【無料~数千円でOK】サラリーマンでも合格できるHSK5級の勉強法
HSK5級の勉強法を探しているサラリーマン向けの記事です。
HSK5級は留学生が受けてるイメージだし、サラリーマンの自分じゃ時間が足りなくて難しそう。
サラリーマンがHSK5級に受かるにはどんな勉強が必要なんだろう?
こんな悩みにお答えします。
筆者は現在30歳のサラリーマンです。
2020年に2か月間の中国語コミット期間を乗り越えて、HSK5級レベルを突破しました。
現在はHSK6級の勉強をしています。
- 仕事が終わるのが遅く、まとまった時間を作れない
- 仕事が大変なので、睡眠時間を削れない
- 塾に通う時間もないし、成果が出なかったらお金が勿体ない
- 1日3時間の勉強時間の作り方を紹介し、その中の2時間を勉強に充てる
- 無料で勉強できる方法と、有料で超加速して勉強する方法の2種類を紹介
- HSK5級に合格しやすいように、テクニックを紹介
基礎からみっちり勉強しなおすので、全体的な中国語運用能力の底上げも狙えます。
私が実際中国語コーチングで学んだ知識と勉強方法をアレンジして紹介するので、より忙しいサラリーマンに寄り添った内容になっています。安心してください。
【無料~数千円でOK】サラリーマンでも合格できるHSK5級の勉強法
「できる限りお金をかけずに、独学で勉強したい」という人向けのHSK5級の勉強法を紹介します。
- 最初の2週間:文法の復習(基本例文の完全マスター)+単語1000個
- 3週目:リーディング特訓+単語500個
- 4週目:ライティング特訓+単語1000個(復習)
- 5週目:リスニング特訓+単語1000個(復習)
- 6週目以降:問題演習1回+弱点特訓+単語1000個(復習)
それぞれの細かい内容を解説した参考記事を紹介します。
文法の復習(基本例文の完全マスター)
中国語文法は、HSK4級でほぼ完成と言われています。
なので、HSK5級の文法の勉強では、HSK4級までの内容のうち、見落としていた部分をゼロにすればほぼ完成です。
オススメの参考書は「7つの術語文」。私もコーチング受講時に愛用していた参考書です。
▼通販のリンクです。
▼文法の詳しい勉強法はこちらの記事を参考にしてください。
▼一生懸命勉強すると、たった2週間の勉強でも本が少しふっくらとして楽しいですよ。
ストップウォッチ動かし忘れた😭
大体1時間くらいだと思うけど…。大人になってから、本をこれくらいふっくらするまで使ったことある人って少ないですよね。
僕は全くありませんでした。
なのでかなり新鮮な感覚です🤭この教材は長くても来週位までのお付き合いになると思います。#中国語勉強 pic.twitter.com/17idbDzF52
— TOMO🤐文化の壁と格闘中 (@try_to921mo) June 17, 2020
リーディング特訓
HSK5級の文法は、基礎的な文法テキスト1冊でほぼ完成(6~8割は網羅できます)
残りの課題はHSK5級の問題集を使って、長文を全文訳しながら探していきます。
1文字ずつ丁寧に翻訳していくと、知らない単語や構文にぶつかります。
それをマークして辞書で調べて、意味が通る文になるように翻訳して、、、と練習します。
一度翻訳したら復習はしなくていいので、吸い出した単語と構文を覚えるまで作文しましょう。
私はリーディングパートすべてを全文訳しました。
結果、実際に問題演習をするときはリーディングパートに特別に時間を割かなくても常に8割~9割で推移していました。
▼作文の仕方についてはこの記事が参考になると思います。
ライティング特訓
HSK5級の大きな壁の一つが、ライティングです。
特訓方法は、「作文を毎日書く」これしかないです。
決められた文字数の中でオチまでつけなきゃいけないので最初は苦労しますが、同じお題からでも3つ4つと文章が作れるので、練習経験は積みやすいです。
「作文にかける時間は10分」と制限時間を決めると、1時間あれば6個作文できます。
文が通るかどうかは百度翻訳とGoogle翻訳を活用すると、確認できます。
▼参考になる記事はこれです。HSK5級の作文の部分だけ見てもらえればと思います。
リスニング特訓
リスニングは私も本当に苦手で、苦労しました。
基本戦略は「早口での音読」ですが、それができるようになるまでのステップとして、シャドウィングとディクテーションを活用します。
シャドウィングする時は、スクリプトは読んでもOKです。
音源の1.5倍速くらいで再生して、そのスピードでもついていけるように、練習します。
だいたい4日くらい練習すると慣れてきます。
どうしてもリスニングが苦手な場合は、時間がかかりますがディクテーションが効果的です。
聞こえた単語は単語のまま、どうしても聞き取れない単語はピンインで解答します。
間違えた単語を調べて、ピンインを振って、その後は音読→シャドウィングの流れです。
時間がかかるので、問題演習で間違えた問題だけにするなど、数を絞るのが効果的です。
▼リスニングの参考記事はこちらです。私は今でもこの方法で勉強しています。
なんでリスニング勉強に音読なの?
