●サラリーマンの良さを改めて考えてみる。【本当にやめたいの?】
こんにちは、転職相談受付中 TOMOです。
世間では、「サラリーマンじゃ人生詰むよ」とか
「みんな起業して、会社への依存をやめよう」とか
「サラリーマンの稼ぎじゃ将来困る」とか、そういう記事って見たことありますよね。ああいうのを見ると影響されそうになります。
でもサラリーマンって、楽しいんです。
もちろん、仕事はつらいですよ。お客様のために必死に働いて、
上司のために必死に働いて、
自分のために一生懸命働いて
やっときた休日は本当に寝て終わっちゃう。
仕事はつらいですが、
- 毎月決まった給料が振り込まれるので、「だいたい、月にこれくらい使えるな」っていうのが計算しやすい。
- 将来貯蓄したい金額を決める時も、今の年収をベースに計算が立つ。
- あとは仕事を休みたいときは休める。
- 待遇が悪ければ「やめますよ」ということができる。
こんな利点があります。あとは税金や保険料も給料から天引きしてくれるので、入ってきたお金は全部支出できるっていう利点もあります。
なので、安易に独立っていうのは、私はおススメしません。
独立起業なんて、それこそ甲子園を目指す球児くらい努力して、やっと生活できるかっていう感じなので、
そもそもそんな努力が続く人はほとんどいません。
努力を続けられる人がたくさんいるなら、「マインドセット」の教材なんて物はこの世に必要なくなります。
サラリーマンで、会社に依存しっぱなしじゃない状態を作ろうと思ったら、
まあ、副業程度がベストでしょう。
今回の話とは関係ないので、またそれは別の機会に記事にします。
今回は、サラリーマンが、「仕事が楽しい」とか、「やる気」とかの
気持ちを持ちやすい、そんな方法をご紹介します。
サラリーマンが仕事を楽しいと思う理由:孤独じゃない、仲間がいる
個人事業主(自営業)、経営者(社長)なんかだと、本当に孤独だそうです。
毎月の売り上げ、利益の不安が常に頭にあるので、プライベートも気が休まらないとか
人が自分の思ったように動かないとか
本当は自分でやりたい仕事(作業)があるけど、泣く泣く人に任せているとか
誰を信用したらいいのかわからないとか
誰かに教えを請おうにもお金がかかるとか
本当の友達って何だっけ?って思ったりするとか
こういう悩みがあるそうです。しかも相談する相手がいないという辛さ。
その点!サラリーマンの嬉しいことは、
- 仕事の時はみんな一緒に作業を頑張っているっていう安心感だったり
- 上司が判断をしてくれるっていう信頼感だったり
- わからないことは他の部署の人に聞いたらわかっちゃったり
- 「仲間」に支えられて仕事を頑張っていくことができたり
っていう、絶対的なアドバンテージがあります。
一人で頑張るのが苦手、自分で目標設定するのが苦手っていう人は
圧倒的にサラリーマンに向いています。
その中で、みんなで協力して結果を出していくことを楽しめれば、何よりもやりがいになります。
サラリーマンが仕事を楽しいと思う理由:目標がある
達成すべき目標が、サラリーマンにはあります。
きれいごとを言えば、社是とか、社訓とか、企業理念とかそういうのがありますが
実際はその通りに動いている会社は少ない?知っている従業員が少ない?
ので、それよりも、個人の目標っていうものがそれぞれあるはずです。
私は設計職なので、
「納期」「精度」「コスト」なんかが目標になります。いわゆるQCDですね。
それ以外にも、私の個人的な目標としては、
「仕事をほとんどしないで帰る」っていうものがあります。
アウトプットはしっかりと出さないと、それはクビになっちゃうので
「アウトプットはちゃんとするし、納期も守るけど、残業はとことん減らす」っていう感じ。
毎週40時間も会社に提供しているんだから、それ以外の時間は全部プライベートに回してもいいじゃんって思っています。
その中で、スポーツをしたり、勉強をしたり、恋愛をしたり、家族と過ごしたり、副業するならしたり
そういう、自立した時間(他に干渉されない時間)を作れることが、幸せにつながるんじゃないかなと思っています。
で、私の目標はちっちゃいですけど、
「今日を定時で帰ること」です。
そのために、めちゃくちゃ色んなことを考えて、実践して、失敗して
毎日改善を繰り返しています。
この記事を書いている今日は、ちゃんと定時で帰れたので、その喜びだけでブログを書いています。
定時で帰るために頑張っている取り組みはこちらに書いてます。
で、目標が達成できたとき、めちゃくちゃ気持ちいいですよね。
ちっちゃい目標でもいいんですけど、その達成感の積み重ねが、仕事を楽しくしてくれます。
サラリーマンが仕事を楽しいと思う理由:「この人になりたい」と思える、憧れを見つけやすい
サラリーマンのいいところは、やっぱり近くに仲間がいることです。
近いところに理想の上司がいたり、素敵な先輩がいたら、
それだけでエネルギーになります。
「この人になりたい」っていう目標ができたら、その人の振る舞いをとことん真似してやれば
どんどん近づいていけます。だって、毎日一緒にいるので、物まねもしやすいですもんね。
で、その人の話し方、身振り、説明の仕方をどんどん真似して考え方を吸収して
その人がどうやって日々を過ごしているのかをどんどん真似していく
困ったら怒涛の勢いで質問攻めにする
とにかくその人の事を大好きになることで、憧れの人と近づくチャンスは無限に生まれますし、
その人のために何かをしてあげることも、全然苦じゃなくなりますし
やっていることすべてが何か知らないけどものすごくワクワクしてきます。
これが、サラリーマンの楽しみ方です。
決して恋の話じゃないです、あくまで自分の成長にフォーカスした時の話。
サラリーマンが仕事を楽しいと思う理由:どうしたら良いかが見えている
自分が将来どうなりたいかという目標があって、
理想の上司、こうなりたい憧れの人がいて、
「この人ならこういう時、どうするのかな?」っていう考え方ができるようになったら
もう、あとはひたすら突き進むだけです。
「この人になるにはどうしたらいいんだろう?」大好きな人の事をひたすら考えているので
自然とその人に向いたアプローチ方法ができるようになっているはず。
間違っていたり、悩んだら、その人に相談したらOKですし
何にも迷うことなく突き進むことができる。
これが、サラリーマンの良いところです。
もし、あなたがサラリーマンをバカにしていて、
自営業をするんだって思っていたら
この部分に躓く可能性があります。
どこにゴールが分からないので、簡単に道に迷ってしまいます。
そのために合計で何百万ものお金を払ってコンサルをつけるんですか?
それこそ、サラリーマンならタダですよ。無料。
高いお金を払って付けたコンサルタントが合わなかったら目も当てられないです。
どちらが賢い選択でしょう。
もし、サラリーマンなんてつまらない、起業して自分はビッグになるんだ!って
根拠なく思っているのであれば、
一度立ち止まって、自分の目指すゴールに迷いはないか、突き進む勇気はあるかを
問いただしてみるといいかもしれません。
私にその勇気はまだないので
私はサラリーマンを続けています。
そのために、楽しむ方法はないかな?って探した結果、今の考え方に至りました。
とにかく、社会人として生きていくのであれば
何においても、「惚れ力」を持っているのが最強です。
「この人になりたい」があるのが一番強いです。
ぜひ、あなたが自分の理想とする人を見つけてみてください。