雨の日はやる気が出ない、眠い、頭が痛い。それは甘えじゃなくて病気かもしれません
お仕事お疲れ様です。
雨の日ってすごく体調悪くなりませんか?私は非常に悪くなります。頭はぼーっとするし、眠いし、ひどい時はめまいがするし。中学生の時は台風の日に街中で思いっきり吐いてしまったこともあります。
ただの甘えかな?と思ってずっと過ごしてきたのですが、大人になっても根性で治らないし、どうしようかと思っていました。
ふとそんな時、色々調べていたらこれは病気なんだっていう事がわかりました。「気象病」という物だそうです。
Wikipediaによると、肩こりや頭痛、めまいなどを引き起こすらしい。起こるメカニズムはまだ解明されていないけれども、三半規管が関係していて、乗り物酔いに似た症状であることから、酔い止めを飲むと症状が緩和されるという事もわかりました。
ですが、雨の日が来るたびに薬を飲んでいては大変だし、飲み忘れた時の精神的な焦りを感じるのも嫌なので、自力で治す方法はないかな?と調べてみました。
起こるタイミングは様々。気象病で辛くなる理由
「体調が悪いな」と思うタイミングは人によって様々だし、その人も、その日の状態によって様々です。
雨の降る数日前、雨の降る前日、雨が降っているとき、雨が上がった後など千差万別ですが、起こるメカニズムとしては気圧、気温が急激に変化したときに人間の身体がついて行かないというのが理由。
耳の中にある内耳というセンサーが気圧を感知して、自律神経の交感神経を優位にします。(元気になる)
ですがそれがストレスとなって、もともと持っている自分の弱い部位に緊張や痛みを発生させます。
骨を折ったことがある人が、雨の日にズキズキするのも同じメカニズムです。
治療法は「よく寝る」「バランスよくご飯を食べる」等とされていて、体力が無い人がなりやすいので女性に多く見られる病気なんだそうです。
もしかしたら気象病かも?チェックリスト
気象病の人に多い身体の状態をチェックリストにしたものです。
数が多ければ多いほど気象病の可能性があるので、時間があるときに耳鼻科に行くと、まずい水薬をもらえます。あまりにまずいので、効果が感じられる前に私は断念しました。
- 晴れ→雨、雨→晴れなど、天気が変わるタイミングで体調が悪くなる
- 雨が降る前に、天気予報並みに先の天気がわかる
- 耳鳴り、めまいがある
- 肩こりがあったり、首が疲れていたりする
- パソコン、スマホをよく使う
- 姿勢が悪い、腰が痛い
- 乗り物酔いしやすい
- 身体が硬い
- ストレスがある
- 顎関節症を持っている、または歯並びが悪い
体調が悪くなったら?病院に行く前に行うセルフケア
これを書いている私もいま物凄く体調が悪いです。
頭はフラフラするし、たくさん寝たのに眠いし、姿勢を正しているとつらい。
そんな時、やると効果があるかもしれないセルフケアを教えます。
ツボ押し
自律神経が乱れているので、それを押さえるツボを押さえると効果的と言われています。
ツボの名前は内関と、合谷です。
<内関の場所>
手と手首の境目の線から、指三本分下がったところにあります。場所は手首の真ん中。押すとめちゃくちゃ痛いので、たぶんすぐわかります。難しい場合は良いサイトがあったので参考にしてください。
参考:ツボ道場
<合谷の場所>
親指と人差し指の交わるところから、少し人差し指側の上にあります。押すとめちゃくちゃ痛いので、こちらもわかりやすいです。頭の緊張を和らげてくれるので、優しく押さえましょう。
めっちゃ強く押すと、しばらく握力がなくなります!
耳への刺激
私たちは耳が良すぎるのか悪いのか、気圧や温度の変化に対して敏感です。
これでもかというくらい耳を引っ張ると、なぜか楽になります。
耳の横をつまんで、上下に引っ張ったり回したりして、耳をほぐしてあげます。
あとは耳を手のひらで覆って、優しくフワフワとマッサージするのも効果があるといわれています。
参考:東洋経済オンライン「「低気圧」で体調不良を起こしやすい人の特徴」
水は飲むのがいいのか飲まないほうが良いのか
東洋医学の見解では、この気象病はむくみなどが起きている状態なので、水は飲まないほうが良いとしています。
身体に水が溜まっているので、それを出す事が大事なんですね。
参考:読売オンライン ヨミドクター「自分の健康を知る方法(4)天気で変わる、体の調子」
水が滞っているときには、漢方薬の「五苓散」というものが処方されるようです。
漢方といえど薬ですので、自分で通販で買うよりも病院に行って処方してもらいましょう。
そちらの方が健康保険が使えるし自己判断よりも正確なのでおすすめします。
あとはちょっと汗をかくくらいの適度な運動やお風呂にゆっくり浸かるなどして、よどんだ水分を出してやりましょう。
これだけで幾分か解決するはずです。
今日も頑張りましょう!