●カフェ型中国語会話レッスンの感想。【気軽に会話の経験が積めます】
こんにちは、TOMOです。
今回は、「中国語会話のトレーニング」というテーマでお話します。
簡単に言うと、カフェ型中国語会話レッスン全般のレビューです。
私自身中国語会話を鍛える必要があって、実際に7校くらいの中国語会話スクールを経験しました。
その中で、カフェ型のレッスンを複数受けましたが、
どこも大体似たような雰囲気でした。
カフェ型の中国語会話レッスンを一言で表すと、
「中級者以上の人が、話して伸ばすために入る」というイメージです。
先に苦手な言い回しを自分で見つけておいて、
その文法や言い回しを使った会話を使いながら鍛えていくのが基本戦略になります。
カフェ型の中国語会話スクールは、
話せば話すほど得意になっていくレベルの人におすすめです。
通い型の塾よりもコストが安く、数多くの実践経験を積むことができます。
したがって、中国語会話の初心者の方には通い型の塾をおススメしています。
中国語の初心者には独学での勉強を、
基礎は分かっていて、会話を初めて勉強するときは通い型の塾ってイメージです。
中国語会話の勉強について、レベル別のオススメをまとめたので、参考にしてください。
ので先にスクールの紹介リンクを貼っておきますね。
(Googleで検索して出てきたやつです)
中国語教師 Best Teachers
カフェ型中国語会話レッスンの感想記事を二つ書いたので、
良かったら参考にしてください。
カフェで中国語会話レッスン。【気軽に会話の経験が積めます】
喫茶店で中国語会話を勉強するサービスがあります。
知っていましたか?
どこかの駅の近くの喫茶店に集合して
そこで中国語レッスンを受講します。
色んな先生とお話して分かったのが
会話教室の先生が本業ではなく、
一般企業に勤めている会社員か、地元の大学生が多いです。
つまり、アルバイトみたいな感じ。
先生たちも気軽に働けるので、先生の数が豊富なのが、カフェレッスンの特徴です。
そして、日本に住んでいるので日本語も堪能であることが多いのが安心点ですね。
たくさん話して、たくさん直してもらうという練習が自宅近くで気軽にできます。
カフェ型の中国語会話レッスンは、中級~上級者向け
カフェ型の中国語会話レッスンでは、一つ注意点があります。
プロの先生じゃないことが多いので、
通いの塾では通じる中国語が、ここの先生には伝わらない事も多々あります。
でも、逆にこれが利点。
例えば、塾の先生は指導経験が豊富なので、想像力に長けています。
つまり、声調がグチャグチャでも、文法が適当でも、通じちゃうことがある。
子供の謎の言語が、お母さんとお父さんだけに通じるという現象がありますが
まさにそれが、起こります。
しかしカフェ型中国語会話レッスンの先生だと
プロじゃない先生も多いので、伝わらないシチュエーションを経験する事が出来ます。
つまり、あなたの中国語会話をブラッシュアップするチャンス!
という訳で、カフェレッスンは中級以上の人たちに向いているなと感じました。
私がカフェレッスンを利用するなら、
日本に本帰国した時くらいがタイミングなのかなと思っています。
中国語会話の弱点を見つけて、重点的につぶす
中国語会話塾の進め方について、別の記事で詳しく紹介していますが、
会話レッスンの順番は「独学→通い型の塾→カフェorスカイプ」がおススメです。
理由は、カフェレッスンだと、自分で進め方を決める必要があるから
何となく先生が提案してくれることもありますが、
自分の勉強したいやり方と必ずしも一致するとは限りません。
その点通い型の塾ではカリキュラムが整っているので
あなたの中国語会話を体系的に鍛えてくれます。
その時に感じた、
「こんな感じに授業を進めてほしい」
「この文法の用法を重点的に鍛えたい」
といった要望を先生に伝えると、
あなたの中国語会話の力を上手に鍛えてくれます。
カフェ型中国語会話レッスンの上手な使い方は
苦手を先に見つけておいて、それを重点的に潰すという使い方です。
先生が教えやすいようにあなたの情報を提供すると
より満足のいくレッスンを受けられますよ。
塾に通う面倒くささとレッスン料金が削れる
カフェレッスンの強みは何といっても、便利さですね。
私も現在、片道600円、45分かかる塾に通っていますが、
正直通うのが大変です。
でも、カフェレッスンであれば、
自宅の近くの喫茶店でレッスンを受けられます。
そのまま中国語のレッスンを受ければ
平日を上手に使えます。
塾に通うと高いし面倒くさいですが
カフェ型レッスンならそれがないのが超強み。
基本的なスタイルとしては、
各々自己負担で飲み物を頼んで、
授業料は別途3500円くらいっていうイメージです。
あまり大きい声では言えませんが、
授業料を安くする裏技もあります。
カフェ型レッスンの基本的な料金体系は
- 入会金:20,000円
- 月会費:3,000円
- レッスン料金:3500円/コマ
といった感じが主です。
しかしこれは、プラットフォームを利用した料金体系。
先生によっては各自でサービスを販売していて、
そちらから申し込めば入会金と月会費が不要だったりします。
規約の関係もあり、先生も公に紹介できないですが
こちらが頑張って探してみると、案外見つかります。
