何度目かの最新情報。CHUWIからUBook発送遅れの理由が発表された。
こんにちは、出資者の皆様いかがお過ごしでしょうか。
待ちくたびれてますよね、UBook。
このあいだMiniBookが発表されて、「僕が求めていたのはこっちだった……」
と悲しい思いをしたんですが、でも出資したUBookももはや、自分の子供の様に楽しみ。
8インチのUMPCだと結構画面が小さいので、ちょっとした用途にすら使いたくなくなるかもしれないので、やっぱ11.6インチは手ごろなサイズだと思う。
で、散々発送が遅れておいて音沙汰もなしだったUBookについて、やっとCHUWIから情報のアップデートが来ました。
英語が苦手な方がこのブログを読んでくれている可能性も結構あるかなと思うので、いつも通りメッセージを訳していきます。
最新情報は最下部にあります。
CHUWIからUBook発送遅れについてのメールが来た
皆さんのところにも届いていますよね?
タイトルはUBook遅れのアップデート
なんじゃいそれ。まあとりあえず読んでみましょう。
出資者の皆様
この情報をお伝えするのは本当に申し訳ないです。私たちは製品の時間と先週戦っていました。それは、乗り越えなきゃいけない最もくらい時間でした。
1番目、2番目の発送単位で先週発送される予定だったUBookの検査のために工場に行ってきました。
しかし、そこには100個ランダム抜き取りで検査した中で見つかった問題が残されていました。
ステップ1:-20度の環境で24時間放置、その後室温で2時間放置、さらに60度の環境で24時間放置し、最後に2時間室温で置いておく
ステップ2:製品がしっかり機能するかどうか確認するために、24時間音楽と動画を充電しながらかけっぱなしにする。
恐らく寒い部屋なり暑い部屋なりの環境で耐えられるかの耐久性チェックをしている写真
これは多分充電しながら動画を流しているんでしょう。
これは100個抜き取りで検査し終わった後の製品でしょうね。工場への検査ツアーに行ったときに、「問題が見つかったよ」といって置いてあった状態の写真なんだと思います。
作って終わりだと思っていたんですが、しっかりと耐久性テストをやっているんですね。驚き。
前回のアップデートで、「完成したら検査して、それから送るね」っていう感じの連絡だったんですが、外観チェックだけだと思っていました。
品質管理が徹底されているなと素直にびっくり。
UBookが発送遅れしている本当の原因は、品質試験で引っ掛かってしまったことだった
今回は圧倒的なミスなので、しっかりと文章によって説明されています。
我々日本人にとって、この英語を読む作業が本当に苦痛なんですが。笑
とりあえず「どんな問題が起きているのか」について読んでいきましょう。
このテストがOKになるには、ランダム抜き取り試験において、製品が合格になること、それだけだったんですが、このうち2つの製品において、画面の周りのエッジ部分にすき間が見られました。
本当にちっぽけなスクリーンのトラブルであっても、ユーザーの使ったときの気持ちにおいて考えたら、とても耐えがたいものです。
私たちはこんな低い使い心地なんて半年も我慢できません。
そこで、もうあと数日を使って形状の変更と0.5mmまで曲げられるケースへの変更という解決策を取ります。
青写真を製品に完璧に落とし込むまで、プロフェッショナルグレードのソフトを使ってすべてのUBookを作り直します。
寒い部屋→暑い部屋を通して、環境の変化に耐えられるかをチェックしたら、何個か変形する商品が出てきてしまったとのこと。
Goes Everywhereをキャッチフレーズにしているタブレットで、これは致命的ですね。
「エアコンの効いた快適な環境でならどこでも使えますよ」ってなったら、ちょっとダサいですよね。
というわけで、作り直しをさせてくださいねーとの事。
前もって品質エラーを潰しておいてくれるのはリコールの手間もなくなるので助かりますね。
UBookの発送が遅れたお詫びに、製品をちょっとだけアップグレードします
さあ、メインの内容です。
詫び石がもらえますよ!
キーボードの品質を下げられているままなので、全然納得いかない補填ですが、誠意だけは嬉しい。
H3スタイラスペンはパワフルなH5スタイラスペンにアップグレードします。
H5スタイラスペンは2048筆圧に対応していて、タッチのやり直しが要らなくなるくらい正確にタッチした位置に反応します。
過去に何回も出荷遅れがあり、様々な挫折や失敗、問題が製品の出荷を遅れさせました。
このキャンペーンの核となる価値は、出資者の皆様に高品質、そしてお洒落なデザインをお届けする事なので、今回の事実はとんでもなく苦しいものでした。
フレッシュになったUBookが間もなく、来週に私たちの会社に到着します。弊社の製品チームとシステム設計者によるテストの後、発送が間もなく行われます。
一生懸命耐えて、継続的にサポートしていただいたことで、我々はチャンスを得ました。私たちはこのチャンスを一生大切にして、すべての製品をより良いものにし、恋人のようなお付き合いをしていきたいと思います。
この決定は私たちにとって乗り越えなければいけないタフな数日間です。
ありがとうございます。
CHUWIチームより
1024筆圧だったタッチペンを、2048筆圧対応のやつに変更しますとのこと。どれくらいうれしいのかよくわからないけど、読んだ感じだと、タッチしたところを正確に反応してくれるみたい。
タッチのクオリティがマウスに近づくっていう意味なんでしょうね。
結局2か月遅れたんだからキーボードをアップグレードしてよ!っていうコメントも散見されましたが、残念ながら対応されませんでした。
押し付けると軽く反ってしまう、薄いキーボードが付属してくると思います。ベゼルが細いやつならカッコよかったのになあ。まあキーボードを1000個くらい交換となると、原価が物凄く高くなってしまうので、CHUWIとしても最大限なのでしょう。
とはいえ、状況を説明してくれたし、お詫びもつけてくれるとのことだし、もうちょっと待ちましょう。
超絶長い文章でたいへんだ。
いくつか適当に翻訳していますが、大方の意味はあってると思います。私の英語力だとこれくらいが限界です。
UBookの気になる新しい発送日はいつになりそう?
もう約束を破るのが嫌みたいで、CHUWIも新しい予定を送る事を避けてきましたね。
予定としては、来週に製品がCHUWIに届く、その後品質チェックをする、その後に発送なので、
6月末の発送が現実的なんじゃないかな?と思います。
遅くても夏くらいには届きそうですね。
予定を平気で後ろ倒しにしてくるので、また予想がずれました。
再度到着日の予想を更新したので、こちらもぜひ読んでください。(6.22追記)
60度の環境でも壊れないみたいなので、夏でも気にせず使えそうです。
<関連情報>
UBook関連の今までの全部の記事はこちらで確認できます。
以下おすすめ記事です。
Comment
いつも楽しく拝見させて頂いております。
Ubookの情報が出る度記事が出るのを楽しみにしています。
毎度Chuwiからのお知らせにはガッカリさせられますね。共に支援者としてじっくり待って耐え抜きましょう。
今後も記事の投稿よろしくお願いします。
こちらこそ、いつもコメントありがとうございます。
CHUWIから貰えるUBookの情報は、日を追うごとにどんどん悲しいものになっていっていますね。
最近の私は「全くの未着手」を想定するようにしていたので、今回の情報を見た時は逆に感動すら覚えました。
タッチペンのアップグレードがどれくらい性能に影響があるのかわかりませんが、楽しみに待ちたいと思います。
また新しい情報を見つけたら更新します。
また要望ありましたら頑張って記事書くのでお気軽にどうぞ。