●HSKの過去問に自分でピンインを振る方法。【スクリプトは自分で作る】
こんばんは、TOMOです。
夢は日本と中国のビジネスをつなぐことです。
中国輸入をしている人の仕入れツアーに通訳として同行したり
各種展示会で、中小企業向けにフリーの通訳をしたり
中国語学習用の教材を作ったり、YouTubeなどで発信活動をしたり
こんなことができればいいなと思っています。
先日の食事会にて中国語を話せる人の需要が凄い高いらしいという事を知り、
「急いで勉強しなきゃ」という気持ちになっているところですが、HSKの勉強がちょっと停滞中。
食事会についての記事はこちら
理由はHSK3級の試験から、急に難易度があがるから。
問題文にも解答にもピンインが載っていないので発音がわからない!
中国語初心者からスタートすると一番最初に躓くポイントなんじゃないですかね。
私は思いっきり躓きました。
でも、中国語なんて言葉なんだ。やれば誰でもできる。(東進予備校のパロ)
今回は、HSKの勉強中につまずく、
問題にも解答にもピンインが載っていなくて困る!というトラブルを
「自分でピンインを振ってスクリプトをつくる」という方法で解決した、その手順を紹介します。
「問題文で使われている単語のほとんどの単語が分からない」
というトラブルは、おそらく3級か4級がピークだと思います。
ちょっと時間が掛かりますが、
丁寧に対策をして、確実に発音を身につけましょう。
HSKの問題やスクリプトからピンインがなくなった!
HSKでは、2級と3級の間に大きな壁があります。
それは、問題文や解答からピンインがなくなる事。
めちゃくちゃ厄介です。
まずは2級
漢字の読み方がわからなくてもピンインが振ってあるので、
中国語初心者ですら、ある程度発音が分かります。ローマ字読みに近い部分もあるので。
続いて3級
ピンインが消えました。
こうなると単語の意味と発音の両方を覚えないと戦えなくなります。
分からないなら仕方がないから勉強して覚えるんですが、
HSKからいったん離れて単語帳を見る?
否!我々にはそんな時間は無い!
という事で、HSKの過去問にそのままピンインを振ることで、HSKから離れることなく勉強を続けます。
HSKの問題にスクリプトにピンインが無い?それなら自分でつけちゃおう!
HSKの問題にピンインがないなら、つけちゃえばいいじゃない!
自分でスクリプトとピンインを振ります。
こうすればリスニング問題をシャドウィングしやすくなり、あとは聞いて発音して、覚えるだけです。
こっからは費やす時間の勝負。
ピンインさえ分かれば単語の読みに悩むこともないので、
後はひたすら覚えるのみです。
シャドウィングして、音読して、ひたすらに中国語に触れ続けましょう。
HSKのスクリプトにピンインを振る方法
現状、私が採用している方法をご紹介いたします。
まずはお手持ちのスマホで写真を撮って、テキスト化します。
パソコンにて、Googleドライブを起動します。
“+新規”と書いてあるボタンをクリックします。
ファイルのアップロードをクリックします。
撮った写真を選択してアップロードします。
アップロードした画像を右クリック。
「アプリで開く」→「Googleドキュメント」をクリックします。
するとあら不思議。
画像の下に、画像をテキスト化した文章が登場します。
これでテキスト化が完了。簡単ですね。
しかしこのままでは若干誤字が存在しますので、修正します。(これが面倒くさい)
簡体字が日本の漢字に書き変わったり、全く違う漢字になったりします。
漢字の読み方がわからないのでピンインを振るわけですから、
当然ピンイン→漢字という修正法は使えません。となると、もう手書きしかない。
手書きで漢字を入力できるサイトを利用します。
水色の四角の中に漢字を書くと、右に候補が表示されます。
クリックすると下の枠に表示されますので、コピペして書き換えましょう。
全部書き換えたら、最後にピンインを振ります。
簡体字ピンイン変換のサイトを活用させてもらいます。
修正し終えたスクリプトを枠内にコピペします。
「ピンイン形式」と「テキスト表示」にチェックを入れます。
最後に、「ピンイン変換」ボタンをクリックします。
すると、すべての漢字に対してピンインを自動で振ってくれるので、先のドキュメントファイルに貼り付ければ完成!
スクリプトとピンインがあれば勉強が捗る。あとはひたすら聴きまくって練習しよう
自分専用のスクリプトができれば、
あとはそれを使ってシャドウィングのみです。
- 最初はピンインを追いかけながらシャドウィング。
- 慣れてきたら漢字を見ながらシャドウィング。
- 最後は日本語訳を読みながらシャドウィング
パターンはこれだけ。
漢字の読みを覚えるためのシャドウィングですが、
その前のステップとして、ピンインを読むためのシャドウィングを挟むと効率が良いように感じました。
リスニングには2つのステップがあって
- 言われた単語を聞き取る力(何と言っているのか)
- 聞いた単語の意味を理解する力(どんなことを伝えたいのか)
このステップをクリアするために、上記の3種類のシャドウィングを頑張ります。
- ピンインを追いかけてリスニング→音に慣れる
- 漢字を見ながらシャドウィング→読まれている音を把握する
- 日本語を見ながらシャドウィング→音声の意味を理解する
最終的には目をつぶってリスニングしてみて、音と意味がリンクしたらOK、次に進みましょう。
リスニングは本当に、時間との闘いです。
一生懸命耳を傾けた時間だけ、リスニングができるようになっていきますので、
理解できるようになるまでは非常に苦痛ですが一生懸命頑張りましょう。
私は1回分の試験問題を捨てて、ひたすら丸暗記して戦いました。
リスニングは得意じゃないですが、それでもHSK4級に合格できたのは、こういう地味なトレーニングのおかげだと思っています。
スクリプト自作のコツ
スクリプトを自作すると勉強ははかどりますが、
とはいえGoogle翻訳とカメラ画像の読み込みに頼った方法だと、どうしても誤字が出ます。
この問題を回避するためにおすすめなのは、
- できるだけ近くで撮影する事と
- 1枚の写真に1ページ以上写らないようにすること
たとえばA5サイズの本なら、1ページをさらに2分割して撮影すると
文字をよく読み込んでくれます。
手書きで漢字を直していくと、確かに字は覚えますが、
それよりもかかる時間に戸惑い、若干萎えます。
中国語の勉強はやる気と根性が大きなウェイトを占めます。
やる気が続くような工夫を取り入れていきましょう。
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