会社を辞めたいと思っている人へ。最強の退職理由は「留学」です。
仕事を辞めたいなと思っている人向けの記事です。
会社を辞めたいな
仕事を辞める理由はどうしよう
外の世界を見てみたい
こんな悩みにお答えします。
お仕事は楽しいですか?
私の前職の会社では、仕事を楽しいと思っている人はほぼいませんでした。
おそらく、どこの企業もそんな感じだと思います。
一部例外があるとしたら、今でもIT業界は楽しそうに仕事していますよね。
IOT関連も、ベンチャービジネスとして始めた会社は夢と勢いがあって楽しそうです。
まあでも、例外ですよね。
「仕事の楽しさ」はやりがいっていう言葉に言い換えることができて、「何か一つの目標に向かって」「人と力を合わせて」「心から楽しいと思っている」時に発生する感情だと思っています。
しかし、仕事を楽しそうにやっている人が少ない場合は社内には「負のオーラ」が蔓延してしまいます。
平気で「会社辞めたい」って言葉を口にしたり、いつも怒っている人がいたりして、「楽しい」感情からは少し遠いように感じます。
前職の会社の先輩から「仕事辞めようかな」と相談を受けたときに書いた内容に、私が実際に会社を辞めたときの情報をプラスしてお届けします。
会社を辞めたいと思ったら「退職届を出すまでは同僚に話さない」
まず、会社を辞めたいと思っても、絶対に他人には話さないことが大事です。
まだ完全に辞める事が決まっていない段階で「会社を辞める!」って言っても、誰も話を聞いてくれません。
あなたが悪い訳じゃないんですが、あなたの他にも「辞めよっかな」って言ってる社員がたくさんいます。
しかし実際に辞める人って、本当に少ないです。
あなたが口にするのは初めてだとしても、聞かされた相手は何十回も聞いたフレーズかもしれません。
あなたが意を決して話したその発言は、その他大勢の責任感のない発言のせいで、軽く流されてしまいます。
それよりも怖いのが、「一緒に頑張っていこう」と信頼していた同僚を裏切る言葉にもなってしまうので、信頼関係が崩れてしまう事。
会社を退職する事を決定して、退職届を出すまではその単語は出さないで、悩みごとだけを相談するのがベストです。
会社を辞める時の心構え【退職に理由は不要で、簡単に辞めれちゃう話】
まず、悲しい現実をお話します。
あなたが「辞める」といっても、会社はなかなか引き留めてくれません。
「辞める」と言われても上司は「代わりに誰をその業務に補充しようか」くらいにしか考えてくれません。
「辞める」っていう単語は重くて、口に出した瞬間もう飲み込むことのできない言葉です。
「止めても決心は堅いだろうな」と判断されて、
「どうせやめるなら何を言っても無駄」と考え、
無駄なエネルギーを使わないように、事務的に処理してくださいます。
例外があるとしたら、人事が比較的自分に近い場所にある場合は少し対応が変わる可能性があるくらい。
上司の判断だけで社内の人事が決められるような会社であれば、本当に必要な人には引き留めがあるかもしれませんが….。
今の職場で1000万円に満たない給料しかもらえていないなら、おそらく「あなたじゃないとダメ」という状況ではないでしょう。
悲しい現実です。
もし引き留められたとしても、「現在人が足りないから」もう少し頑張ってほしいという本音が隠れています。
なので、「辞める」という言葉は、深く考えたうえで口に出すのが得策です。
また、「会社を辞めるという言葉は、自分の待遇を変えてもらう際の切り札である」と考えるのは、こちらの勝手な思い込みです。
私たちサラリーマンは、「かけがえのない大切な人」ではありますが、「会社にとって重要な人」ではない
という事を、退職する時に思い知らされるので、相当ショックを受けるのを覚悟してください。
会社の辞め方【退職届を出したら一瞬です】
必要な書類は、ひとまず「退職願」だけです。
私もよく調べてみましたが、会社を辞める時に出す書類は
- 退職願
- 退職届
- 辞表
なんてものがありまして、それぞれ意味合いが若干異なるようです。
辞めたいなーと思ったとき、上司に対して、「辞めたいんですけど」っていうお話をするためのツールです。
あんまり求められないです。こっちの気遣いですね、「いつ辞めるか、相談して決めましょう」という立場の時に出せばいいかなって思います。
退職願を出して退職の日程を決めた後に退職届を提出して、正式に退職の手続きを取るところもあるようです。
退職届を出してしまうと、もう後には戻れません。
前向きな気持ちで退職を考えましょう。
会社を辞めたら何をして遊ぼうか?
