウトプット(ネタバレ)していっていますのでご参考にされて下さい。
理想の生活スタイルを実現するためには
- 競合の提供できる価値
- 顧客が望んでいる価値
- 自分の提供できる価値
俯瞰したところから現状を見て、自分だけが必死になることなく、仲間を巻き込んでビジネスができれば、理想の生活スタイルが自由に描けるようになります。
ビジネスで成功するために必要な3つの要素【マインドセット・ビジネスモデル・マーケティング】
ビジネスで成功するためには、
- マインドセット
- ビジネスモデル
- マーケティング
3つのTともいわれています。
- タイム(=マインドセット、短期間で)
- タイミング(=マーケティング、トレンドをつかんで)
- テーマ(=ビジネスモデル、売れるものを売る)
どんな人も、大体おんなじことを言っています。
マインドセット【人の成功のために必要なものを、短期間で一気に提供する】
会社を設立、独立起業するときから持っているべき3つの考え方があります。
一言でいえば、マインドセット。
人の成功のために必要なものを、短期間で一気に提供するという考え方です。
具体的には以下の3つ
- 成功する一番の方法は、他の人の成功の手伝いをする事
- 受け取る報酬額=提供したサービスの質と量
- どれだけ成功できるかは、どれだけの人を幸せにできるかによる
成功する一番の方法は、他の人の成功の手伝いをする事
成功する人と共有する時間が長ければ長いほど、その人の考え方、行動の仕方、作戦の立て方を勉強する事ができます。
その人の基準値に合わせて仕事をこなしていれば、自然とその行動量が当たり前になります。
成功のためのノウハウを身に付ければ、自分もそれに従って行動すればいいので迷いがなくなるのではないでしょうか。
受け取る報酬額=提供したサービスの質と量
報酬というのはお客様が「このサービスにこの対価を支払うのが妥当」と判断して下さった時に初めて貰えるものです。
サービスの質が悪ければ買ってもらえないし、売れる値段も下がっていきます。
量が足りなければどんなにいいサービスを提供していてもそれを享受できる人が少なくなり、売上の機会を損失してしまいます。
言い換えれば、報酬というのは、お客様の幸せを全部合わせて数値化したものともいえるでしょう。
どれだけ成功できるかは、どれだけの人を幸せにできるかによる
上でお話ししている内容と同じで、
報酬は「お客様の幸せを全部足し合わせて数値化したもの」といえるので、
幸せにした人の数が多くて、幸せになった度合いが大きければ、それだけ提供者側には報酬が返ってきます。
成功=報酬額と定義すれば、成功の度合いは、人の幸せ度にいか関われたかが重要になります。
経営者にとっての成功とは?
一般的に言えば、経営者にとっての成功=会社を黒字で経営する事です。
売上を上げて、仕入れ金を支払って、従業員に給料を支払って、それでもお金あるというのが黒字経営です。黒字額が大きくなれば自分の報酬を上げる事もできるし、来たる不景気に備えて会社にためておくこともできます。
イスラエルの物理学者のエリヤフ・ゴールドラットは、会社の目的について書籍でこういっています。
会社の目的は、利益を出す事。「ザ・ゴール」より
個人で考えた場合はちょっと違って、人によって成功の定義が異なります。
私の場合、
1位:金銭 2位:自由 3位:名誉となりました。先ほどの「マインドセット」の項でお話ししたように、「成功」は人を幸せにした度合いに関わってくるので、またステージが変われば優先度も変わります。
ちなみに何も人生変わっていないけど、半年たった2019年10月での価値観は
[keikou]1位:挑戦 2位:責任 3位:金銭となりました。[/keikou]
さすがにダラダラし続けていたら価値のない人間になっちゃうしなという焦りもあります。
定期的に自分を見返してみて、その時の価値観に見合った行動の選択をできるようになると、幸せ度が高くなります。
人生の半分は仕事
人生の半分は仕事です。なので、仕事は楽しくなければいけません。
あとでお話しする10,000時間の法則にも関係しますが、
楽しくないことを10,000時間も努力して成功しようとしても苦痛でしかありません。
好きなこと、得意なことを仕事にするべきです。
上の絵は「バリュープロポジション」と言って、自社が提供できて、顧客が望んでいる価値のうち、競合他社が提供できない価値の事を言います。
ここが自分の得意なことで、好きなことであれば、人に価値を提供しながら自分も楽しい、幸せな働き方ができます。こういう場所を常日頃から探し続けていく事が大事です。
一朝一夕で幸せの目標は見つからないし、スキルも身に付きません。だからこそ、明確な目標をもってそのために努力する、マインドセットが大切といわれています。
10,000時間の法則
1日8時間頑張るならば、
8(時間)x365(日)x4(年)=11,680(時間)