このテーマは私もずっと疑問ですが、続けたら確かにリスニングの成績が向上しました。
なので後付けで理由を考えてみるとたぶん、「速く読むことで、瞬間で処理できる中国語の文字数が増える」ってことなんだろうなと思っています。
ゆっくりのスピードで音読してもリスニングの成績は上がらなかったので、「できる限りの早口で」というのがコツなんだと思います。
問題演習1回+弱点特訓
問題演習に入る前に、たくさんの基礎を一気に復習しました。
- 基礎文法
- リーディング特訓
- ライティング特訓
- リスニング特訓
ここまで一生懸命勉強したら、苦手な人でも5割くらいは正解できるんじゃないかなと思います。
私の場合はリーディング特訓が凄く効いたので、一発目の問題演習からリーディングは9割近く取りました。
みんながみんな同じように得意と苦手がはっきりするとは限らないので、得意と苦手がはっきりするまではバランス型で勉強し、はっきり現れたら弱点に特化して勉強するのがおすすめです。
▼オススメの問題集はこれ。公式の過去問より問題数が多いので超コスパ高いです。
Amazon:北京語言大学出版社版『新HSK10回合格模試 5級』 (マルチリンガルライブラリー)
Yahoo!ショッピング:新HSK10回合格模試 5級
※Amazonの新品は法外に高い値段になっているので(2021年1月6日現在)中古がオススメ。もしくはメルカリでも運が良ければ2500円くらいで買えるはずです。
苦手部分を見つけて、1週間以内にそれをつぶして、2回目を解いて効果測定という感じで回していくと勉強の仕方のフィードバックを入れやすくなります。
▼あとは、ネットで頑張って探すと無料でHSK5級の問題をダウンロードできるところが見つかります。
http://hsk.chuken.org/sample5.php
単語の勉強法
HSKの単語勉強は、私は超自信があります。
こちらのLPでも書いていますが、「単語は書くんじゃなくて、思い出して覚える」のが効率が良いです。
▼参考LP
▼クイズレットとエクセルを使えば無料でも勉強できるので、こちらの記事を参考にどうぞ。
HSK5級のコツ
HSK5級の長文問題では、選択肢と同じ文が問題文に載っていることが多いです。
これが答えのヒントになる事が非常に多いので、意識して読んでみて下さい。
一題1分くらいで回答できることもあります。
サラリーマンの勉強時間の作り方
結論、忙しいサラリーマンでも、HSK5級は合格できます。
1日2時間くらい勉強すれば、HSK4級合格にプラスして2か月~3か月、ゼロから勉強したら半年~8か月くらいで合格できるんじゃないかな、と思います。(参考:HSK4級の勉強時間)
しかし、サラリーマンには大きな壁が、「時間がない」という壁。
これを解決してから勉強に取り掛かるのが、挫折せずに勉強しきるコツかなと思います。
現在の生活リズムのまま、勉強時間を生み出す方法
サラリーマンは仕事が忙しいので、残業が多い人だと家に帰ってから勉強するのが難しいですよね。なので、今の生活リズムから3時間の勉強時間を生み出す方法を紹介します。
- スマホの使用時間を減らす
- スマホを使用する頻度を減らす
- 電車の移動時間など、隙間時間を活用する
これだけで、大体の人は3時間くらいの勉強時間を作れます。
少し深堀りします。
スマホの使用時間を減らす
さっきスマホを見てみたら、大体毎日2時間くらいスマホを使っていることが分かりました。
少々乱暴ですが、スマホの使用を完全に止められれば2時間確保できます。
スマホを使用する頻度を減らす
スマホをの使用時間と別に、スマホの使用頻度もチェック対象です。
とある研究結果では、集中しているときに一瞬注意がそれるだけで集中が途切れ、回復するのに25分程度かかると言われています。
たとえば、スマホの使用回数を8回減らすと8(回)x25(分/回)=200(分)節約できます。
仕事中のスマホチェックを8回減らすだけで3時間仕事が早く終わるし、メールや電話の対応も同じように減らすと、もっと効果的ですよね。
仕事を早く終わらせて、余った時間を「申し訳ないから残る」ではなく「勉強したいから帰る」となれば勉強時間を作れます。
隙間時間を活用する
電車通勤の場合は乗車中、乗り換え電車を待つ間など、細かい隙間時間がたくさんあります。
隙間時間はスマホで時間をつぶす人が多いですが、アプリを「時間をつぶす」ために使っているならば、それを勉強時間に変換してやるだけで簡単に時間が作れます。
オススメは通勤時間1時間につき15分を勉強時間に変換すること。
「●●駅から●●駅までは勉強」みたいな感じでルールを決めておくと、往復で30分以上の勉強時間を確保することができます。
残りはいつも通り使うようにすれば、ストレスも少ないですよね。
個人的におすすめしたいのはこの、電車移動の時間を有効活用する方法です。
最初は行き帰り15分ずつ、合わせて30分単語の勉強に回してみて
慣れてきたらまた5分ずつ伸ばして、リスニングの練習をしてみるような時間の使い方が有意義です。
私は電車の連結部分でシャドウィングしてました。
【お金に余裕がある人向け】マッハでHSKに合格したい人向けの情報
ここからはお金に余裕がある人向けの情報になりますが、本記事で紹介したような方法で勉強しようとしても、「やる気の壁」に阻まれて結局挫折する人も多いです。
私もそうでしたし、Twitterのフォロワーの方でも、そんな人がいます。
最終的にみんなコーチングに流れるんですが、最近料金控えめのコーチングが登場しました。
その名は、Ciiitz(シーズ)
ブログで紹介記事を書きました。
月々7万円程度から始められるコーチングで、料金は相場の2分の1から3分の1です。
私の持論ですが、コーチングは別に誰から習おうと同じ(どうせ中国語は教えてくれない)なので、選択肢の一つとしていいんじゃないかなと思います。
コーチの仕事はモチベーターとペースメーカーです。
一応、下にCiiitzの感想を書いた記事を載せておきます。興味がある人はどうぞ。
当ブログから申し込みがあった場合はHSKの単語帳アプリをプレゼントしているので、申し込み後にこちらからご一報いただけると幸いです。
※いたずら防止のため、成果確認後の対応とさせていただきます。成果確認が取れなかった場合は申し訳ございませんがプレゼントは致しかねますのでご了承ください。
\Ciiitzのリンクはこちらです。/