中国駐在前に打つべき予防接種8種。方法とワクチンの種類を紹介
海外の医療費は高額なので、医療費で日本の家族が破産する恐れもあります。
「どんな保険があるんだろう?」という情報調査のために、資料をもらっておくのがおススメです。AIGなら資料請求は無料なので、一度検討してみてください。
ちなみにリンク先は留学保険ですが、この内容をもとに近くの保険会社に行って「カスタマイズ」してもらうのが一番いいんじゃないかなと思っています。
こんにちは、TOMOです。
今回は、「中国駐在前に打つべき予防接種の種類」というテーマでお話します。
周りに中国に行った人が少なかったために情報不足で非常に困ったので、その経験をお伝えしたく、記事を書いています。
一度誰かが困ったら、次はだれも困らないようにしたい。
それが素敵な世の中だと、思っています。
さて、今回は中国に行くことになった場合に受けておいた方が良いワクチンの種類と、予防接種を受けるための方法についてご紹介します。
- 中国に長期で滞在する人
- 旅行で中国に行くが、田舎を回る予定のある人
- 出向を命じられて心配している人
特に仕事で中国に長期間滞在する場合、ビザの準備も大変なので、ぜひ当ブログ(サラリーマンの働き方改革+)を参考にしていってください。関連記事は下のほうにまとめています。
中国に行く前に予防接種を受けよう。なぜ必要なの?
小さい頃に、日本でも予防接種を受けたことってありますよね。
何の予防接種をしたか覚えていないですが、たくさんの予防接種をしたと思います。
小学校でも、ツベルクリンという注射をした覚えがあります。
ハンコ注射もしたな。何だったんだろう。
日本で受ける予防接種は、「日本で感染の可能性がある病気」に対してのワクチンを受けます。
同様に、中国に行くなら「中国で感染の可能性のある病気」に対してのワクチンを受ける必要があります。
中国ではまだ狂犬病を持った犬がいるといわれています。
「わんちゃん可愛い、さわっちゃお」と思って、噛まれて感染したら
生存率ほぼ0パーセントだといわれています。(参考:狂犬病 – 日本獣医学会)
自分を守るために、予防接種は必要です。
中国に行く前に打つべき予防接種の種類はどれくらい?
私が訪れた病院では、中国に行く前に必要な予防接種の種類は、全部で8種類ありました。
※接種履歴や抗体の関係により、個人差と先生の判断で数は変わります。
中国に行く前に打つべきと言われている予防接種の種類の内訳はこちら。
- ルーティーン(おたふく風邪など)
- A型肝炎
- B型肝炎
- 日本脳炎
- 狂犬病
- 腸チフス
- ポリオ
- マラリア
種類が多いですね。過去に打ったことのあるワクチンがあれば、
病院の先生にその旨を伝えましょう。
予防接種は高いし痛いので、重複したら勿体ないです。
中国に行く前に打つべき予防接種、どこで受けるの?
