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美容師の闇。下積みが長い、寿命が短い、収入が少ない。解決する方法はあるだろうか

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TOMO
TOMOです。 2019年は会社を辞めて、 新しいことにひたすら挑戦し続ける年にします。 楽しそうなことには何でもチャレンジ! サラリーマンとしての知見 大好きな健康情報 筋トレ、野球関係 近々投資関係も勉強して記事化します。

今やコンビニの4倍ともいわれている美容院。
私の家の周りでも例にもれず、コンビニよりも美容院のほうがたくさんあります。

 

 

髪を切りに行くと、キラキラしたお洒落な美容師さんが切ってくれたり、楽しい会話をしてくれるので、美容師って本当に素敵な職業だな、格好いいなと思っていました。

先日、知人が美容師の闇について語ってくれたので、そこから救ってあげたいという気持ちで美容院の働き方の改革について考えてみたいと思います。

 

免責:あくまで一個人の意見です。業界批判ではなく、社会人のみんなが全員、前向きに楽しく明るく仕事をするにはどうしたらいいかというのを考えた記事です。

美容師の闇、それは憧れてなるけど80%が3年以内に辞めていく。

働き方の改革を考える前にまずは現状把握からしていきましょう。

美容師の離職率は厚生労働省の「産業別入職率・離職率」の調べによると、1年目で約50%、3年目で約80%、10年目で約92%とされています。統計を取った年度によっても変わりますし、アンケートの対象によっても変わりますが、全体的にこのくらいの数値ということは長年言われています。

Moreリジョブ「美容師の離職率は10年で92%?仕事を辞めたくなる理由・原因」より

 

参考の記事によると、3年間で80%もの人が美容室を退職するそうです。その理由って何だろう?キラキラしていて素敵だと思うんですが、そこには暗い闇があるんです。次に退職理由を見ていきましょう。

 

お金が無くて生活が苦しい

アシスタントの主な一日は、基本的に先輩のスタイリストのお手伝い。髪を洗ったり、髪の毛を掃いたり。あとはカラー剤を混ぜたりドライヤーで乾かしたり、色々な雑務があります。そこにプラスして、自分がスタイリストとしてデビューするためのスキル磨きが必要なのですが、勤務時間中にその時間は基本的に与えられません。自宅でウィッグ(首から上の人形)の髪を切ったり、休日を返上して講習会に参加したり、休憩時間を削って先輩にレッスンをお願いしたりして、自分のスキルや知識を磨いていきます。

 

アシスタントの基本給は低いです。平均の年収は260万円ともいわれています。さらに朝は8時から夜は23時まで、仕事+レッスンのために美容院にいるので、ブラック企業もびっくりの低賃金+長時間労働です。さらに練習用のハサミやクシ、あと消耗品のウィッグも自費。一切経費として落ちません。なので、休日や睡眠時間を返上して仕事みたいなことをしたり、自費で商売道具をそろえたりしないといけないのでお金がほとんど残りません。月15万円程度の手取りから消耗品を削っていったら手元に残るお金はありません。一人暮らしなんてしたら、なおさらです。

 

 

そんな血のにじむような努力を続けてようやく慣れてくると、カットモデルを探す旅に出かけます。これをモデルハントと言います。よく駅前でビラを配っているやつですね。運よく人が見つかると、その人を練習台にして髪を切る事をしていきます。練習と言えど、美容師さんは早くデビューしたいので、本気です。

 

たくさん勉強して、たくさん練習して、たくさんモデルハントして、たくさんカットの実績を積んで、ようやくアシスタントからスタイリストに昇格できるようになります。この間実に3年。途方もない努力を続けないといけないので、美容師の3年以下離職率は、このアシスタント時代に打ち立てられているといっても過言ではないでしょう。

 

 

スタッフの仲が悪い

 

職場の人間関係が悪いと仕事もしたくなくなりますよね。実際に仕事をしている時間はお客様との関りがほとんどなので問題ないんじゃないの?と思ってしまいますが、一つの美容院を作り上げるのはスタッフ全員の協力があってこそ成しえる事です。

 

そこでスタッフ同士の仲が悪い場合、「職場をこう変えたらお客様が喜んでくれるんじゃないかな!」っていう提案に対して、無視。すれ違う時や後ろを通るときも、無視。人間だれしも「自分はここにいると認めてもらいたい」という願望があるからこそ、無視されるのが一番苦しいです。

もし狭い店内で、カットをしている人の後ろを通るときにぶつかってしまったら?お客様の髪を切っているときだったらどうします?一瞬で重大な事故につながってしまいます。人を傷つける可能性のあるものを使う場所だからこそ職場の雰囲気のためでなく、安全のためにもコミュニケーションが大切です。それをおろそかにして人に迷惑をかけてしまうような環境であればそりゃ辞めたくもなりますよね。

 

