領事認証申請の方法【査証サービスセンターで申請するだけでOKです】
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こんにちは、TOMOです。
中国ビザ取得のために日本で行う手続きも、そろそろ大詰めとなってきました。
外務省に公印確認の依頼をしたら、3日くらいで返送されてきました。
この書類を、次は中国のビザを申請する場所で認証してもらいます。
「領事認証」といいます。
公印確認が終わっていない場合は領事認証が受けられないので、先にこちらの手続きをしてください。
抱いたい3日~1週間で書類が返ってきます。
領事認証にもいくつかハードルがあって、書類に記入する事項が多く、必要な書類も数枚あります。一緒に調べていきましょう。
それでは順番に解説していきます。
注:領事認証は少し時間がかかります。(1週間~2週間くらい)
慌てても短縮はされない(一部特急対応はあるみたいですが)ので、
早めの手続きをおススメします。
領事認証申請の方法【査証サービスセンターに行って、申請するだけ】
外務省から公印確認のスタンプを押してもらったら、
次は中国の領事認証のスタンプを押してもらう必要があります。
そのための手順を説明します。
中国ビザ申請サービスセンターにアクセスして、申請時の持ち物を確認する
中国査証服務中心にアクセスします。
「申請の流れ」と書いてあるメニューの下に、認証の具体的手順を説明しているページがあります。
ここにアクセスします。
(三)項に持ち物が書いてあります。
認証申請表は、後程説明します。
とりあえず他の資料を準備しましょう。
忘れやすいものが、コピーですね。
すべての書類に原本とコピーが必要と暗記しておけばよいでしょう。
(無犯罪証明書は開封厳禁なので、コピー不要です。)
私は現地の会社から「卒業証明書」と「健康診断書」を提出するように言われていたので、その二つについて領事認証をもらおうと思いましたが、
受付担当の人から「普通は健康診断書は認証しません」といわれて二重線で消させられました。
また現地の会社に必要といわれたら改めて、認証をお願いしようと思います。
結局、健康診断(外国人体格検査)の結果の紙への領事認証は不要でした。
なので、とりあえず2つとも持っていって、断られなければ認証をもらい、断られたら「やっぱり要らなかったな」と思っておけばOKです。
無犯罪証明の領事認証の際も、手続きは同じなので、準じて行ってください。
コピーだけは不要です。(開封厳禁のため。)
その代わり、コピー代金10円を請求されます。
領事認証申請書を作成する
再び中国査証服務中心のトップぺージに戻ります。
続いて一番左の「基本情報」メニューの下にある
「査証情報/認証情報」のページにアクセスします。
移動したページの「基本情報」→「資料ダウンロード」→「認証資料ダウンロード」→「中国認証申請表」にアクセスします。
中国認証申請表が2種類出てきます。
東京版と名古屋版があるので、該当する方を選びます。私は仕事で名古屋駅に行くことが多々あるので、そのついでに行けるように名古屋で申請しましたが、こっちのページだと、大阪とかでもやれるみたいです。
中国の領事認証をもらうために、中国認証申請表を作成する
先ほどの資料をダウンロードし終わったら、さっそく作成に入ります。
上から順番に資料を埋めていきましょう。
1.個人申請
「個人申請」と書いてあるので、個人で申請するときに記入する欄なのでしょう。
私は個人で申請したので、ここの欄を埋めました。
- 氏名:ローマ字で記入します。パスポートに書いてある表記と同じにしておきます。
- 性別:男か女かを書きます。
- 出生地:生まれた県を記入します。
- 生年月日:日本と中国は表記が同じなので、yyyy年mm月dd日の表記でOKです。
- 国籍:日本と書きます。(日本人向けを想定しています。在日の方の場合は、その国名でいいかと。)
- 職業:会社員と書いておきました。
- 身分証明書種類:免許証やパスポートなど、その日提出するものを書きます。
- 身分証明書番号:身分証明書に書いてある番号を記入します。
- 勤務先または学校の名称:そのまま書きます。
- 勤務先または学校の住所:そのまま書きます。(日本表記でOK)
- 自宅住所:自宅の住所を書きます。(日本表記でOK)
- メールアドレス:メールが来たときに受信できるメールアドレスにしましょう。会社のとかが無難ですね。
- 自宅電話番号:手違いやミスがあった場合に電話してくれるんだと思います。
- 携帯電話番号:同じく電話があるんでしょう。
2.企業及びその団体の申請
個人申請の場合は記入不要です。
おそらく会社全体で一気に申請することができるんでしょうね。
私は試していないので説明を省略します。
3.公証文書あるいはその他の認証文書の内容
4.認証の用途と提出先(地域)
5.提出資料及び認証文書の部数
