男性の結婚式の衣装って何を着るんだ?予算はどれだけ必要?
こんにちは、結婚を応援するの会のTOMOです。
先日、結婚式の衣装って何着るもんなんだ?という話になりまして、時間があったのでちょっと調べてみました。
男性と言えばなんかピシッとしたジャケットを着ているイメージですよね。タキシードっていうやつです。でもタキシードって、そんな形も多くなさそうだし、色だけ選べばいいんじゃないの?と思いますが、実際どうなんでしょう?
衣装は誰と見に行くの?
基本は、新婦と一緒に選びに行きます。と言うのも、結婚式は2ショットであることが多いので、2人の衣装のバランスが非常に大切なので、各自思い思いの衣装を選んでしまうとチグハグ感が出てしまう可能性があるためです。まあ、基本はね。
事情によっては、一緒に行くことができない事もあります。仕事が忙しいとか、出張中でギリギリまで会えないとか。
そうなった場合は、一人で行っても良いし、友人や家族と行くのもいいでしょう。ただ、男性だけの意見ですと偏る可能性があるので女性と行くのが無難ですが、「結婚する」というのに新婦以外の人と出かけるのはどうかと言う倫理的な問題もありますので、こんな方法もあります。
そう、先に女性に衣装合わせを終わらせてもらい、写真を送ってもらうです。
現代だからこそできる衣装合わせ。遠くても一緒だよと伝えやすくなったのは本当に素敵な世の中になったもんです。
衣装合わせには何を持っていけばいい?
衣装合わせと言うからには、当日の衣装のイメージを確認するために試着をしに行きます。なので、試着しても構わない服装で出かけましょう。
<必要なもの>
- 靴下
- タイツやステテコなどのインナーパンツ
- 女性の衣装の写真
- カメラやスマホ
靴下
衣装合わせの際には、同時に靴をフィッティングすることも多いです。靴下なしで試し履きをすると汗がついて迷惑だったり、サイズ感が当日と若干異なってしまうというトラブルが発生しないためにも、靴下は大切です。
タイツやステテコなどのインナーパンツ
ズボンなんかは、別に素のまま着ても対して問題はないですが、素肌のままで試着する事に抵抗がある方は持っていっても良いと思います。
女性の衣装の写真
できれば全身の写真が良い
衣装は、女性→男性の順番に決めることが多いです。男性から先に決めると後で何かしらの不都合が発生して選び直しになる事があるので、女性から先に選ぶのが基本のようです。
あとは女性の方がこだわりが強いので、できれば女性の意向に合わせて衣装を合わせてあげると幸せな結婚式になる可能性が上がります。
で、女性が先に選ぶのでもしかしたら別の衣装屋さんでレンタルが決まるかもしれません。となると、同時に選ぶことができないことによる弊害が出てきます。
それは、2人並んだ時のイメージがわかない
ですので、女性の衣装が決まったタイミングで写真を撮影、それをもって男性の衣装選びをすることで、2人並んだイメージが湧きやすくなるので、後悔のない衣装選びができるようになります。
カメラやスマホ
これは単純に、衣装のイメージを記録に残しておくためです。
前述の2人並んだイメージを確認するために使ったり、記念として残すために写真は複数枚撮影しておくことをおススメします。
衣装にも種類がたくさんある。どうしたらいいかわからない
今回は、和装ではなくタキシードを着るという話での相談でしたのでタキシードの話をしますが、予想と違って驚いたのは、結婚式で着る衣装の総称を「タキシード」というのではなくて、衣装の1種類に、「タキシード」という形があるという事です。
詳しい説明はわかりやすかった参考サイトを紹介しますが、簡単に。
- モーニングコート
- フロックコート
- テールコート
- タキシード
の4種類があります。
モーニングコート
モーニングコートの語源は「Good Morning(グッドモーニング)」。その名の通り、昼間に着用する最も正式な礼装のことです。慶事では、格調高い結婚式や披露宴・記念式典・公式行事等で、主役またはそれに準じる人が着用します。弔事では、公式の葬儀や一周忌までの法要等で、喪主・親族・近親者等の主となる立場の方が着用するウェアです。
カインドウェアHP 第9回 モーニングコートのお話より引用
一番格式が高いコートのようです。主役が着るという事ですので、結婚式の主役である新郎が着るべき服ですよね。
フロックコート
フロックコートは現在の昼間の正礼装とされているモーニングコートの前に正礼装として着用されていた昼の礼服・フォーマルスーツで、現在のモーニングコートの形の原型となっているものです。
6釦3掛のダブルブレステッドのジャケットの色は黒かグレー、ジャケット丈はひざ丈までと長く、拝絹をかけたピークドラペル、胸にはウェルトポケット(箱ポケット)、ウエストシーム(ジャケットウエスト位置に水平に付けられた縫い目のこと)といったクラッシックなディテールを特徴とし、パンツは白黒の縞ズボンを着用します。このジャケットの長い前裾を、乗馬がしやすいようにという理由からカッタウェイした形がモーニングコートへと変わっていくのですが、フロックコートもカジュアル化がすすみ、現在ではダブルブレステッドからシングルブレステッドへと大きくシルエットも変わっています。オーダースーツ Pitty Savile Row 「フロックコート」より引用
モーニングコートの親と呼ぶべきものでしょうか。昔はこれが正装で、それを着やすくしたのがモーニングコートとなり、それが正装となったという流れのようです。
伝統的な正装という位置づけなのでしょう。
テールコート
アメリカで一般的に用いられる言葉。略してテイルスともいう。スワローテイル、イブニングコート、テイルコートはすべて同じ。
フォーマルスーツの中でも夜の正礼装となるテイルコートは、6釦3掛のダブルジャケットをボタンを止めないで着用し、ウエスト位置でほぼ水平にカットされた前カットから後ろ裾にかけて燕尾のように長くなっているデザイン。この後身のみ長い着丈が燕の尾っぽのように見えることからスワローテイルと呼ばれ、燕尾服はそれを直訳した日本名となる。オーダースーツ Pitty Savile Row「テイルコート 」より引用
燕尾服ってやつですね。卒業式に校長先生が着ているやつでしょうか。
タキシード
夜間の準礼装・半礼装として用いられるフォーマルスーツのこと。
タキシードはアメリカでの呼び方で、イギリスでは同様のものをディナージャケット、フランスではスモーキングジャケットと呼びます。オーダースーツ Pitty Savile Row「タキシード」より引用
とはいうものの、日本の結婚式ではこれが一番ポピュラーだそうで、結婚式といえばタキシードのようです。
結婚式を朝や昼一くらいにやる場合はモーニングコート、それ以外はタキシードというイメージなんじゃないかと思います。
まあ、一番手っ取り早くて確実なのは、貸衣装屋さんに聞いて、選択肢を作ってもらう事でしょう。せっかくスタッフさんがいるなら使わない手はないです。
男性の貸衣装の予算は?
結婚と言えばゼクシィ。そのゼクシィが調査をしていて、調査結果がネットにアップされていました。
どこの地域でも一番割合が高い予算は、10万円前後とのこと。
各衣裳を購入またはレンタルした人に対して、各衣裳の費用を尋ねたところ、タキシードの場合、「15~
20万円未満」が23%で最も高く、次いで「9~11万円未満」が22%で続く。平均は12.9万円となった。ゼクシィ結婚トレンド調査 2018 首都圏 より引用
まあ男性はだいたい15万円ほどで考えておけば大きく狂う事はないでしょう。ただし、着替える場合は15万円×セット数なので、着替えまくる人はその分豪華になります。