●HSK4級の単語を覚えるコツ【アウトプットが近道です。】
こんばんは、TOMOです。
今日はHSK4級の単語を覚えるコツについて解説します。
まず簡単に自己紹介。
HSKを受検するときに、単語を覚えたほうが良いかなー?なんて思って単語帳を探したんですが、めちゃくちゃ高くて買うのをケチりました。
HSK4級の出題単語は1200語あります。
どの単語帳も単語数は網羅されていて、かつCDも例文もあって至れり尽くせりなんですけど、価格は2000円だったので、入社前の私には時間はあるけどお金はなくて。自分で単語帳を作りました。
一応本屋さんでのぞいては見たんですけど、どれをみても大差なく良さそうであり、不要そうでもあり。でもよく考えると単語帳のCDは聞かないし、例文は読まないので本じゃなくて紙で良いやと思ったのが、単語帳自作のきっかけです。
そして市販の単語帳には暗記できなかった単語を復習する方法がなく、結局書くしかないのも不満点でした。
単語は単語帳を読み込んで覚えるのではなく、アウトプットして覚えるのが近道です。
- HSK4級を受検しようと思っている人
- 単語を覚えるのが苦手な人
- 単語暗記のコツが知りたい人
今回はHSKの単語を覚えるコツについて解説しながら、最後に暗記に使える単語帳の紹介をします。
HSK4級の単語を覚えるコツ【アウトプットが近道です】
HSK4級の単語を覚えるコツは、アウトプットする事です。
軽く解説します。
HSK4級の単語は1200語あって、一気に覚えようと思うと量がめちゃくちゃ多いです。
1日300単語覚えてやっと、「効率的に覚えたな」と思えるレベル。
とにかく単語量が物凄く多いので、作戦は一つ。
覚える量を減らす事です。
- 知らない単語を炙り出す
- 炙り出された単語を覚える
- 覚えられるまで何度も確認する
そのためにはまず、「どの単語を知っているのか?」をテストをする事が大切です。
知っている単語も知らない単語も混ぜて300単語を覚えようとしても、恐らく初日で脱落します。300単語はさすがに多すぎる。
そこで、覚えるべき単語そのものを減らしてやれば、1日あたりの負担も減るし、「あ、これ知ってるのに見ちゃった」というエネルギーの消耗も防ぐことができます。
勉強のコツには正解がある。【インプット3割アウトプット7割】
世の中では、勉強のコツについてある程度正解が決まっています。
それは、覚えたことを意識的にアウトプットする事。
子供の成長が早いのは、周りの大人たち(お母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃん)が一生懸命に話を聞いてくれるからです。
- 「今日はね、○○君と遊んだの」
- 「今日学校でね、サッカーしたの」
- 「九九を覚えたよ」
もっと小さい頃は、
- 「あーあー」
- 「ぶーぶー」
大人になると、ちょっと恥ずかしいのでアウトプットする機会が極端に減ります。
「へー、それで?」って言われるのが怖いし、
スマホ見ながら適当に話を聞かれるのもつらいし、
いつしかアウトプットする事が減ります。
「凄いね」って喜びながら聞いてくれる人もいないので、頑張る意欲もわきづらいです。
でも、世間的には勉強のコツはある程度確定しました。
勉強のコツは、アウトプットする事です。
「記憶の定着には「7:3」が効く! アウトプットで学習効率を上げよう」-ウーマンエキサイト
「アウトプットで成長は加速する!学びを発信する3つのメリットについて考えてみた。」-WANTEDLY
アウトプットしすぎ位を意識して、忘れる直前に思い出すことが大切です。
で、このインプット3割アウトプット7割を紹介している本が、アウトプット大全
これを単語の暗記に活用すると、
覚える→テストを繰り返すことで「思い出す力」を養うと、テストの時に使える単語を覚えられて質が良いのでお勧めです。
HSK4級の単語は暗記しに行くのではなく、使えるように勉強すると、記憶に残る
HSK4級の単語は、暗記のために一生懸命時間をかけて覚えるじゃなくて、即テストすると覚えやすくなります。
例えば、暗記のために時間をかけて単語を覚える方法と、暗記はほどほどに、テストを何度も繰り返す方法と2パターンで単語の定着具合をテストしてみました。
結果、1時間後に確認してみたところ
テストを繰り返した方法の方が、記憶に残っている単語の数が多かったです。
こうやって繰り返し思い出すようにすると、単語が自然に出てくるようになります。
テストでは時間が限られているので、思い出し力を鍛えておくと、時間に焦る事が減ります。
そして単語帳の暗記に費やす時間は成長の実感が無いので面白くないですよね。
でも、テストして正解した数を評価の指標にすると、日々成長を感じられて面白いですよ。
HSK4級の単語の暗記アプリ開発の思い【HSK1級~3級もあります】
従来の単語帳の不満点は、
- 高い
- 読まない情報が多い
- 製本されていると汚しにくい
- 覚えたかどうかチェックできない
そして、従来の単語帳を勉強する事によって得られる能力は、「書く」ことに重点が置かれています。
でも私たちが日本で生活するときもそうですが、
実際に中国人と仕事するときも一緒に生活するときも、
文字を書く機会はほとんどありません。
HSKはWeb試験がメインになりつつあり、試験で求められる能力も書く⇒タイプするに移り変わっています。
というわけで、こんなアプリ作りました。
最終的なゴールとして手書きできる事も素晴らしいですが、
最初に会話をしたいとか、メッセージのやり取りをしたいという気持ちなら、
ピンイン入力に慣れるのが実用的なコスパが高いです。
これが新しい時代の常識になります。
要求仕様は
- 市販の単語帳と同じ単語数を網羅している
- 例文、音声は不要
- 一思いに書き込みできると嬉しい
- 無駄を省いて、安いのが正義
- 暗記できなかった単語を簡単に復習できる工夫
仕様を明確にすると、やっぱり市販の単語帳じゃダメでした。
単語帳は一生懸命読み込んで覚えるんじゃなくて、アウトプットして覚えるのが効率が良いです。
概要の動画を撮ってみたので、よかったら見てみてください
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それではまた!
インプット3割アウトプット7割ですよ。