【HAO中国語アカデミー感想】受講者が多い中国語会話スクールの王道
こんばんは、TOMOです。
今日は、中国語教室の感想を書きます。
今回お世話になったのは、ハオ中国語アカデミー。
「大手だなあ」という感じ。
カリキュラムがたくさん用意されているし、システムも整備されています。
中国語会話を趣味で勉強する人には、
気持ちよく勉強できるような環境が整っています。
自宅学習用の教材が安く提供されているので、
本気で勉強する人のためという印象です。
しかし個人個人への細かい対応や先生の熱心さは、こだわる人にとっては物足りない感じも。
中国語会話スクールの体験記を作ったので、
下の記事と読み比べながら、HAOと他のスクールの雰囲気の違いを感じてください。
〈中国語スクールは即卒業する〉
どうせすぐ中国に戻るので、
超短期で卒業(退会)します。とはいえチョロチョロやっても効果が見えないので、2週間でガリガリになるまで中国語のレッスンを受けよう。
まず4ヶ月分のコマ数を一週間にぶちこんでやりました!これで少しは成長できる事を期待!
— TOMO@現在は一般の日本人🇯🇵 (@try_to921mo) March 4, 2020
中国語会話スクールには「通い型、カフェ型、Skype型」の3種類があります。
過去に7校くらいの中国語会話スクールで授業を受けました。
結論としては、私のレベル(会話初級レベル)では、通い型の塾が正解です。
HAO中国語アカデミーも通い型の塾の一つ(しかも大手)なので
同じようなレベルに人には一つの選択肢になりますね。
HAO中国語アカデミー感想。授業はこんな感じでスタートする
HAO中国語アカデミーは、体験授業だけ参加してきました。
場所も一等地にあって、通学しやすいなというのが第一印象です。
HAO中国語アカデミーを体験して感じたのは
- 中国語会話レベルによって、細かくカリキュラムを分けている
- 受付の先生は、日本人
- 先生と生徒の仲が良い
こんなところです。料金は結構高いですが、しっかりしているなという印象。
体験レッスンの流れを紹介します。
まずはカウンセリングと体験レッスン
体験レッスンに伺うと、
まず最初にカウンセリングが始まります。
- 中国語レベルはどれくらいですか?
- どういうレベルを目指していますか?
- どれくらいの頻度で通いますか?
昔からある、入塾の時のカウンセリングですね。
「HSK4級、会社の同僚と雑談できるレベル、毎日通う」
と正直に伝え、次の話題へ。
その後は塾のシステムや、料金体系の話、授業の申し込み方などを教えてもらいました。
この時点でなぜか、「入る前提」で話が進んでいます。
中国語会話学習の目的は?
中国語会話学習の目的について聞かれますが、
自由回答だと、何を答えれば良いか悩みますよね。
中国語会話教室のカウンセリングでは、
必ずこの質問が出ます。
中国語会話の勉強の目的は何ですか?
または
中国語を、どれくらい話せるようになりたいですか?
今のところ、これを答えたからと言って授業の内容や頻度を提案してくれる塾はあまり無いので
話のきっかけくらいのイメージだと思います。
解答の例は
- 旅行で話せるレベル
- 現地で勉強するレベル
- 日常の雑談をするレベル
- 仕事で意思疎通できるレベル
このどれかを答えておくのが、無難です。
とはいえ旅行会話レベルなら、独学でも十分じゃないかなと思っています。
▶中国語を旅行会話レベルまで勉強できる一冊(ブログ記事に飛びます)
体験レッスンでは何をするのか
HAO中国語アカデミーの体験レッスンでは、
中国語レベルのテストをしてくれます。
先生の話す長文を聞いて
聞えた単語やら文やらを回答していくスタイル。
私は何を言っているのか1文字も分からなかったので
”听不懂”って答えて終わりました。
中国語の授業内容は全く覚えてないので
たぶん、お決まりの話をしたんじゃないかな。
- 名前
- 出身地
- 趣味
これらの発音を直してもらったり、
中国語の母音や子音の発音、声調をかるーく教えてもらったと思います。
残りの時間は
「いままで中国語をどうやって勉強してきたの?」
「どれくらいの期間勉強してきたの?」
っていう質問を中国語でもらいました。
1年、自分でやりましたよと言って終わり。
あとは日本語で話しました。
発音の勉強とか、声調の練習とか、一回もやったことが無いので
