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ファクタリングという、いかにも怪しいチラシが届いた。どんな仕組み?

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TOMOです。 2020年は予期せぬ日本待機でくすぶりましたが、その間に中国語能力を大きく伸ばしました。 今後も引き続き挑戦し続ける人になります。 楽しそうなことには何でもチャレンジ! ブログでは ・働き方改革コラム ・中国語勉強コラム ・中国語×働き方の組み合わせ をメインに、考えている事などを発信しています。 Twitterでは、日常的に考えている事を発信したり、後はフォロワーさんとの絡みに使ったりしています。
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こんにちは、TOMOです。
過去に副業で自営業をしていました。
そのせいなのか、近所に入れるDMを間違えたのか
私の家に怪しいチラシが届きました。
その怪しいチラシには、「ファクタリング」という
見たこともないワードが書いてあったので
せっかくだから調べてみました。

ファクタリングという、いかにも怪しいチラシが届いた。どんな仕組み?

まず、ファクタリングという謎のワードが書いてある怪しいチラシがこちらです。

国が推奨している、資金調達システムなんだそう。
チラシを見てわかるのは、売掛金が回収できなくて資金ショート
黒字倒産してしまう会社が無いように、
間に業者を介して売掛金を回収する仕組みなんでしょう。

 

簿記なんかを勉強していると
現金のほかに「売掛金」、「買掛金」という
ツケのシステムがある事がわかります。

頻繁にに仕入れや販売をしていると、
都度お金を振り込んだり、現金をやり取りしないといけないのが面倒なので
ある程度の信用を基に、ツケ払いをOKとする取引が多いです。

月末やら、期末やら、なんかのタイミングでまとめて支払いをするんですね。

 

で、このツケ払いを認める事で
得るはずだった現金は「売掛金」という形に変化するため
自由に引き出すことができません。

 

仕入れ代金を現金で支払いたいのに、
持っている資産が売掛金ばかりだと
支払いができず、借金に。

銀行から借りたお金を返済しようと思っても
支払いができないため返済できない。

結果的に、帳簿の上では黒字なのに支払いが滞り
倒産するという「黒字倒産」が結構あるみたいです。

 

それを救済するために、
売掛金を持っている証拠となる請求書を仲介業者に、
売掛金を請求する権利をごと売る事で資金ショートを回避する
「ファクタリング」という仕組みが存在するそうです。
(参考:フリーウェイ経理

 

ファクタリングの嬉しさは?怪しい取引じゃないよね?

ファクタリングの嬉しさは一言でいうと、
売掛金を現金として扱うことができるという点です。

普通売掛金は、ある時期にまとめて支払いをされるまで
現金として扱うことができません。

景気が悪い時や銀行への返済が近いなど、資金繰りがピンチの時は
債権を持っているよりも現金を持っている方が助かります。

 

その時に助かるのがファクタリング。
売掛金を回収するまでの間に現金が欲しい時
手数料を引いた現金を、すぐに手に入れる事ができます。

種類は2つあります。

 

ファクタリングの種類について解説していきます。

ファクタリングには、

  • 買取ファクタリング
  • 保証ファクタリング

という2種類が存在します。

買取ファクタリングとは

買取ファクタリングとは、
先ほどまでの説明通り、売掛金がある事を証明する
請求書を債権ごと売る事で
現金にすることができるファクタリングシステムです。

 

今すぐ現金が欲しい!!!という時に利用すると
ファクタリング会社が請求書を買い取ってくれて
手数料を引いた分の現金を手に入れることができます。

 

銀行の融資のような担保が必要ない(請求書の売買取引)ので
自社の信用など関係なく中小企業でも審査に通りやすいというメリットがあります。
代わりに売掛相手の信用が審査対象になります。

 

買取ファクタリングは、「3社間」と「2社間」という、更に2種類に分類されます。

3社間ファクタリング

 

3社間ファクタリングとは、売掛社(取引先)と自社の間に
ファクタリング会社が介入するのが特徴です。

自社とファクタリング会社の間で取引(請求書の売却)
その後に取引先とファクタリング会社の間で取引(債権の回収)が行われます。

 

「自分たちは現金が欲しい、後のことは任せた」という時に利用します。
請求書を売り渡した時点で後のことは関係が無くなるので、
煩わしい作業を全て丸投げすることができて便利です。

 

が、取引先からしたら
買掛相手と支払い相手が違うという事で不信感を持たれる可能性があります。

「あれ、資金繰りが怪しいのかな?」とか
「うちの会社を疑ってるのかな?」とか
信頼関係に影響がある可能性もあるところが注意点です。

 

2社間ファクタリング

2社間ファクタリングは、

  • 自社⇔取引先
  • 自社⇔ファクタリング会社

という取引をそれぞれ行うのが特徴です。
各々が2社間で取引を行うので2社間ファクタリングと言います。

 

債権の回収と売掛金の返済をそれぞれ行わないといけないので
手間がかかるという欠点があります。

借金をして借金を返済する形に近いので、利用する方はわかりやすいかもしれませんね。

 

さらに、ファクタリング会社を利用しているという実態が取引先には全く分からないというメリットがあります。

取引先と今後とも末永くお付き合いをしたい時には
こちらの方が信頼感を損なわずに済むので良いかもしれません。

 

保証ファクタリングとは

続いて保証ファクタリングとは、
「今すぐ現金が欲しい!」という状況ではなくて
「別に今は売掛金を回収する必要はないけど、取引先に返済能力があるかどうか不安」
という時に保険代わりに利用するシステムです。

 

「取引先が売掛金を支払わずに倒産した」なんていう時は
普通は「貸し倒れ引当金」というので仕分けをするのですが
引当金を引き当てたからと言ってお金が返ってくるわけではありません。

その時に、保証ファクタリングを利用していると
取引先が返済できなかった際に、保証会社から代わりにお金を貰えるという仕組みです。

 

このように、「ファクタリング」という仕組みを利用する事で
「信じてたのに!!!」っていう悲しい気持ちになる事を回避することができます。

 

ファクタリングは怪しいと思ってたけど、保険のような仕組みだとわかった

ファクタリングという仕組み自体はチラシに書いてあったように
「国が推奨している」仕組みなんだという事がわかりました。

買取ファクタリングは自社の資金ショートを回避するために
売掛債権を現金化するための、自社を守るための仕組みで

保証ファクタリングは、取引先が貸し倒れしたときに
売掛債権を保証して、共倒れを回避するための仕組みです。

ファクタリングというシステムを紹介するためにチラシを投函してくれたPMGという会社に感謝です。

ファクタリングサービスを提供している会社

最後に、PMGの他に見つけたファクタリングサービスをしている会社をご紹介します。
「私が求めていたのはこれだ!」っていうサービスだったなら
ぜひ活用してみてください。

株式会社セレス

売掛金を買い取るサービス(買取ファクタリング)をしている会社です。
「10秒カンタン無料診断」というツールをつかって事業資金を調達することができます。
(画像は株式会社セレスHPより借りました。)

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黒字倒産という、悔やみきれない倒産の仕方を回避するためにも
ぜひ検討してみてください。

 

 

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