予防接種を受けるのは、近所の病院でOKです。
「中国に長期滞在するので、予防接種をお願いします」と言って予約すればOK。
必要なワクチンは何ですか?と聞かれたら、前述した8種類をお願いしましょう。
- ルーティーン(おたふく風邪など)
- A型肝炎
- B型肝炎
- 日本脳炎
- 狂犬病
- 腸チフス
- ポリオ
- マラリア
もし、過去に接種したものがあれば、それも同時に伝えます。
分からなければ、先生が何とかしてくれます。(朗報)
血液検査で持っている抗体がわかるようで、その検査をしたのちに、接種するワクチンを決定しました。
予防接種は割とどこでも受けられます。
ただし気にする必要があるのは、「その病院にワクチンがあるかどうか?」です。
ワクチンと言えばインフルエンザが有名ですが、あれもワクチンの在庫が病院にないと受けられません。
事前に病院に、「中国に行くのでワクチン接種をしたいです」と確認しておきましょう。
在庫が無ければ取り寄せてもらえますし、もしそこで受けられないなら病院を紹介してくれます。
私も健康診断を受けた病院で、「予防接種はできますか?」と聞いたところ、近くの病院を紹介してもらいました。
旅行に特化した病院だとワクチンを保有してる確率が高いみたいです。(トラベル外来とか、トラベルクリニックとか言ったりします。)
中国に行く前に病院ですべきことはもう一つ。
それは、健康診断です。
健康診断は限られた病院じゃないと受けられません。結構面倒くさいです。受け方と準備する物の解説はこちらの記事で。
予防接種を打つ前に準備する事
予防接種を打つ前に準備する事がいくつかあるので、ご紹介します。
- 病院に、ワクチンがあるかの確認
- ワクチンがあればそのまま予約
- 会社から指示があれば、ワクチンの種類を書いた紙
- 領収書の宛名(必要な場合)
- 過去に接種したワクチンが分かる資料(母子手帳など)
ざっくりこれだけ。
病院にワクチンが無ければ入荷まで待ちましょう。
一般的に打つワクチンは上で示した8種類ですが、会社から特別に打つように言われているリストとか、「これだけ打ちなさい」というリストが渡されていれば、それを予約時に伝えます。
予防接種は自費診療になるので、領収書を貰って会社の経費にできるかどうかを確認します。
受けたことのある予防接種があれば、それが分かる資料があると、一部省略できます。
私は特に何も資料が無い(母子手帳もなくした)し、
会社からの指示もなしなので、病院に完全お任せで予防接種をやってきました。
血液検査をして抗体をチェックし、足りない抗体のワクチンを投与してもらいました。
これでおそらく免疫が付いた思う。
予防接種時の注意事項
一般的な予防接種の時の注意事項と同じですが、念のため。
端的に言うと、普段と同じように生活していればOKです。
「今日の体調はいつもと違うな」と思った場合は、遠慮なく先生に相談してください。あなたの命は一つだけです。大切にしましょう。
- 予防接種後しばらく(30分くらい)は、急な体調変化の可能性あり。病院とすぐ連絡が取れるようにしておく。
- 1週間~1か月以内に、実際に感染したような軽い症状が出ることがある(私はおたふくの超軽い版が発症。熱が出て、耳の後ろが痛かった)
- 接種した部分を強くこすらない。(入浴はOK)
- 身体の免疫関係がいつもと違うので、激しい運動を避ける(飲酒したけど、飲んだらすぐ酔っ払った気がします)
- 体温が37.5℃を超えると受けられない事がある。
- ワクチンに含まれる成分にアレルギーがあると、受けられない
- 心臓、肝臓、腎臓、血液の調子が悪いと、受けられない事がある
- 過去に予防接種でアレルギー反応があった場合、注意が必要
- 二日酔い、体調不良、寝不足の時は避けたほうが良い。
- 接種部位を清潔に保つ
- 女性の場合、接種前1か月は避妊しておく(妊娠すると受けられない)
予防接種をしたけど犬にかまれたらどうする?
予防接種をしたから大丈夫!と思っていましたが、
もし犬にかまれた場合は、予防接種をしていたとしても、即病院に行きましょう。
ワクチンを打っていると、かまれた後のワクチン接種の回数が減ります(暴露後接種)
詳しくは、参考記事にて。
<健康診断について>
中国の就労ビザを取得する場合は、病院での健康診断が必要です。その手順などをまとめています。
<中国の就労ビザの取得手順について>
中国の就労ビザを取得するのに、3か月程度は時間を見たほうが良いです。
中国の就労ビザ取得に必要な書類と、手順について解説しています。
中国に行く前に、語学の勉強をしておきたい!
という人のために、勉強方法のロードマップを作っています。
ゼロからの初心者でも、順番に勉強していけば結構話せるようになります。
外国人来华工作许可申请表の申請時、写真はデータにて送付します。
画像の容量が小さいと申請できないので、
写真のデータ容量を大きくする工夫について解説しています。