思い立ったら何でも全力でトライするよ

会社の成績がわかる損益計算書の見方。簿記の知識はここで生きる!

WRITER
 

スポンサーリンク


スポンサーリンク

この記事を書いている人 - WRITER -
TOMO
TOMOです。 2019年は会社を辞めて、 新しいことにひたすら挑戦し続ける年にします。 楽しそうなことには何でもチャレンジ! サラリーマンとしての知見 大好きな健康情報 筋トレ、野球関係 近々投資関係も勉強して記事化します。

 

こんにちは、TOMOです。
先日監査の仕事をしたときに、久しぶりに簿記の知識を使いました。

簿記検定をとってから久しかったので、
決算資料の何を見たらいいのか?がイマイチわからず、悔しい思いをしました。

 

帰宅したその日の内に猛勉強。復習はその日の内がやる気があって良いですよね。

本当は貸借対照表も勉強したかったけど、損益計算書だけでびっくりするくらい量があったので、
今日は損益計算書の読み方だけ復習しました。

 

簿記を勉強したことがある人もない人も、
損益計算書を読むとその会社の事業の調子が分かって面白いので
ぜひ読んでみましょう。

この記事の内容だけで、損益計算書から読める物が飛躍的に増えます。

 

損益計算書の見方。会社の成績がこれでわかる

損益計算書(PL : Profit and Loss)は、会社の状況、状態、成績を知るために会社から提供される物です。
もう一つ、貸借対照表(BS:Balance Sheet)もありますが、
今回のテーマは会社が儲かっているかどうかを知る事として
損益計算書の読み方を勉強していきましょう。

 

会社の成績が分かる損益計算書の読み方

会社の成績を見るというのには、二つの方法があります。

  • 同じ会社の過去の期と比較する
  • 他社と比較する

どちらにせよ、比較するときの指標は同じで、
安定した経営をしているのか、儲かる仕事をしているのか?です。

 

損益計算書の読み方

損益計算書は非常に読みづらい表の形をしていますが、
読み取っていく部分は上の図のような数字です。

会社の成績として最も大切な数字が経常利益。
この数字を出してくるために必要な数字も一緒に覚えちゃいましょう。

難しい用語については次項で説明しますので、とりあえず読んでみてください。

 

経常利益は、(限界利益)ー(固定費)で計算されます。

限界利益は、(売上)-(変動費)で計算されます。

(経常利益)/(限界利益)で、経営安全率が分かります。

 

経常利益は「特別なことが無い場合の実力」を表していて、
現在の事業のまま今後も生き残れるかどうか?を見ることができます。
実力で稼げる本業の儲けが黒字であれば、事業を続ける一つの目安になります。

 

限界利益を見ると、その業界が儲かりやすい業界なのかがわかります。
限界利益が小さいと、どれだけ固定費を削っても天井が見えます。
逆に限界利益が大きければ業務改善などで利益を増やすチャンスがあります。

 

経営安全率は、「今の状態から売り上げが何%減ったら赤字になるか?」を示しています。
数値が高ければ会社には余裕があり、収益体制が整っている事がわかります。
他社同士を比べる時は経営安全率に着目すると、「良い会社なのか」を比較しやすいです。

 

損益計算書を見るのに必要な用語集。

簿記には様々な用語が存在していますが、
損益計算書を読むために最低限必要なのは、
以下の8つです。

これだけ分かっていれば、後は都度調べていけば理解できます。

 

売上

売上は、商品やサービスを提供した時に貰えるお金です。
コンビニで買い物をしたときにレジが受け取るお金のことです。

 

中に税金や人件費、仕入れ代金などすべてのお金を含んでいるので
売上が会社の利益の根幹を担っています。

売上が1,000円しかないのに利益10,000円を得ることはできません。

 

会社が利益を出すには売上を最大化し、売上を得るために使うお金を最小化する事を目指します。

 

売上原価

売上に必要な原価です。
ここに人件費や電気代などは含まれません。

あくまで商品の原価。
商品や部品の仕入れ、加工費、外注費などが含まれます。

売上原価を下げるためには大量仕入れによる量産効果で
原価交渉をするのが一般的です。

 

商品が売れなければ売上原価にはなりません(棚卸資産となります)
売れなかった場合は資産として計上されてしまうため
黒字なのにお金がない!という状況も生まれます。
大量仕入れするにも仕入れ量に注意が必要です。

 

営業外利益、損失

物を売った、買った以外のお金のやり取りに発生します。
例としては借金の利息、有価証券の売却益等が該当します。

本業が赤字なのに最終黒字にするために
株を売却して無理やり黒字決算をする事もあります。
銀行から融資を止められないために苦肉の策をするんですね。

 

特別収益、損失

「特別」というくらいなので、普段は起こらない事が起きてしまったときに計上します。

例としては子会社の倒産、自然災害による損失などです。

 

経営安全率

経営安全率は、限界利益を100%としたときの経常利益の割合です。
前項の絵を見ると理解がしやすいです。

経営安全率は、会社の経営の安定性を示していて、
現状のまま売上が何パーセント落ちたら赤字になるかを見ることができます。

数字が大きければ大きいほど、経営が安定していると判断します。
他社との比較の際にも使われる指標です。

 

限界利益

限界利益は(売上)-(変動費)で計算されます。

商品を生み出すのにどうしても掛かってしまう材料代などを変動費と呼びますが、
それを差し引いたとき、マックスで得られる利益を示します。

 