時間があれば、探してみるのも良いでしょう。
カフェ型中国語会話レッスンのメリットとデメリット
カフェ型中国語会話レッスンのメリットとデメリットを紹介します。
- 料金を安く抑えられる
- 自分の地元でレッスンを受けられる
- より伝わる中国語を練習できる
- 自分のペースで授業を展開できる
- 自分で授業の内容を組み立てないといけない
- お茶代を奢らないといけないかな?という気になる
- 先生は体系的なレッスンをできるとは限らない
- 混雑する喫茶店だと雑音が気になる
場所にとらわれず、比較的お得にレッスンが受けられるメリットはあるものの
混雑する喫茶店では周りの雑音で集中できないリスクもあります。
したがって、自分から中国語会話スイッチを入れられる強い意思のある人におすすめ。
中国語会話のスイッチは、通いの塾で鍛えられます。
中国語会話を自分のエリアでリラックスして勉強できる
カフェ型中国語会話レッスンでは、
中国語会話を自分のエリアでリラックスして勉強できます。
例えば自宅近くの喫茶店でレッスンを受けれるし
例えば会社近くの喫茶店でレッスンを受けれるし
例えば飲みに行く前に近くの喫茶店でレッスンを受けられる
そんな気軽な感じでレッスンを受けられるのが、カフェ型中国語会話レッスンの強みです。
中国語会話のレッスンと雑談と復習が一つの場所でできる
喫茶店でレッスンを受けるメリットはもう一つあります。
それは、喫茶店=作業に適した場所であること
レッスンしつつ雑談して、レッスンが終わった後はそのまま喫茶店に残って復習することができます。
例えばスタバに行ったら、周りには仕事や勉強をしている人が多いですよね。
その中に入って、中国語会話レッスンを受けて
そのまま同じ場所で復習できます。
移動の時間って勿体ないので、これは非常に便利です。
また、先生によっては授業後も雑談に付き合ってくれることがあります。
勉強して、雑談して、その中で中国語の表現を教えてもらって、、、
みたいな自由な時間の使い方をできる可能性がある!
これが、カフェ型中国語会話レッスンのメリットです。
塾の教材を買わなくて良いので教材コストが安い
中国語の塾に入ると、普通はテキストを買わされます。
しかも、市販の本じゃないのでAmazonじゃ買えない、メルカリでも状態のいいやつを買えない
こうなると、教材のコストが重く感じます。
しかし、カフェ型中国語会話レッスンでは、そもそも指定教材がありません。
先生のオススメする本を買って使うのも良いし
自分の使ってみたい教材を使うのもOK
全てが自由なので、選ぶ大変さはあるものの
自由に教材を決められるので、コストは安いです。
また、中国語会話の塾で定番の教材
漢語会話301を使う事もできます。
こんなやつです。
オンラインスクールでも使って、カフェ型中国語会話レッスンでも使って
自習でも使って、なんて使い方をしたら完璧ですよね。
カフェ型中国語会話レッスンの感想
カフェ型中国語会話レッスンを実際に受けてきました。
感想は、
気軽だし、先生も日本語が上手だから質問しやすいし、料金が比較的お得。
私は現在、住所不定なので適当な駅でレッスンを受けましたが、
本当にどこの駅にでも先生がいます。
しかも、若い先生から40歳くらいの先生まで年齢が幅広いので
自分と近い年代の先生と安心してレッスンを受けたり、
若い人から最近流行りの言い回しを教えてもらったり
先生の選択肢が広くて楽しいです。
カフェ型中国語会話レッスンの感想記事を二つ書いたので、
良かったら参考にしてください。
好きな飲み物が飲めて、緊張しない
塾に通うと、いかにも「敵地に来た!」という感じで緊張しますよね。
(とはいえそれが、中国語会話のスイッチになるので良いんですが、、、)
日常の中でレッスンを受けるのに感覚が近いので
よりリラックスした状態でのレッスン受講が可能です。
例えばスタバでレッスンを受ける場合
季節の飲み物を楽しみながら、季節のイベントの話をしたり
自然に、中国語会話の話題を作ることができます。
「何を話したらいいだろう….」と悩む必要もなく
好きな飲み物を楽しみながら、気軽にレッスンを受けられます。
若い先生が多く、生きた中国語を学べる
探してみると気づきますが
年齢層が幅広いです。
- 日本の大学に留学している中国人が
アルバイトの代わりにレッスンをしていたり - 実際に中国語会話塾で働いている先生が
仕事終わりにレッスンをしていたり - 一般企業で働いている中国人が
業界の専門用語を中国語で教えてくれたり
年上の先輩から丁寧な言い回しを習ったり
若い人から最近流行りの言葉を教えてもらったり
同じ業界で働いている先生から業界用語を教えてもらったり
色んな楽しみがあります。
友達感覚で中国語会話の練習ができる
私は広東省で生活をしていますが
その近所出身の先生がいたので、授業のついでに微信を交換しました。
(結局申し込まなかったので連絡してないですが)
つまり、日常でもチャットで遊びながらお互いの人柄や生活を把握しつつ
レッスンではそれを踏まえた話題で中国語会話を練習できますよね。
人と人の、深いコミュニケーションを練習したくて
中国語会話のスクールに入っているので、こんな状況最高じゃないですか?
