仕事ができないのがつらいと感じている人へ。【自分の得意を探してみて】
仕事ができなくてつらい、会社の評価が低い、周りの目が痛いと悩んでいる人へ送る記事です。
自分が無能だと思っていませんか?
「自分は無能だから何をやってもできない」と思っていませんか?
他の人はみんなできるのに自分だけできないのは辛いかもしれないですが、ちょっと立ち止まって考えてみませんか。あなたにもきっと、戦う方法があるはずです。
先に本記事の結論です。
まず、あなたの得意を探してみましょう。
あなたの得意は、おそらく他の人と同程度か、それよりも上のレベルで戦えるはずです。
全ての仕事を、あなたの得意に近づけるようにして設計していけば、あなたも優秀な人の仲間入りです。
人には得意不得意があります。
単純作業が得意な人苦手な人、数学が得意な人苦手な人、外国語が得意な人苦手な人、色々います。
今は限られた分野の得意不得意でしか人と比べていないので「自分は無能なんじゃないか」と感じていると思います。
絶対あなたにも、得意があるはず。探してみましょう。
Twitterはtry_to921moです。
仕事ができないからつらいと感じている人へ
「仕事ができない」と悩んでいる人へ、あなたは決して無能じゃないです。
基本的に無能な人なんて存在しなくて、ただ単に
- 働いている会社が合わない
- 働いている部署が合わない
- 働いている同僚が合わない
などなど、外的要因によってあなたが無能だと「思わされている」可能性が高いです。
というわけで、この章ではこんな話をします。
- 仕事ができないからと、気にしなくても良い
- 人には得意と不得意がある
- 仕事をすべて自分の得意に寄せていく方法
順に見ていきましょう。
仕事ができないからと、気にしなくても良い
結論、仕事ができないからと、気にしなくてもいいです。
あなたが今、仕事ができないと悩んでいる理由は何でしょうか?
まあ、色々あると思いますが、一番は「自分の力をアピールできるタイミングが見つからない」事だと思います。
つまり、気にしなくていいです。
あなたにはあなたの優秀さがある事は、みんな知ってます。
人には得意と不得意がある
人には得意と不得意があります。
例えば、クソ偉そうにしている優秀そうな人は、自分の土俵で戦って1番だったから偉そうにできているんですよね。
上手い例が思いつかないですが、例えばこれがもし引っ越し屋さんの作業スピード勝負だったら結果は違っていたはずです。
人間には得意と不得意があります。
なので、いかにして自分の得意分野に寄せて仕事を進められるかが仕事の一つのテーマです。
仕事をすべて自分の得意に寄せていく方法
私の例から、仕事をすべて自分の得意に寄せていく方法を一つ紹介します。
私はエクセルを使うのが得意だったので、全ての仕事をエクセルに集約しました。
そこでプログラムを組んで、自動で処理するようにしました。
すると部署内から色んな仕事の自動化を頼まれるようになって、部署の中で自分の立ち位置を作りました。
自分が「やりたくないな」と思っていた仕事が自分に回ってくる前に、他の人の手によって次々と片付けられていくので、私は安心してエクセルで遊んでるだけでお給料をもらえるようになりました。
こんな感じで、「自分の嫌いな仕事をいかにして他の人にやってもらうか」を信条にしていると、知らないうちに自分の仕事は自分の得意な仕事だけになっています。
本記事で大切なことはここまでで終わりです。
もしあなたがそれでも、「仕事ができなくてつらい」と思っているとしたら、たぶん無能なのは上司の方です。
仕事ができない人がいてつらいのは、むしろ上司
会社の経営陣は人数さえ足りていれば仕事が回ると考えています。
したがって、仕事ができない人がいて困るのは、あなたよりむしろ上司。
上司の管理能力が低いから仕事が回らないという評価になるので、上司も焦ってるはずです。
仕事なんてだいたいは上司の質で難易度が決まる
しかし、上司の有能/無能によって部署の仕事のQCD(品質、コスト、納期)が変わるのも事実です。
たいていの仕事は誰でもできるように設計されているので、これがうまく回らないのは上司の采配能力の問題なんですよね。
部署の仕事は、大きい会社だと
- リーダー:1人
- リーダーの右腕が:2人
- 先輩の平社員:4人
- 後輩の平社員:8人
みたいな感じで、ピラミッドのような形で担当が決まっていると思います。
リーダーが無能だと右腕を上手に動かせず、上層部だけ仕事して下級の人たちは暇になってるみたいな状況が生まれます。
上司が忙しい職場は、無能が増える
上司の仕事が忙しい職場では、上司ばっかり仕事に追われて、部下たちは仕事が無く、勉強しようにも何を勉強したらいいか分からず、育たないまま年月が過ぎます。
そうすると大量の無能が増殖し、会社を苦しませます。
今あなたが「仕事ができない」と感じているのなら、一度自分の上司を振り返ってみてください。
忙しい上司じゃありませんでしたか?