限界利益が大きい商売は儲かりやすい商売です。
IT系が人気で儲かっているのは、部品の仕入れが不要なので限界利益が大きいことが要因です。

 

固定費

固定費は、人件費や家賃など、
売上に関係なく掛かり続ける費用のことです。

変動費になるべき物を固定費に組み入れる事で単価を安くする効果もありますが
逆に経営が厳しい時に固定費が大きいと、
売上をひっ迫するので利益を生みづらくなります。

 

変動費

売上に伴って発生する費用です。

商品の材料費や外注費などがこれに当たります。

 

出張するときのホテル代も、変動費になります。
もし、出張先にアパートを買っていたとしたら、これは固定費になります。

しょっちゅう出張する場合はアパートを借りて固定費化すると安くなりますが、
景気が悪い時には固定費によって業績を圧迫します。

 

損益計算書に登場する5つの利益

会社の価値は、世の中にどれだけのサービスを提供して利益を得ているか?
にかかっているので、損益計算書を読む上で、利益の項目は非常に大きな意味を持ちます。

 

各利益の項目を読んでいきましょう。
大切なのは経常利益当期純利益なんですが、
それらを算出するために結局5つの利益の関係を知っておく必要があります。

 

売上純利益

売上純利益=(売上高)ー(売上原価)
で計算されます。

会社の利益の大本で、ここで躓くと会社は利益を出せません。

商売の原則は安く買って高く売る

ですが、そこに関わる部分です。

 

営業利益

営業利益=(売上総利益)-(販売費および一般管理費)
で計算されます。

販売費及び一般管理費とは、従業員の給料や家賃、広告費などの営業経費が含まれます。
会社が営業して出た利益です。

とりあえずここが黒字であれば会社は黒字です。

 

経常利益

経常利益=(営業利益)±(営業外損益)
で計算されます。

営業外損益とは、会社の財務活動で発生した収益や費用を表します。
利息や有価証券の売却益などがこれに当たります。

 

特別損益

特別損益は、まさかの事態が起きた時に計上される物です。
普通にしていれば黒字だったはずなのに、
自然災害によるダメージで被った損失で赤字になってしまったみたいなことが起こりえます。

会社の実力とは関係ない部分での数字なので
あえて枠を用意しておき、成績を見る時に除外できるようになっています。

 

税引前当期純利益

税引前当期純利益=(経常利益)±(特別損益)
で計算されます。

ここから税金分を引くと当期純利益になります。

 

当期純利益は会社の貯金みたいなもので
もしもの際にお金をパッと支払えるように準備(内部留保)します。

 

会社が安定しているかを確認。経営安全率の見方

 

今年は黒字で儲かっているみたいだけど、
実力通り儲かっているのか
たまたま儲かっているのか

この辺を見極めるのは難しいですね。

 

本当に実力のある会社であれば
経常利益の数字が大きく出てきます。

ただし、経常利益額が大きいからと言って優秀とは限りません。

 

会社の実力とポテンシャルを測る際に便利な経営安全率を見ると
この会社は凄いのかどうか?がよく分かります。

 

経営安全率は、限界利益における経常利益の割合を示します。

少ないメンバーで大きい利益を上げている会社はこの数字が大きく出ます。
本当に実力のある会社はそうなってます。

100万円の商品を売上げるために、変動費が40万円かかるとします。
ここに、スタッフが5人、10万円ずつで仕事をしているとすると
人件費は50万円です。
経常利益は10万円。

 

もしスタッフが10人、6万円ずつで仕事をしているとすると
人件費は60万円
経常利益は0円です。

経営安全率を見ると、スタッフ5人の例は10%
スタッフ10人の例は0%

売上が1%下がると後者は赤字です。
まさに、安全性がない。

 

 

会社によって売上高が変わるので、
他社と比較する際には経常利益よりも経営安全率を見て比較すると
簡単に成績の比較ができます。

 

この部分の説明は、画像のほうにわかりやすく書いているのでそちらも拡大してご覧になってください。

 

損益計算書をみて初めて簿記の知識が生きる。自分の会社の成績をみてみよう

検定と言えば簿記っていうくらいに簿記の検定を持っている人は多いですが
多くは残念ながら活用されていません。

簿記の勉強って最中は苦痛なのに
本当に面白い、簿記の知識を活かす場所が無ければ勿体ないです。

 

転職する際や株式投資を考える場合
自分で会社を経営する場合など
シチュエーション次第では決算書を読む機会は非常に多いです。

 

ぜひこの記事を見ながら、読み解いてみてください。
画像だけで理解できるようになっているので、
記事を読んだ後は画像だけ保存して、決算書を読むときのお供に使ってみてください。

 

<以下、オススメ記事です>

https://try-everything.jp/what-to-say-in-audit-report/

https://try-everything.jp/study-bookkeeping/

この記事を書いている人 - WRITER -
TOMO
TOMOです。 2019年は会社を辞めて、 新しいことにひたすら挑戦し続ける年にします。 楽しそうなことには何でもチャレンジ! サラリーマンとしての知見 大好きな健康情報 筋トレ、野球関係 近々投資関係も勉強して記事化します。


スポンサーリンク


スポンサーリンク


        

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© TOMOが実践!THE 働き方改革+ , 2019 All Rights Reserved.