次はどんな仕事をしようか?
仕事中は現在の仕事のやりきりと、引き継ぎについて一生懸命考えます。
退職をすることで、自分の仕事を他人に振らないといけないので、「ごめんね」っていう気持ちで、丁寧に引き継ぎをしましょう。
最後のコミュニケーションです。
一般のサラリーマンはこれとはほぼ無縁でしょう。
退職よりも迷惑をかけるレベルが大きいから、名前が違うんでしょうか。
退職する際には、上の書類を提出します。
退職届の書き方【社内フォーマットか、テンプレ通りでOKです】
辞める人が一定数いる会社(人の新陳代謝が良くて人材が流動的な会社とか、従業員が多い会社)では事務的に作業をするのが楽なように、大体社内フォーマットが存在します。
社内フォーマットに必要事項を記入してハンコを押したら完成します。
もし指定のフォーマットが存在しない場合は、ネットで検索すると例文が出てきます。
せっかくこのブログを読んでくださったので、一応例文を書いておきます。参考にしてください。
必要な情報は
- あなたは誰なのか :氏名(社員番号があれば、それも書くと親切)
- いつやめるのか :年月日
- いつ書いたのか :年月日
- 退職理由 :わざわざ書くことでもないので、「一身上の都合」
これだけ書いてあれば十分です。あとは上長に提出し、部長から人事部に持って行ってもらいます。
円満に退職するために、聴かれた場合の退職理由を決めておこう【留学って言えばOK。例文付き】
円満退職にするために必要なのは
これに尽きます。
「こんな会社で働けないから退職します!」なんて言ったら間違いなく顰蹙を買いますよね。
ではどう伝えるべきなんでしょうか。
退職の日時については、ある程度余裕をもって伝えておくのがベストです。
徐々に業務の量を減らしてもらいながらフェードアウトしていきます。
よく見るのが「3か月」ですが、有給消化もあるので、4か月前に伝えて、ラスト1か月休むのがちょうどいいんじゃないかな?と思います。
一応法律的には14日前と決まっていますが、あとで絶対に悪口言われるので、やめると決心したら、すぐに伝えてあげることも、優しさです。
退職の理由についてですが
退職理由を言いづらいのは、「会社は辞めたいんだけど、次は決めてない」時だと思います。
でもそれを話すのって中々つらいですよね。
そこで、おススメなのが、「留学します!」って言って辞めてしまう事です。
「今の時代、日本が断トツで一番っていうものが少なくなってきてしまいました。
海外の仕事の事例を勉強するために留学してきます。」
これくらい抽象的に話してしまえば、次に来る質問なんて限られてきます。
「どこの国に行くの?」
これに対しては、好きな国でもいいですし、
その業界でトップを走っている国を挙げるでもいいでしょう。
「数年前まで後進国、新興国、発展途上国と言われていた中国が、いまIT業界ではトップ。
そして先進国並みの景気の良さです。この圧倒的な成長のスピードを肌で感じたい」
とか言うのでもいいでしょう。(2019年追記:私はこの理由を伝えて退職しました。)
その圧倒的な実力を、少しでも肌で感じたいし、技術を吸収して日本に持ってきたい」
こんな理由でもいいでしょう。
とにかく、海外に対するあこがれを口にすれば勝てます。
辞めることに関しては誰も文句は言いません、基本的に、辞め方に対して文句を言われます。
仕事をほったらかしにして突然やめて、残る人に全部を押し付けるから文句を言われるんです。
自分が会社を辞めた後、周りの人が不快にならないように、病気になったりしないように、少しでも気づかいしてあげられれば、きっと円満に会社を辞められると思います。
最後に
会社を辞めようと思うことは多々あるかもしれません。
ですが、決心するまでは絶対に「辞める」という単語は発しないこと
辞めると決心したら、1日でも早く報告すること
退職の日時を一緒に決められるだけの時間の余裕を持つこと
辞める理由を聞かれたら「海外に留学します」と答えちゃう
これが、円満退社のコツです。
せっかく入社した会社なので、できれば一緒に働きたいですが、
辞めるなら、喧嘩をせず良き仲間だったと思ってもらえるように努めましょう。
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