監査担当の晴れ舞台、会計報告。総会の時に何て言う?おススメの資格など
こんにちは、TOMOです。
高校性の時から現在に至るまで
色んな団体に所属しました。
生きていると知らず知らずのうちに、色んな団体に所属します。
必ず必要なのが会計のお仕事。
公費なのか私費なのかの境界があいまいだと、
皆のお金が、皆の納得する形で使われない可能性があります。
それをしっかりチェックするために、だいたいどの団体にも
会計担当や、大きい組織だと監査担当がいます。
会社、PTA、サークル活動などの団体では
年に1回以上は総会が行われて、会計報告が行われます。
その時に、会計担当が「ちゃんとお金を使いましたよ」という報告を行います。
しかしこのお仕事、大切なお仕事なのにその自覚が少ない。
初めての人は総会の場で「何言ったらいいの?」とあたふたします。
今回は、そういう監査初心者の人のために、
簡単に監査のお仕事についてご紹介します。
覚えておくことは一言だけです。
本記事ではちょっと脱線して、監査のお仕事内容と
お仕事を楽しくするためにおススメの資格についてお話します。
監査の仕事って何?どんなお仕事をするの?
監査のお仕事を一言でいうと、
法律や基準などのルール通りにお金のやり取りがされていることをチェックするというお仕事です。
個人的な飲食が経費計上されていたり
実体のないお金のやり取りが行われていたり
実際に使われたお金よりも余分に経費に計上されていたり
こういうのをチェックします。
一言で言えば、「お金が正しく動いていますよ」という事を証明します。
あとは、決算の書類を作成のが相当大変なので、
ミスがあれば指摘をしたりするのも大切なお仕事です。
社内の監査役員などを立てて行う監査を内部監査、
公認会計士などにお願いして行う監査を外部監査と言います。
今回は、私たちに身近な内部監査についてお話します。
会計報告の前に行う内部監査の重大な仕事。
内部監査は、企業や町内会、PTAなどの団体において
業務の効率化や不正、不祥事の防止などのために業務や会計の監督やチェックを行います。
総会では会計資料の監査の報告があるので
その前に会計の関係の資料をチェックして、問題がないかをチェックします。
そこで見るのが会計資料ですね。
損益計算書や貸借対照表という単語はご存知ですか?
団体の健康診断書みたいなもので、
そこから不正な経理は無いか?会社はこのまま存続できるか?をチェックします。
このチェックを基に、後日行われる総会において、
会計報告を行います。
監査の大切なお仕事。会計報告。何を報告したらいいの?
監査役の華々しいお仕事、監査報告。
報告する事は、
「会計の資料をしっかりチェックしたけど、問題はありませんでしたよ。」という内容。
PTAでも会社でもサークルでも、報告するひな形は同じです。
Yahoo!知恵袋や教えてgooなどで、心配になった人が質問していますが
こちらの回答を基にひな形を作って望めばOKです。
他にも参考の記事をご紹介します。
まあこんだけチェックしておけば、大体どこもおんなじことを報告していることが分かるでしょう。
報告する文言のひな形
「〇年〇月〇日、(場所)にて、(一緒に監査を行った人)と私の合わせて〇名が、○○年度の会計帳簿及び決算書を確認いたしました。
結果、会計基準に則り適正に処理されていることが確認できましたのでご報告いたします。」
- いつ
- どこで
- 誰が
- 何を見て
- どうだったか
これを報告すれば問題ありません。
質問を受けたり困ったら、書類を作った人に説明をお願いすれば良いので、ドンと構えていれば没问题(問題ない:広東語なら無問題)。
監査の人が知っておくと箔がつく知識、資格
実際に監査を行うと、
損益計算書やら貸借対照表などの書類と、
それの計算のための膨大な会計書類を手渡されます。
何をどう見たらいいか分からない!!!となるので面食らいます。
そんな時に、少しでも簿記の知識があると、
膨大な会計書類は損益計算書と貸借対照表を作るためのソースであることが分かるので
チェックすべきはその2つの資料だけという事が理解できます。
なので簿記三級くらいの知識を持っていると少しは仕事について理解や興味がわくはずです。
余談:ちょっとだけ簿記を勉強してみよう
せっかく監査のお仕事で会計書類に目を通すので、
読む資料の意味くらいは知っておきたいですね。
最低でも損益計算書と貸借対照表の意味くらいは知っておいても損はありません。
私が簿記の勉強をするときは、最初に本を買いました。
というのも、本が一番、「勉強している」感があるなという感じで、
お守りみたいなもんです。
ざーっと一通り本で勉強して、次に動画を見て勉強をしました。
おススメはこの1冊。
これで簿記の流れを勉強。
ガチガチのテキスト感が無いので、ふんわりと勉強ができて非常に良かったです。
後は過去問をゴリゴリ解くだけです。
人によってはパブロフもおすすめしています。
簿記の試験は反射神経なので、パブロフの犬みたいに反射で解こうっていう感じなのかもしれないですね。
監査のお仕事って面倒くさいイメージですが、
これを機に簿記に興味を持つと
会社の仕組みが分かったりするので面白いです。
これから起業する方も増えると思います。
簿記が分かれば記帳代行もできるので、
簿記の資格だけで副業ができちゃったりもします。
堀江貴文さんもおススメしていて割とコスパの高い資格なので
ぜひ一度受験してみては?
<以下、関連記事です。>