レッスンを受けられない

「練習したい!」「勉強したい」という強い意志があるというのはとても素敵ですね。美容師の世界は物凄く大変だと言われている中で、ここまで前向きな気持ちを持てるというのはとても素晴らしい事ですが、日々の激務から自分のレッスンの時間が取れない。もしくは先生である先輩スタイリストが激務なせいで教えてもらう機会が無い。となった場合、「頑張ろう」という気持ちが萎えてしまったり、「何のためにこの美容院を選んだのか」という気持ちにすらなってしまったりします。それもそうですよね、「この人と働きたい」とか「この人から技術を学びたい」と思って入った職場なのにそれが満たされないなら、辞めたくもなります。

 

勤務時間が長い

美容院のつらいところ。友人の美容師は朝6時に家を出て、帰宅するのが23時過ぎ。一緒に遊ぼうと思ったらそのあとになるので、毎日寝不足になります。結果友人は寝不足と運動不足で急激に中年太りしました。さらに勤務時間の割に収入が少ないので、中々貯金ができないとも話していました。

 

休日もモデルハントや研修がある

美容師のモデルハントってナンパの一種でしょ?とからかってしまいましたが、これが非常につらいそうです。
なぜなら、実施するのが自分の休日。さらに職場の近くまで行かないといけません。自分のスキルのためとはいえ休日出勤しているようなものです。しかも街中で無視されること数時間という事もあるので、相当メンタルに来ることでしょう。

 

普通の企業であれば、こういう研修も会社が払ってくれるのですが、そうはいかないみたい。だから辞めたくなるのも納得ですよね。

 

デビューまでに時間がかかる(下積みが長い)

先輩スタイリストを酷使しながら一生懸命レッスンを受け、自費でカラーやパーマの講習会を受け、休日を返上してモデルハントをしてお客様相手に練習をさせてもらって、カラー剤を混ぜたり髪を洗ったり、髪の毛を箒で片づけたり、一生懸命に一生懸命を重ねた結果、やっとデビューができるので、平均で3年かかるといわれています。

 

しかも転職したらアシスタントからやり直しになる事も多いそうで、「今までの努力は何だったんだろう」と思わされますよね。つまり対外的にはそのスキルは何の価値もないよと言われているわけなので。

 

そうなったら、何にも自信が持てないし。つらくてやめたくなる気持ちもわかります。

 

美容師の離職率を下げるためにまずやるべきことは何だろう?

美容師が離職してしまう理由を6つ挙げましたが、これらを解決する方法はないでしょうか?

  • お金が無くて生活が苦しい
  • スタッフの仲が悪い
  • レッスンを受けられない

  • 勤務時間が長い
  • 休日もモデルハントや研修がある
  • デビューまでに時間がかかる(下積みが長い)

 

スタッフが辞めて困るのは、お店のスタッフとお店そのものですよね。
でも幸いなことに美容師を目指す人は今でもたくさんいるので、夢を目指す若者を食い物にして存続していくことはできますが、少子化して人口が減っていった場合、美容院の大量廃業が起こりえます。急いで改革案を考えましょう。

 

お金が無くて生活が苦しい

 

一番わかりやすいアプローチとしては、練習のためにお金がかかりすぎる事に対策を打つ事です。

 

社会人として家の中で仕事の練習をしているのは、仕事の一環として会社が経費に認めてあげるべきだし、スタッフが個人的な趣味としてやっているのであればこれは「キツイ」というのは間違い。ならやめればいいじゃないとなります。

ただ、問題なのはそこではなくて、給料を渡してあげられないから、生活が苦しいわけです。でも夢があるからギリギリまであきらめたくない。ここに目をつけましょう。

 

従業員の3年以内離職率を大幅に下げる手段をとるんです。
方法は、アシスタント仕事のうちつまらないものはどんどん置き換えましょう。楽しさ重視です。床を掃く仕事はロボット掃除機に任せたり、シャンプーなどの在庫管理はIoTを活用します。シャンプーとドライヤーもできれば自動化したいですが、それはしばらくは人の手が要りそうですね。

 

でもここまですることによって、美容師の美容師としての本業(お客様の髪に直接かかわる事)以外の仕事をミニマル化できるので、今まで割いていた人件費をもっと有効に活用できるようになります。給料を上げたり、もう一人スタイリストを育てたり。

 

 

顧客管理はタブレットを活用して入力はスマートスピーカーに任せるとか、とことんまで最新を導入していきましょう。

そうすると、他のお店にはない便利なシステムが簡単に出来上がるので差別化できます。また「これが無いとかありえない」状態を作ってやれば、他の美容院に転職することも防げます。

 

さて、アシスタントの手が空きました。アシスタント一人だけしか空いていないなら、その時間でカットの練習をお店の中でやらせます。これも仕事の一環です。早くスタイリストデビューできれば、お店としても戦力が増えるので必要経費です。

