退職翌月は給料が振り込まれません。【振り込まれるのは残業代だけ】
退職翌月の給料の振り込みに関する記事です。
- 退職翌月には給料が振り込まれない理由
- 退職翌月に振り込まれるもの
- 退職月に給料が振り込まれないのは労働基準法違反かも
- 退職翌月からは、お金の使い方に慎重になろう
こんなテーマでお話ししていきます。
退職翌月には給料が振り込まれない理由
退職後翌月は、ふつうの会社では給料は振り込まれません。
理由は、多くの会社の給料が「当月払い」だから。
- 初任給は入社月にもらえる
- 昇給すると、その月から給料が増える
- 今月残業すると、来月振り込まれる
日本の多くの会社は、こんな感じの給与システムになっています。
つまり、「基本給は当月払い、残業代は翌月払い」
なので退職翌月は、給料が振り込まれません。
退職翌月に振り込まれるもの
「退職翌月に給料が振り込まれない理由」でも書いたように、日本の多くの会社の給与体系が「基本給は当月払い、残業代は翌月払い」となっています。
なので退職翌月に振り込まれるのは、残業代だけです。
さらに多くの人が最後の一か月を有給消化で終えるので、退職翌月は何も振り込まれないという人も多いです。
▼ちなみに私も振り込まれませんでした。
退職日は12月31日でしたが、最後の出勤は10月の3周目くらいだったと思います。
したがって、残りの2か月は丸っと有給だったんですね。
当然残業なんてすることもないので、退職翌月は給料が振り込まれませんでした。
退職月に給料が振り込まれないのは労働基準法違反かも
退職月に給料が振り込まれないのは、労働基準法違反の可能性があります。
毎月25日が給料日。
今月の10日で退職したけど、給料日になっても振り込みされてない!なんで!
▼労働基準法には、「毎月1回以上、給料を支払う」というルールがあります。(参考:兵庫労働局)
給料は毎月1回以上、決まった日に払退職翌月を支払わないといけないというルールが、労働基準法第24条に定められています。
したがって退職した月に給料が支払われない場合は、労働基準法違反の可能性があります。
自分の状況と照らし合わせてみて、「自分は悪くない」と思えば相談に行くと良いかもしれません。
退職翌月からは、お金の使い方に慎重になろう
会社を退職して有給消化に入ると、その分は不労所得のような感じで、給料として入ってきます。
「何にもしてないのにお金が入ってきた」と、ついつい飲みに行きたくなりますが、退職月の翌月からは不労所得も入ってこないので、そのままの金銭感覚でいると大変なことになります。
私の経験ですが、最後の出社日を終えてからは思いっきりお金を使って、年末までに給料+ボーナス分だけ遊びました。
当然、退職月(12月)も思いきりお金を使いました。
すると、退職翌月のクレジット請求額は15万円、退職翌々月のクレジット請求額は24万円に上り、年始早々合わせて39万円のクレジット支払いが待ち受けていました。
▼退職翌月のクレジット請求額
2か月合わせておよそ40万円。
さらに他にもエクスプレスカードやらイオンカードやらセゾンカードやらでも各種支払いがあるので、これはさすがにまずい。
▼で、退職翌月の給料日が来ました。
たったの1円たりとも、振込されていませんでした。
この日を境に私は極貧生活をはじめ、実家住みだったこともあって月に5万円以下の支出で過ごしました。
幸い貯金が趣味だったので大問題にはなりませんでしたが、予想外なので焦りました。
不労所得が入るとつい使ってしまうので、お気をつけて!!!