・・・となると、あなたは悪くない、むしろ被害者かもしれません。
上司の頭を整理してあげると、あなたに分かりやすい指示が来る
もしあなたがそれでも「一生懸命に頑張って会社に貢献したい」と考えているなら、やれることは一つです。
それは、「上司の頭を整理してあげる事」
上司は他のことで頭がパンパンです。
あなたに分かりやすく指示を出そうという工夫がすっかり抜けてます。
なので、「これやっといて」的な仕事を貰ったら、アウトプットのイメージを共有しましょう。
すると上司は
- あなたがどこまで理解できているのか
- 自分のアウトプットイメージはどうだったのか
を確認できます。
もっとわかりやすい指示を貰えるので、それなら十分にこなせるでしょう。
分かりやすい仕事ならスピードも当然上がるので、上司のお手伝いがもっと捗ります。
とはいえ私はコーヒーをおごってくれる上司にしかこれをやりませんが。。。
特に仲良くない上司には、「意味が分からないからやり直し」と差し戻します。(相手は忙しいので、返信をすっかり忘れていて、結局自分でやってくれます)
まあ、上手に付き合いましょう。
仕事ができない一般人が、つらい現実を乗り越えた話
さて、実際の例として、私の無能時代の話をします。
- 製造業の技術職、設計(学生時代、設計の授業が特に苦手)
- 今までと全く違う製品を任されて勝手が何も分からない
- 質問しようにも相手がいないので、コーヒー飲んで時間をつぶす
- 後輩から質問を受けたら「あの人が詳しいよ」と言って丸投げ
こんな社員でした。
配属された職場で、誰も仕事を教えてくれない
私はエンジニア志望のくせに設計が苦手だったので、設計をしなくても良い部署で仕事をずっとやっていました。
ある日、人員不足から社内の別の部署に異動になり、今まで見た事すらない機械の設計をする事になりました。
CADも使ったことない、幾何公差などの専門知識も分からないのに、誰も教えてくれない、聞きに行こうにも誰も話を聞いてくれない。
とにかくみんながバタバタして忙しい職場でした。
なので、みんなが落ち着く定時までコーヒーを飲んでゆっくり過ごし、先輩が会議から帰ってくる19時くらいからようやく仕事を始めるような仕事の仕方をしていました。
時間だけが経過し、独り立ちさせられた
コーヒーを飲んで時間をつぶしてたら、3ヶ月で「これ君の案件ね」と勝手に独り立ちさせられました。
- 仕事の手順
- 設計のルール
- 専門の知識
- 関連の知識
なーんも知らないまま一人で仕事をする事になりました。
そんな人じゃ、当然仕事がうまく行くわけないですよね。
無能なくせに要領も掴まずサボって、本当のただの無能です。
失敗続きで、睡眠時間は3時間
最終的にまあ、私の設計した物たちは不具合だらけで、新規の案件を適当にこなしつつ、不具合処理に一生懸命になります。
新規の案件は当然不具合が出るし、不具合処理は長期化するし、仕事はたまる一方でついに終電で帰れなくなりました。
毎日AM2時~3時に寝て、AM5時半に起きて仕事に行く生活が始まりました。
こうなってたった3か月で、つぶれました。
そこから仕事のやり方を変えた
私は他責思考が強いので、自分が無能なのは上司のせいだと本気で思っています。
なので限界を感じたときに先に退職して、そこから転職しました。
新しい会社では仕事のやり方を変えて、今は「餅は餅屋」という感じで仕事をするようにしています。そしたら自分の仕事ってほぼないんだなという事が理解できました。
今では残業はほぼゼロ、むしろ遊ぶ時間もある
仕事のやり方を変えた今、残業はほぼゼロです。
たまに急ぎの翻訳案件や資料作成があれば残業する事もありますが、基本はゼロ。
たまにkindleを読んだり、ブログの下書きを書いたり、Twitterしたりして遊ぶ時間すらあります。
自分の仕事だけ自分でやるので、まあ暇ですよね。
お給料は3分の1くらいに減りましたが、生活には笑顔が増えました。
もしかしたら仕事がつらいのは、別の仕事に向いているサインかも
もしあなたが「仕事を辛い」と思っているなら、もしかしたら別の仕事に向いているというサインかもしれません。
私は設計から技術営業になりました。
やってることは実はほとんど変わらないですが、担当する分野が変わると輝けることもあります。
繰り返し作業が好きな人
たとえば繰り返し作業が好きな人は、事務仕事が多い職種が良いですよね。
総務部、人事部、調達部などは、繰り返し作業多めのイメージ、なんなら一部は自動化してTwitterで遊ぶ時間もありそうだなと思っています。
体力に自信がある人は製造業の仕事も良いですよね。基本的に繰り返し仕事ばかりです。
製造業のやりがいって何ですか?【ものづくりがもっと楽しくなる】
語学が得意な人、もしくは海外が好きな人
語学が得意な人、海外が好きな人は職種というか、海外との取引がある会社が向いていますよね。
営業も技術も海外で働くチャンスがあります。
もしくは通訳で働くこともできます。
経験さえ積んじゃえば後はリラックスして喋ってるだけでOKという感じになります。
私は技術営業なので技術の内容を中日翻訳することが多いですが、使う単語は結構似てるので、最初に比べて緊張感は減って、細かい内容まで理解するように努める余裕ができました。
通訳、翻訳案件はクラウドワークスで探せます。
仕組みを作る仕事が好きな人
仕組みを作るのが好きな人は、研究や開発、あるいは設計が向いています。
(物を生み出す職種がそれしかないからなんですが、、、。)
私は設計に向いていないけど、仕組みを作るのは得意でした。
アイディア出しが得意な人は、偉くなって部下ができるまで待てばどこの部署だって仕組みづくりの仕事ができます。
アイディアを実行するのが好きな人は、研究や開発だと試行錯誤をする機会があるので、楽しいかもしれませんね。
仕事ができない事が辛い!思ったときにおススメの記事
人付き合いが苦手な人が仕事を上手に進めるには【最低限で行こう】
人付き合いで悩んでいる人が、最低限の付き合いだけで仕事を進められるようにする戦略について解説しています。
会社に行きたくない、辞めたいと思ったら。【頑張らなくてもいいよ】
頑張り屋さんが息苦しくなった時に、読んでほしい記事です。
あなたの働き方が、少しでも楽になるヒントになりますように!
今日も一緒に、おしごと頑張りましょう!!