全部勘ですとか話しました。
ここまで勉強してきた過程は、下の記事で紹介しています。
独学で中国語会話の基礎を勉強したので、塾でも基礎レベルを飛ばして会話に集中できています。
HAO中国語アカデミーの感想
授業としては可もなく不可もなく。
さすが大手だけあって、クラス分けが凄く細かく行き届いていました。
私の中国語レベルが低すぎることもあって
先生にすぐ日本語で話されちゃいました。悔しい。
たぶん「中国語だけでお願い」と言えば話してくれるんだろうけど….。
基本方針は「居心地よく、長く勉強してほしい」というスタイルなんだと思います。
最近、英会話のイーオンと合併したそうです。
先生が日本人に慣れた人だったので
相槌が凄く不自然だったのを覚えています。
”あー是吗是吗”ばかり言われました。
HAO中国語アカデミーに向く人と向かない人
中国語会話の塾だと、塾長先生が中国人って事も多いです。
普通日本語が上手なので心配ないですが、
万が一のために日本人が良いと思う人には、
先生以外で、日本人の事務担当の方がいるHAOは良いかもしれないなと思いました。
HAO中国語アカデミーが向いている人は
- 中国語勉強の初心者(勉強の楽しさを知りたい人)
- 先生と近い距離で、親切な授業を受けたい人
- 日本人スタッフのサポートを受けたい人
ですね。
「多く喋って練習する」というステージの人は、
Skype型orカフェ型の中国語会話スクールが向いているかなと思います。
先生は日本人に慣れているが、一部慣れすぎな点も
ここからは、「中国語初心者が塾に通って勉強したい」という状況を想定してお話します。
HAO中国語アカデミーでは、先生がとても親切です。
困った顔をしたらすぐ助け舟を出してくれます。
中国語初心者にとって、
中国語で中国語を解説されるのは、辛いですよね。
言われている意味が全く分からないまま、授業時間が過ぎてしまいます。
中国語会話初心者にとっては、この環境が合いそうですね。
とはいえ、少し中国語会話の勉強に慣れてきたころ
相変わらず日本語で解説を受けてしまうと伸び悩みの原因になるので、
少し慣れてきたら「日本語を減らしてください」とお願いするのがおススメです。
聞き力が凄い。初心者の中国語会話でも伝わる。
先生たちは、間違いなくプロでした。
私の文法も発音もくちゃくちゃの中国語であっても
しっかり聞き取って理解してくれました。
「言いたい事が伝わった」という経験は、中国語会話勉強を加速するきっかけになります。
先生と会話することで、気持ちよく発言ができるので
最初にプロの先生のレッスンを受けておくと勉強の楽しさを知れます。
10話したうち、大切な1語か2語くらいずつ発音を直してもらって
最終的にきれいな発音ができるように鍛えてもらうイメージですね。
教え慣れている。ゆっくり分かりやすく発音してくれる
先生がプロだなあって思うのは
教え慣れているので、私たちが苦手な発音をゆっくり話してくれたり
口の形が分かりやすいように大きく口を開けて練習してくれたりします。
プロの先生じゃない場合、
- 「はい、発音してみてー」
- 「あー、はい、次」
- 「あーこれが弱いね」
みたいな感じの進め方。
塾では知っている発音も、「一応やっとこう」といって全部チェックしてくれます。
「知ってるつもり」を確実に「知っている」に変えてくれるので、ありがたい。
あとは会話中の口調も、
それぞれのレベルに合わせてゆっくり話してくれます。
听力が苦手な私ですが、それでも会話になったのは先生の易しい発音のおかげです。
体験レッスンもカウンセリングも、売り感が強い
先生も親切だし、教えるレベルも高いですが、
唯一気になったのは、「売り感が強い」ところです。
体験レッスンはあくまで「体験」なので
入るかどうかは、まだ決めていません。
私も同時にたくさんのスクールを比較しながら体験をしていたので断るのが容易でしたが
「次回の授業では」とか、「次回の予約は」とか
そんな感じで押してきます。
中国語会話教室は本当に、塾によって全然方針が違うので
自分に「ビビっ」とくる塾と出会うまでは入らないつもりでいることをおススメします。
体験しまくって、翌日になっても忘れられない、そんな塾がきっとあるはずです。
実際にハオ中国語アカデミーを受けてきた
