●飲食店バイトのシフトが埋まらない!人が足りないと悩む店長へ
こんにちは、大学時代は飲食店のアルバイト店員、TOMOです。
最近飲食店を開業したという30代の方にお会いしてきました。
お店のナンバー2として圧倒的な集客力とアルバイトスタッフへの教育にて、売り上げアップに貢献してきたという素敵な実績をお持ちの方なんですが、新しくお店を出したらいきなり大きなピンチ出くわしたと言っていました。
それは、アルバイトがシフトを埋めてくれない!という問題。
私がアルバイトをやっていた時代もそう昔のことではないので、一緒に対策を考えていました。
バイトのシフトが埋まらない!人がいるのに人が足りないのはなぜ?
開業前から面接を開始して、数人のアルバイトを雇う事には成功したそうなんですが
面接時には「週3~4は入りますよ」と言っていた勢いはどこへやら、ふたを開けてみれば週に1回しかシフトに入ってくれません。
バイト側の立場としての気持ち
採用される側とすれば、バイトなんてできればしたくないし、入るためには「たくさん入れます」と話を盛るっていうのは面接のテクニックとして有名です。
それを鵜呑みにして戦力を考えられると、そりゃもちろん人数が足りなくなってしまいます。
先輩が結構ご馳走してくれます。
大学3年生くらいから頑張り始めるイメージですが
今の時代だと親がお小遣いをくれる事も多いので
昔の様にバイトを本気で頑張る理由もありません。
自分としては週一回シフトに入る事で採用してくれた恩に応えているので
それ以上を求めないでっていう気持ちでしょうか。
バイトのシフトが埋まらない!人が足りないときの求人の打ち方
アルバイトが足りないのはもう、しょうがないです。
1年生、2年生の学生はお金に困っていないことが多いし、3年生は各バイト先でのメインメンバーになっているので新しく採用する事は難しいです。
となると方法としては、2年生を採用して1年間我慢して、彼らが新しい人に教えてくれることを祈るか
一番賢いのはフリーターを採用する事です。
フリーターは一生懸命働いてくれる素敵な人材
フリーターであれば最長4年という雇用期限もないですし、働かないといけない事情があるので一生懸命働いてくれる率が高いです。
彼らをいかにしてお店のファンになってもらうか。
ここに勝機を見出せれば、優秀なアルバイトが集まる素敵なお店になります。
フリーターには実力、貢献度合いに応じて報酬をアップする事で、働きやすい場所づくりをしましょう。
メンバーが集まり始めたら、指導員としての立場をお願いします。
丁寧に教える方法をスタッフで考え、実行してもらいます。
そうする事で、複数段階の昇給体制を取ることができます。
普段はやさしい指導員、困ったら頼れる先輩っていう立場が素敵ですね。店長とバイトの間の緩衝役を担ってもらいます。
そこまでやってもバイトのシフトが埋まらないのは環境のせいかも。
面接段階では「週3日働けます」と鼻息荒く言っていたのに徐々にフェードアウトしていくがごとくシフトに入らないのは、もしかしたら環境が悪いのかもしれません。
お店が汚い、空気が悪い、スタッフの口調が強い、求められるものが多すぎる
こういう嫌な気持ちが溜まっていくと、働く気が失せてしまいます。
バイトが働きたくなるための理由を作ってあげよう
時給も良い、お店も綺麗、仕事内容は時給に見合っている。
こんな素敵な環境でもバイトが足りないなら、人を働く理由にすると良いです。
- 「うちでバイトすれば私と働けます」という魅力も良いでしょう。カリスマ性です。
- 働くことで、将来の夢についての相談に乗りますというのも付加価値ですね。
- 「人気のフードメニューが賄いで食べられます」も魅力的
こういう、お金に換算できない付加価値をつけられたら大きいですね。
他所のお店にはない、特別な価値であれば、一度入った後にファンになる可能性が高くなります。
いまはアルバイト求人もマーケティングと同じです。
「うちのお店は他のお店よりもこういう所が優れています。」
お店が繁盛しているなら、見つけるのは簡単ですよね。あなたのお店の素敵なところを猛烈にアピールするんです。
もうバイトのシフトに困らない!バイトの募集も発信する時代です。
足りないバイトをフリーターで乗り切って、新しいバイトは彼らに育ててもらって、調子が上がればフリーターさんは社員に昇格してもらっても良いでしょう。
でも、「社員になってもいいよ」と思ってもらえるお店作りってどうしたら良いの?
それは、「お店の売り」を作る事です。
みんなが「バイトに来たい!」という気持ちを作る事に成功したら、今後に向けての布石を打つ時が来ました。
使うものはTwitter、YouTube、Instagramです。
LINE@を使うのも手ですが、できれば無料でやりたいので、
今回は選択肢から外します。
YouTubeでは
- お店の紹介
- メニューの紹介
- ちょっとした料理レッスン
- メニューのレシピを一部紹介
このあたりの動画を投稿していきます。チャンネル登録者数や広告については気にしなくてOK。
動画の最後にアルバイト募集を告知します。
Instagramでは、
- お店の紹介
- メニューの紹介
がメインですね。動画でも良いですが、長いと飽きるので10秒くらいに抑えます。
プロフィール欄または投稿の最後にバイト募集の告知を打ちます。
最後にtwitterでは、
リアルタイムの情報を逐次投稿していきます。
他店のおいそうなメニューを見つけたらリツイートするなんて言う使い方も面白いですね。プロフィールか固定ツイートにバイト募集を告知します。
ある程度内容、コンテンツが集まったらお店のHPを作ったりブログを作るのも良いですが、時間がかかります。売上が安定してきたときに外注しましょう。
外注の方法はいくつかあります。
- Twitterで依頼するか
- クラウドソーシングをするとか
- 知り合いに頼むとか
- ネットで検索して依頼するとか
そして各SNSからここにリンクを飛ばしておいて、逆に各SNSのリンクも貼っておきます。これで宣伝媒体の完成。集客もバイト募集の告知もここでできるようになります。
店長が現場に立たなくてもいい環境が出来上がったら、店長の人となりをコンテンツにするのも面白いです。
たとえば苦労した事、工夫した事、後輩へのアドバイス。
素敵な発信ができれば「店長と働きたい」と言ってくれる人も増えてくるはずです。
店長はご飯作るのが仕事じゃないです。お客様が常連になってくれる仕掛けづくりをする事が仕事です。
「あなたに会うために来たよ」と言ってくれる常連さんを作る仕組みを作る事が店長の仕事。
常連さんが付けば、「この会社で働いて良かった」と思ってもらいやすくなります。
頑張り続けずに、でも夢を持って、一生懸命頑張ってください。
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