最終的には中国語オンリーで会話して、
ご飯を食べながら中国語を話して
日常生活での中国語を自然に学ぶことだって可能です。
友達感覚でレッスンを受けられるのは、非常に魅力的だなと思います。
飲み物が安くないのが地味に痛い
ここからはデメリットの話をします。
カフェ型中国語会話レッスンのデメリットの一つは、
「飲み物代が地味に痛い」事です。
喫茶店のコーヒーって美味しいですが、
良い環境の喫茶店に行くとコーヒー一杯の値段がかなり高いですよね。
良い環境を整えようと思って良い喫茶店に行くと、
コーヒー一杯500円オーバーなんて事もあり得ます。
意外と見えないコストですが、
授業の回数が増えると地味にのしかかります。
カリキュラムは自分で組まないといけない
カフェ型中国語会話レッスンのもう一つのデメリットが
「カリキュラムを自分で組まないといけない」事です。
通い型のしっかりした塾のように
「このレベルの人にはこのテキストと、この先生が合ってます」
みたいなマッチングはしてくれないので、
自分から先生に、
「私はこれくらいのレベルなので、こんなことを勉強したいです」
と伝えないと、マジで不毛な時間を過ごすことになります。
実りのある中国語会話レッスンだと
たとえ2時間でも一瞬で終わっちゃいます。
けど不毛な中国語会話レッスンだと
たとえ20分でもマジで長く感じます。
先生たちも、私たちの状況を知って初めて授業を組み立てられるので
こちらから与えられる情報(レベル、弱点、思い)を積極的に伝えることを強くおススメします。
カフェ型中国語会話レッスンは、中級以上に向いてます
最後にまとめです。
カフェ型中国語会話レッスンは、中級以上のレベルの人に向いています。
中級とはどんなレベルかというと
- 環境関係なく、自力で中国語会話のスイッチを入れられる
- (発音の上手さは関係なく、)言いたいことが頭に浮かぶ
- 自分の弱点を理解していて、それを使って伝えたい内容がいっぱいある
つまり、自分の能力を客観的に評価出来て、
かつ中国語会話のレッスンに対する意欲が非常に高い人です。
特に、知りたい事、伝えたいことがたくさんある状態は最高で
覚える→即使う→直してもらう→即使うのループをこなせると有意義な時間を過ごせます。
自分の弱点を把握してからがスタート
カフェ型中国語会話レッスンでは、自分から勉強したい事を見つけていく必要があるので
自分の弱点を知っている必要があります。
「もっと知りたい、もっと聞きたい」
そんな意欲を持ってからが、カフェ型中国語会話レッスンデビューのタイミングです。
弱点とは、
「言いたいことは日本語では浮かぶんだけど、中国語にならない」
みたいな文法的な事とか
「時間をかけて文章を書くことはできるけど、会話では出てこない」
みたいな経験的な事などが当てはまります。
先に自分の弱点を知っておくと、このあたりを客観的に知ることができるので
先に通い型の中国語会話レッスンを受けてから徐々にシフトしてくるのがおススメです。
授業では、たくさん聞いてたくさん話す
カフェ型の中国語会話レッスンでは、
塾や書籍を使った勉強のような「勉強感」はゼロにしたほうが良いです。
というのも、講義をするには向かない環境だからです。
ホワイトボードも無ければ、知る→間違える→練習するみたいな事をやる時間も無いです。
それらについてはもっと前の段階で練習しておくとして、
レッスンでは発音、言い回しを中心に、たくさん話してたくさん聞くことに重点を置きます。
文法についての勉強は、先にサラッと参考書で勉強しておくと良いですね。
オススメの参考書や勉強法を紹介した記事があるので、参考にしてください。
中国語会話の勉強には、「伝えたい気持ち」が大切です。
伝えたいのに伝わらないという悔しさを経験しまくって初めて
文法や言い回しを覚えるようになります。
将来の夢について語るのも面白いし
接待で冗談を言い合ったりするのも楽しいし
恋愛するのも面白いです。
わざわざ外国語を勉強するんです。
黙ってたら勿体ない。
たくさん喋って、たくさん失敗して、たくさん伝えよう。
勉強している最中に会話した人たちが、
きっと長く付き合える、最高の応援者になります。
勉強、頑張りましょう!
カフェ型中国語会話教室の料金相場
カフェ型中国語会話教室は、料金は大体似たようなもんです。
どこも授業料は3,000円+お茶代くらいです。
つまり、合計3,500円くらいですね。
違いは入会金と月謝くらいです。
入会金:9,900円
月謝:2,200円
授業料3,000円/60分
といった料金体系です。
入会金:9,800円
月謝:1,980円
授業料:3,000円/60分
といった料金体系です。
参考:▶レッツチャイナの感想
授業料は似たような感じなので、後は気に入った先生がいる塾に入る事をおススメします。
ではでは、中国語の勉強頑張ってください。