実際にハオ中国語アカデミーに行って来ました。
ちょうどどこも行くところがなく、放浪している時期だったので
近くにあったHAOに行ってきました。
中の事務の人は”你好”と挨拶してくる割に、中国語で話しかけたらキッチリ日本語が返ってきました。
たぶん、中国語勉強中なのでしょう。
一緒に頑張っていきましょう!笑
「短期集中で詰め込みたい」には、「好きなだけどうぞ」
カウンセリングの際に、「2週間毎日、しかも1日5~8時間は中国語漬けにしたい」と話しました。
当然どこの塾も、対応は可能です。
HAO中国語アカデミーの場合は、
「先生の予定さえ空いていれば、どこにぶち込んでも良い」
というプランがあります。
これですね。(画像はHAOのHPより借りました。)
私の場合は昼割優待コースが適していて、1週間で32レッスン、18万円。
「いくらでもぶち込んで良いよ」という割には、強気な値段という感じです。
Skypeレッスンなら高いところでも4万円くらい(参考記事▶オンライン会話レッスンの感想)
通い形式の他のスクールでも週6万円くらい(入塾料金ありですが)です。
あんまり普通の人が1日5時間くらい入りびたる事はないみたいで、
「やりたければプランはあるのでその中で好きにしてください」と言われました。
「塾ではこれくらい過ごして、家でこれくらい勉強すると丁度いいですよ」っていう提案があれば、もう少し良かったんですが…。いかんせん、説明してくれた人が中国語学習の先輩じゃないので、その辺の気遣いを求めるのは酷ですよね。
結果的に私は、授業料の高さも一つの理由で、入塾を断念しました。
自宅学習の環境は整えられていて、安い
HAO中国語アカデミーの素晴らしい点は、
さすが大手です。ツールの使用料がとてもリーズナブルです。
自宅で24時間いつでも使えるeラーニング教材が月額3,000円で使い放題です。
ビデオ講義やテスト対策ができるみたいなんですが、
説明を受けたときに思わず、「これは良いですね」と言っていました。
教室の説明の時、もっと安かったような気がしたんですが、、、
もしかしたら、塾生にはもっとリーズナブルに使えるようになってるかもしれません。
気になったら聞いてみてください。
ハオ中国語アカデミーと他のスクールの違い
HAO中国語アカデミーと他のスクールの違いについて、
気づいたことをお話します。
HAOとほかの教室の違いは
- 先生が多い
- マネージャーが日本人
- 先生は指導経験が多い
- 料金は、高い
このあたりです。
詳しく、解説します。
さすが大手、先生が豊富【授業は好きな時に受けられる】
さすが大手だなと思うのが、
先生が凄くたくさんいます。
パッと見ただけで、担当できる先生が10人くらいはいたように見えました。
たとえば駐在などで、大急ぎでレッスンを受けたい時
「先生は拘らないので1週間で詰め込んで!」みたいな時に
授業を詰め込みやすいし、合う先生を見つけやすいという利点もあります。
先生がたくさんいるのは、凄く心強いですね。
日本人がマネージャーなので、対応は丁寧
事務の方は、日本人でした。
メールの問い合わせもその方が担当してくれるので
困ったことを相談したり、事務の事について相談したり
体験レッスンの申し込みも、すべて日本人が対応してくれます。
言葉が伝わらなくて不利益を被った!
みたいな事が起こりづらいのは、想像できますよね。
これも、HAOの特徴かなと思います。
指導経験が豊富なので、授業に慣れている
先生は指導経験豊富です。
さすが大手だけあって、
先生も色んな生徒を受け持っています。
そのため、私たちが躓きやすいところを知っていたり
私たちが一生懸命伝えようと思って発した言葉を何とか聞き取ってくれたり
よそのスクールよりも、経験豊富なだけ私たちへの指導が上手いです。
カリキュラムは用意されているが、料金が高め
ひとつ残念なのが、
カリキュラムはさすが大手と言わんばかりに細かく準備されていますが
料金が高いです。
少し周りを見渡してみると、
半額以下の塾はたくさんあります。
大手を選ぶか、コストを選ぶか。
この辺りは、個人の好みによって答えが変わるかなと思います。
私は安いほうにしました。
とはいえ料金で決めたわけではなくて、
「この先生に習いたい」と思ったのと、家庭学習用教材が素敵だったことが決め手でした。
色んな塾を、ぜひ試してみてください。