ある道を選んで、その道でプロとして活躍しようと思ったら、大体3年~4年くらいは、そればっかり努力し続ける必要があります。
「石の上にも三年いれば暖まる」ということわざがありますが、まさに3年なんですね。昔の人は凄い。
私が好きなYouTuberのkazuhiroさんも、YouTubeで稼げるようになるのに、ちょうど3年近くかかったというお話をされていました。
人柄が素敵な方なので、あなたも好きになるかも。
引用:GEEK KAZU Next「意外と知らない生活保護になったときの生活内容【生活保護になってブログとYouTubeで生活する方法】」
また、kazuhiroさんはブログとYouTubeで収益化をされていますが、このように、10,000時間かけてプロになったものを2つ3つと作って組み合わせることによって、ライバル不在の場所で勝負ができるようになります。会社が収益の柱を3つほど掲げるのはそういう事なんですね。
とはいえ、磨くためにはどうしても3年くらいかかってしまいます。
楽して短期間で稼げるようになる方法を探している人は、常人の何倍もの努力を短期間でこなせるマインドセットを身に付けてください。それ以外に道はないです。
1日15時間働く
「楽しく仕事をすること」はできますが、最初から「楽をして稼ぐ」事はできません。
手動で仕組みを作り上げて、徐々に自動化していって、最後に楽な状態ができるものです。
覚えておいて欲しいことは
- ビジネスの立ち上がりには時間がかかる
- 結果を出すためには一時的な長時間労働は必要
- 目標に向けて「頑張ろう」と決心したら、こうなるのが自然。
という事。小さいころ、「ゲームを始めたら気づいたら何時間も経っていた」とか、「熱中していたら気づいたら朝になっていた」みたいな経験って誰しもあると思います。
こういう事を自然にできるのが、楽しいこと、好きなことです。
時間を忘れてずーっと作業してしまうような状態ができたら、だんだんと成功に近づいていきます。残念ながら、最初から9時~5時の働き方はできません。
昔のアップルはコミットメントの高い人の集まりだったそうで、週90時間働くという努力っぷりがあったそうです。
だから今のアップルがあるんですね。(参考:スティーブ・ジョブズ『週90時間、喜んで働こう。』)
だから、
それくらい好きなことを自分の仕事にしてみよう!
見つからないならとりあえず手当たり次第にやってみよう!
まず知る、即やる。これが鉄則です。
成長曲線について
何か新しいことを勉強する、トレーニングする、始めるといったときに、自分の成長曲線をイメージすると緑色で示しているような直線になります。
でも実際は、最初は結果が出なくて徐々に傾きが大きくなる、実際は変化の割合が小さい指数関数的に成長していきます。
大体の人は残念ながら成功体験があまりないので、直線と曲線の差が一番大きい場所あたりで挫折して退場してしまいます。
でも実際は、丁度今が結果の出る転換期っていう事が多く、ここを乗り切れば一気に成果が上がり始めます。
知っておくべきことは、始めは結果が出づらいので耐える必要があるってことです。
もうちょっと頑張れば成果が出るのに退場しちゃったら勿体ないです。一つのことにしがみつくのもいい経験です。
成功の法則
成功する人は、目標やビジョンを紙に書いて可視化しています。
明確な目標と具体的な行動計画を紙に書いている経営者って3%くらいしかいなくて、この3%の人は、目標を明記していない人と比べると同じ期間で平均10倍の成果を上げているそうです。
(ブライアン・トレーシー 「働きがいのある人生」、「ゴール 最速で成果が上がる21ステップ」より)
モチベーションは上げられない
モチベーションは、「自分で上げる」とか「人に上げてもらう」という性格のものではありません。
ワクワクした気持ちによって自然に上がってくるものです。
なので、目標達成だけではなくその後の展開についても想像しておくことが大切です。
ビジネスモデル【絶対成功するのは、成功者の丸パクリ。TTP:徹底的にパクる】
絶対成功する!という方法はありませんが、これを守れば成功する確率は飛躍的に上がるという方法はあります。
それは、先人の丸パクリです。
誰かが仮説検証して、一つの理論を作り上げているので、喜んでそれを利用させてもらいましょう。
もしそれが嫌だとしても、知っていて利用しないのと知らないで利用できないのとでは違うので、今回はまず知ることから始めます。
成功するビジネスモデル4原則
堀江貴文さんが提唱している、「成功するビジネスモデルの4原則」というのがあります。
- 小資本で始められる
- 利益率が高い
- 在庫を持たない
- 継続課金の収入になる
というもの。
「脱サラしてビジネスを始めるぞ!」と決心したとしましょう。
たとえば借金をしていきなりラーメン屋を始めたとして
いざお客さんが入ってこなかったとき、そのまま負債になります。
