●「長所=真面目」な人は気をつけて【消耗して人生が辛いだけです】
こんばんは、TOMOです。
前職の会社の同期が結婚して、待望の第一子を迎え入れたんだけど
奥さんが産後うつになってしまい、夫婦ともに格闘していました。
凄く良い人なので、幸せになってもらいたいんだけど、良い人過ぎて、引っ張られてしまってる気もします。
お互いの両親、ヘルパーサービス、探せば選択肢は絶対にあるはず。
心と身体だけは本当に、大切にしてほしい。
今回は、そんな友人と話した内容を紹介します。
- 国内大手メーカーのブラック部署
- 帰宅は毎日23時以降。終電はもちろんない
- 入社して3年経ち、ようやく待望の子供授かったが、待ち受けていたのは奥さんの産後うつ。
真面目なのはとても良い事だけど、頑張りすぎると消耗して辛いので、要領よく生きて欲しいというテーマです。
「長所=真面目」な人は消耗して辛いだけ
まず質問です。
「真面目」=自分の将来に真摯に向き合えるので、人生にチャンスが訪れますが、
もし「真面目だけが取り柄」の人なら、消耗して辛いです。
「誰かに頼るのは不真面目なのか」
そんな事はありません。
でも、私たちは「人に迷惑をかけないように」と、
自立して何でも自分だけで解決できるように教育されてきました。
誰かに頼るのは不真面目なんじゃなくて、要領が良いと言います。
自分一人で抱え込んで仕事を頑張る人よりも、上手に人を頼る人の方が成果が出やすいです。
でも、それは分かるんだけど、何となく気が引けてしまう。
結果アウトプット量もそこそこで残業時間だけが膨らんでしまい、心も体も消耗してしまう
真面目だけを取り柄にして生きると、疲れる割に幸福度が少なくなります。
真面目な人は、本当に真面目なので、消耗する人生を選びがちです。
本当は辛いのに、気づかないふりをして、我慢しがちです。
世の中は「真面目」よりも「要領よく物事をこなす人」を求めてる
真面目な人にとってさらに追い打ちをかけるように、
国が強烈に推し進めている働き方改革では、従来と同じ時間で従来よりも多くの成果を求めています。
つまり、真面目に仕事をする人は、働き方改革の敵であるという認識です。
時間は有限なので、限られた時間内で大量のアウトプットを出すために
今後は「自分の分身を作る」というのがメインの仕事になります。
自分の仕事を猛スピードでこなしてくれる分身の存在のおかげで、
自分の数時間分の労力で24時間働いたことにできるし、
最高級は「自分が働かなくても分身が24時間働いてくれる仕組み」ができるわけで、世のお金持ちたちは意外と優雅な生活をしています。その理由は、「自分の分身に一生懸命価値を生んでもらっているから。」なんですよね。
真面目な人はどうしても優雅な生活からは遠く、日々苦しい思いをしながら生きる事しかできなくなります。
真面目vs要領の良い人
「真面目な人」=「何でも自分でやる人」
vs.
「要領の良い人」=「手を動かさず、人を動かす人」
月給30万円の人は、かかるコストは60万円、できる仕事は10
月給50万円の人は、かかるコストは100万円、外注費が20万円、アウトプットは50
前者と後者を比較すると、かかるコストは2倍で、出るアウトプットは5倍で、後者の方が人材価値が高いです。
同じ時間働いても、真面目に自分でコツコツ仕事をする人よりも、要領よく仕事をする人の方がアウトプットが多いし、給料1万円当たりで生み出す利益が大きいです。(ROI:費用対効果と言います)
となると当然、会社はコストをかけてでも要領の良い人を雇いたいし、要領の良い人は仕事に使う体力に対して給料が非常に多い、いわばコスパ良い仕事というwin-winの関係になります。
同じことをブログでたとえてみます。
ブログの記事を投稿するのに、大体こんな感じに時間がかかります。
- 記事を書くのに60分
- 画像を入れるのに30分
- 文字の装飾に30分
画像挿入と文字装飾を外注すれば60分浮くわけで、
1記事作成する時間で2記事書けるようになります。
1日2時間で200円の利益(真面目な人)
1日2時間で4記事(400円)-外注費(100円)
つまり300円の利益(要領の良い人)
10日で1000円、記事数を増やせば更に差が広がります。
次に動画コンテンツでたとえます。
動画をアップするために必要な作業は
- 撮影に30分
- 編集に30分
- 装飾に30分
- 字幕に60分
撮影以外を外注すれば、2時間で8時間分のアウトプットができますね。
要領が良い人は、こういうコスパの高い事をしています。
動画の撮影30分だけで、文字起こしで記事が書けるので、
30分の作業以外すべて外注できます。
つまり、30分で4時間半の作業が完結してしまうわけで、
自分の価値を分かっていれば、要領が良い人の方が圧倒的に強いです。
「真面目」だけでなく、要領よくなる工夫をしよう
真面目だと、心も体も疲れます。悔しいですが、
頑張っても報われない理由は、あなたが真面目である事が原因だったりします。
実は一見不真面目な、要領の良い人の方が成果が出るし、心も体も健康に過ごせます。
とはいえ真面目である性格は強くて、「変わろう」と思った時に努力ができるのが長所です。。
要領よくなるために、自己研鑽できれば、真面目さを活かしてレベルアップが可能です。
人に頼むのが苦手なら、自動化プログラミングが最強ですよね。
真面目にコツコツと、自分の分身を作って、代わりに働いてもらいましょう。
子供と、奥さんのためにも、あなたが健康でいる事が最も大切です。
あなたの家族は、あなたがしっかりと支えてあげてください。
そして、あなたは、あなたがしっかりと支えてあげてください。
奥さんの産後うつは辛いと思います。
支えてあげたい気持ちも痛いほど分かりますが、
あなたは仕事に、奥さんは自分の回復に一生懸命になるべきです。
一次的に両親のもとにお世話になっても良いし、
自治体によってはケアサービスを提供していたりします。
まずは「誰かに頼れないかな?」を探して、
体勢を整えてから、心を込めて子育てをしてあげてください。
子供も、悲壮感漂うお父さんよりも、楽しそうに家に帰ってくるお父さんを見たいはず。
「早く大人になりたい」
こんなセリフを子供から言ってもらえるように、
私たちはもっと頑張るべきだよなと、心から思っています。
あなたの働き方改革サポーター TOMOより。