 

スタイリストデビューすると、平均の年収が50万円ほど上がります。これだけ上がれば、まあ何とか生活できるんじゃないでしょうか。今より余裕ができますよね。女性であればエステに通う事もできるし、男性なら筋トレをするなど、自分磨きができます。美容院としての商品はやはり、「美容師という人」なので、自分で自分の価値を高めてくれるのが本人としてもお店としてもとても幸せな事なんじゃないでしょうか。

 

スタッフの仲が悪い

スタッフの仲が悪いのは、会社組織の運営の中でも最悪な状態です。足の引っ張り合いをしている空気の悪い美容院にお客間は入ってきません。

 

仲を良くするための魔法の言葉は、「良いね!」です。

 

 

インスタやtwitterをやっている人だとわかると思いますが、「良いね!」と承認される事って、とても気持ちが良いですよね。これを仕事中ずーっとやり続けるんです。それだけで世界が変わります。

 

組織論について、私が一番好きな講演家の人をご紹介します。

炎の講演家 鴨頭喜人さん。赤字280万円という日本で一番売れないマクドナルドを任せられてから、たった2年間で日本一の店舗に作り替えたというすごい人。「お客様満足度」「従業員満足度」「セールス伸び率」がNo.1だったそうです。
その方法というのが、「承認する」ということ。誰よりも率先して誰よりも楽しく仕事をする事。そして人の提案はどんどん受け入れる事。まさに、背中で語る人なんですね。

 

是非、色んな動画を見てみてください。

 

 

レッスンを受けられない

アシスタントの不満点、「レッスンを受けられない」。先輩のスタイリストが多忙なために、技術を教えてもらえないという事ですが、これは単純に、スタイリストの負荷を減らしてあげればOKです。

スタイリストの仕事内容は

 

  • カウンセリング
  • シャンプー・ブロー
  • カット
  • カラーリング
  • パーマ
  • ブロー・セット

 

等があります。これらのうち、「自分じゃないといけない」仕事は何ですか?
例えば、カウンセリング。どういう髪型にしたいのかをヒアリングするのですが、本当にそれに10分もかけないとだめですか?ネットじゃダメなの?

 

シャンプー・ブローは積極的に人に任せます。
自分でないといけないのは、お客様の髪を直接変化させるところだけじゃないでしょうか。
ここでさらにカウンセリングシートを作ったり在庫チェックをして発注を行ったりするのは本当にスタイリストじゃないとだめですか?
カウンセリングシートは紙媒体じゃないとだめですか?

 

色々手を付けるところがありますよね。

 

勤務時間が長い

これは、シフト制にしてしまうのが正解でしょう。9時から20時ごろまで美容室が空いているとして、毎日全員が朝から晩までいる必要はあるでしょうか?予約が無いなら休んでしまう事もできるし、シフト制なら午前中を疲れをいやす時間に浸かったり、勉強したりすることもできます。

 

何もしないのに、もしくは自分がやらなくても回る仕事しかないのに、スタイリスト全員がいる意味は何でしょう?
これを変えるためには、勤務体系に柔軟性を持たせることが必要じゃないでしょうか。

 

仕事の拘束時間が長いとか、休憩が無いとか、こういう慢性的な疲労感が積もれば積もるほど、スタッフは不幸な気持ちになりますし、辞めるという選択肢が可能性として増えてきてしまいます。ともあれ、現在は収入に対して必要な時間が長すぎます。

 

 

休日もモデルハントや研修がある

モデルハントに関しては、インターネットで募集をかけるのが一つの手、もしくは時給を貰って行う。休日に行うとしたら趣味の範囲なので、美容院まで連れて行かなくてもそこら辺でサービスしても良いようにしないと、これはいつか指導が入りそうですね。

 

研修に関しては、レポートを求めないのであれば個人の負担で行ってもらえばいいでしょう。ただし、その内容を共有するなら、知識に対してお金を払う必要があります。

 

 

デビューまでに時間がかかる(下積みが長い)

 

これも問題ですね。

一応半年単位で目指す目標が決められているようですが、その間ずーっと給料が低いままというのも納得いかないでしょうし、それを仕事の片手間でやるから効率が落ちます。

 

 

いっそのこと、技術を資格化してしまってはどうでしょうか。どこの美容院でもスタイリストとして通用するという共通資格を作れば、転職の際も使えるし、店舗で独自に鍛える必要もなくなります。

そうすれば、現在のスタイリストが旬を過ぎてセカンドキャリアを考える時に、資格について教えるという道もできるので、業界全体が発展しそうですよね。

 

スポーツの世界でも、こういうのはありますよね。
ゴルフでも、選手として稼ぐプレイヤーがいて、教える専門のレッスンプロがいて、プロの卵のアマチュアがいて、こういう世界を美容業界にも作れたら素敵じゃないですか?

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