記入欄が小さいので一気に説明します。
私は健康状況証明書と学歴証明書をレ点しましたが、
前述のように健康状況証明書(健康診断書)は不要といわれたので、二重線で消すように言われました。
その時の担当者の指示に従いましょう。
今回私は就業ビザを取るので、「就業許可申請」を選びました。
私は「卒業証明書」「健康診断結果」と書いたら、健康診断結果は要らないといわれて二重線で消させられました。
訂正印や書き直しはないので地味に楽です。
次からは2枚目です。
6.普通・緊急の選択
7.代理人
たいして日数は変わらない(普通申請でも6営業日)ので、普通でもいいんじゃないでしょうかね。
緊急にするとおそらく、別途料金がかかります。エージェントでは取られるので。
今回代理人を選んでいませんので、説明は省略しますが、たいして難しいことは書いてないのでその通り書けばいいでしょう。
8.申請者/代理人声明
「8.申請者/代理人声明」は、「記載事項に嘘はないですよ、悪いことしませんよ、迷惑かけませんよ」を誓う為の署名です。
私たちは悪いことをするつもりはないので、自信をもって名前を書きましょう。
本人申請であれば、「申請人」のところにサイン、代理人申請であれば「代理人」のところにサインをします。
「日時」というのは翻訳ミスです。年月日を書きます。
中国認証申請表を作成したら、受付の人にチェックをお願いする
中国認証申請表を記入し終えたら、外にいる説明の担当者の方に「領事認証をお願いします」といって書類を見せるとチェックしてもらえます。
OKであればそのまま窓口の順番待ちに並ぶように言われます。
NGの場合はその場で訂正するよう指示されますので、したがって修正します。
忘れちゃいけないものリスト
- 中国認証申請表(できれば記載済み、心配であれば未記入の予備も)
- 免許証など本人確認書類、またはパスポートとそのコピー
- 認証をお願いしたい書類とそのコピー
中国認証申請表は、表面2枚でOKです。体格検査のように両面印刷しなくて大丈夫、というか両面印刷して良いのかは不明です。
本人確認書類は、免許証が楽です。代理人の場合はパスポートが楽かな。コピーを忘れると、面倒くさいです。場所が混んでたら受付の人の順番待ちになります。
認証をお願いしたい書類は、原本1部(公印確認済み)とコピーが必要です。コピーを忘れた場合は、これもまたコピーしないといけないので面倒くさいです。
私は免許証のコピーを持っていき忘れました。
ついでに原本のコピーも忘れました。
ラッキーなことに、担当者が親切だったので、その場でコピーを取ってくださり、1枚10円で解決しました。
味をしめて次回以降もコピーは何も持たず、10円玉をたくさん持っていったのは内緒。
本当にご迷惑をおかけしました。ありがとうございました。
卒業証明書を英語版で持っていったらその場で翻訳させられた
領事認証の際に気を付けてほしいことがあります。
それは、卒業証明書は和英両方とも入手しておいた方が良いということ。
「海外に出す書類だから、当然英文だよな」
と思って英文の卒業証明書だけを発行してもらいました。
後日領事認証の申し込みの際に「日本語版か中国語版はないの!?」と聞かれたので、
「ないです」と答えたらその場で翻訳するように言われました。
公的な書類を自分の拙い英語力で適当に翻訳しましたが、本当に大丈夫なのか?と超心配になります。
超絶面倒くさいし翻訳に自信ないので、和英両方とも発行してもらったほうが良いです。
公印確認は無料なので両方ともしてもらって、領事認証は担当者に「どちらがいいですか?」と聞いてください。
チェックが完了したら、窓口の担当の人に書類を提出する
受付の人のチェックが完了したら、窓口の担当の人に書類を提出します。
そこで再度提出書類のチェックが行われ、NGだったら足りない部分を修正するように言われます。
OKの場合は、次取りに来る日と金額を教えてもらえるので、その通りにすればOKです。
青い引換券をもらえるので、捨てないように大切に保管しましょう。
これで今回の手続きは終わりです。お疲れさまでした。
<中国の就労ビザ取得方法まとめ>
実際の経験談を基に、中国の就労ビザ取得の手続きや必要書類をまとめています。
進捗があると、こちらの記事が更新されていきます。
<中部地方の査証サービスセンターの場所>
領事認証をしてくれるのは領事館じゃないらしく、査証サービスセンターに委任されているようです。
愛知県周りの人は名古屋の査証サービスセンターへ。
東京近郊の方は、東京の査証サービスセンターへ。
遠い人はどうするんだろう。旅行代理店にお願いするのが正解なのかな?
もし名古屋の査証サービスセンターが該当する場所の人は、ラッキーなことに道のりなどを示したこの記事も参考にしてください。
中国に行く前に、語学の勉強をしておきたい!
という人のために、勉強方法のロードマップを作っています。
ゼロからの初心者でも、順番に勉強していけば結構話せるようになります。