●AI時代に残る仕事。消える仕事もオタクになれば生き残れます
こんばんは、TOMOです。
先日、税理士をしている知人とお話をしてきました。
士業って、AI時代に真っ先になくなるといわれていますが、
「こういう仕事の需要は消えないな」という一つの答えが、話の中で見つかりました。
今回は、AI時代に残る仕事、消える仕事についての考察をしていきます。
「自分の仕事はAI時代に消えるかも…」と震えている人が
「よし、こうやって頑張ればいいんだ」となるヒントになれば幸いです。
AI時代に残る仕事。大半が消える仕事もオタクになれば生き残れます
まず最初に結論から。
「AI時代になって消える」と言われている仕事も、工夫次第では平気で残るでしょう。
ヒントはその分野のオタクになることです。
無くならない仕事を作るためには勉強し続けるしかありません。
なので、日々新しい知識、方法を模索し続けて、常に進歩し続けないといけません。
そうすると勉強が必要になるんですが、勉強を続けるのが苦じゃない状態を作る必要があります。
一番手っ取り早いのが、その分野のオタクになることですね。
勉強しているつもりがなくても勉強ができる最強の状態になれます。
他人から「よくそんな努力ができるな」といわれたときに
「だって楽しいんだもん」と答えられるもの。これを仕事の中で見つけられたら最強です。
AI、ロボットが参入する分野
AI、ロボットが参入する分野はつまるところ、人手が足りないところです。
- 人件費が高くつく
- ミスしたら困る
- 24時間働く体制を作りたい
こんな感じの業界です。
現在人が行っている仕事は、「今のところ」ロボット化よりも人件費のほうが安いからそうなっているだけで、
定型業務化できる仕事はすべて置き換わります。
AI、ロボットによる自動化のうれしさはこんな感じ。
- 間違えない
- 休まない
- 文句言わない
人が少ない=人件費が高くなっていくので、
人の嫌がる仕事もすぐに自動化されていくでしょう。
単調作業の繰り返し(書類、表の作成)
input→outputのフローが明確な作業
この辺の作業は、既にRPAのサービスで提供されつつありますね。
消えると言われている仕事も、ちゃんと見ればAI時代も残る
AI化によって消えるといわれる代名詞の士業も、ちゃんと見れば残るだろうことは予想ができます。
もちろん、AI化によって仕事内容が相当スリムにはなります。
- 記帳代行(帳簿の作成)
- 決算資料の作成
- 過去の決算期と比較した経営診断
この辺りは当然、省人化されます。
過去の決算期というデータがあれば、
特異な推移をしているときにアラートを出すのは既に別の分野で実装されています。
つまり、アシスタント業務(表の作成などの単純作業)が不要になるので
会計事務所にいる、資格を持っているだけの作業者がピンチになります。
でも、資格を持っているからこそできる仕事もありますよね。
たとえば
- 会社独特の経営戦略(経営コンサル)
- 新しい会計ルールの対応
- あいまいなルールの解釈
RPA化によって即座に対応が困難な部分です。
新しいルールへの対応は、プログラミングの知識しかない人じゃ困難だし、
会計だけに詳しい人では要件定義ができません。
一つの定型的な答えが決まるまで自動化できない部分は絶対に存在するので
こういう場合にも税理士の先生は必要です。
そして経営コンサルは「人:人」のサービスなのでまずなくならないです。
会社の業績をみて戦略を立てますが、基本はオーダーメイドです。
プログラムよりも人のほうがアイディアが多いので、人が介在します。
とはいえ、データベースとしてのツールがあってこその人なので、
これからの税理士はツールを使いながらアイディア案を組み合わせてコンサルするような形になっていくのかな?と思います。
これからのAI時代を生き残るためには、使いこなせるオタクになろう
今回の結論は、「AI時代で仕事がなくなる」と恐怖しているのではなく、
その分野についてのオタクになることが大切です。
もっと知りたい気持ちがあれば自然に勉強できるようになるし
その道で便利なツールとしてAIが提供されているなら自然に活用するようになります。
そして、AIツールを活用したうえで、
人に対して提案ができれば、それは間違いなくあなたの価値だし、
消える仕事にはなりません。
AI時代を生き残りたいなら、オタクになろう。
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