なので、小資本であることがマスト。借金はあまりしないほうが良いです。
在庫は資産になってしまうので、在庫の回転率が悪いビジネスでは最悪、黒字倒産もあり得ます。
継続課金というのは、つまりリピーターですね。
リピーターが増えればその人たちは大切にして、新規でお客様を獲得すれば右肩上がりで収益が伸びていきます。
こういうビジネスモデルを作るのが大切です。
ビジネスモデルはLTVで考える
LTVとは、ライフタイムバリュー(生涯顧客価値)の略です。
一生のうちに、そのお客様がどれだけお金を使ってくれるかという指標です。
LTV=客単価xリピート回数で計算されます。
LTVを上げるために有効とされているのが、フロントエンド+バックエンド戦略です。
フロントエンドというのはエントリーモデルの事で、「初心者はこれがおススメ」といって、安くてまあまあ質が良いものを提供し、喜んでもらいます。
自分というブランドをそこで高めて、「中級者におススメ」という少し高い商品を買ってもらいます。
最後は、「勝ちたいあなたへ」と言って高価な商品を提供します。
お客様としても段階的に物に拘っていけるのでお財布にも優しい感じがしますし、会社側もLTVが上がるので助かる。
一つの商品を壊れたら買うという戦法だと自社製品のリピート率が下がるので、この作戦は非常に効果的です。
マーケティング【最高なのは、売らずに売れる事】
ドラッガーが提唱する、最高のマーケティングとは
「セールスを不要にすること」です。(「マネジメント」より)
セールスを不要にすることというのはつまり、売り込みを無くすこと、売り込まなくても勝手に物が売れる仕組みを作る事です。
これを実現するために、壁を超えていく必要があります。
マーケティング3つの壁
- 知らない
- 買わない
- リピートしない
やるべき事
- 知ってもらう
- 買ってもらう
- リピートしてもらう
マーケティングをうまく行う方法
マーケティングを上手に行うためにするべきことはズバリ、「情報発信」です。
情報発信の効果
- 自社にあった人を集客できる
- 客単価が上がる
- 商圏が広がる
- 紹介が増える
- 口コミが増える
- 社員のモチベーションが上がる
- いい人材が採用できるようになる
良いことが多いですね。とりあえず、やらない手はないなと。
とにかく今の時代は情報発信が大切です。
昔は新聞に広告を出すとか、街中に看板を立てるしか方法がありませんでした。
でも今は、Twitter、インスタ、Facebookなど様々なSNSがあります。YouTubeやLINEもあります。
これらをフル活用したら無料で色んな形の広告が打てます。昔は絵でしか表現できなかったものが、文字や動画を使って無料で広告が打てるようになりました。
ただやみくもに発信しても効果は薄いので、
- 理念:何がしたいのか、なぜこういう活動をしているのか
と
- 価値:専門性、ライバルとの違い
この二つをしっかりと伝える事が重要です。
マーケティング戦略と戦術
2つは混同しやすいですが、
- 戦略:長期的な視点
- 戦術:目の前の敵に勝つための手段
です。
コードギアスR2で、ゼロが黎星刻に伝えているので、気になる方は見返してみてください。
あなたは将棋で例えたら、騎手になれ
経営のステージは3つあります。
- プロフェッショナル
自分が稼いで、会社に安定した収益をもたらす - 組織化、マネジメント
徐々に人に任せていって、チームワークで成果を出す - 会社を任せる ファウンダー
自分がいなくても会社が回る仕組みを作る
徐々に自分が現場から離れていき、自立した組織を作り上げていくことで、
あなたが理想とする会社を作り上げていくことができます。
あなたは飛車でも王でもなく、騎手になるべきです。
会社を任せられる人を育て、会社を仕組み化する事で、強い組織が作られます。
(社長が会社にいなくても回るガーバー流「仕組み」経営 より)
社長が会社にいなくても自動的に成長する経営方法
- 経営理念を整える
社員がそれに沿って仕事をし、会社を整えてくれる - 組織図
最初から「こういう形にしていく」 というのを宣言することで、行動指標になる。役割ははっきりと分担する - 仕組み化
インターネットがあれば仕事ができる時代になった。主婦、学生、外国人、今会社にいない人こそ一緒に働きたい人。彼らと円滑に仕事をできるようにする - 人事、評価制度
ぶれない評価方法、目標管理、ボーナス査定、採用
理想の生活スタイルを送れる経営者になるために
大切なことは3つです。
- 経営者は、勉強しないといけない事+やらなきゃいけない事がものすごく多い
- 経営は受験と違ってカンニングOK
- 先行者の真似をしたらそのまま成功できる
結果を出すためには、正しい効果的な方法を知り、それをずーっと続けることです。
少しでも皆さんの心に刺さるものがありますように。