【そもそも仕事したくない】就職とか転職とかいう以前の悩みに対して
就職とか転職とかいう前に、「そもそも仕事したくない」っていう人に向けての記事です。
どんな会社に行こうが、どんな仕事をしようが、最初から仕事したくない気持ちが強い人は何にもやる気が出ないですよね。
私も同じように、「仕事したくないなー」と思っていましたが、でも仕事しないと贅沢はできないし、仕方なく仕事を選んで来たら割と良い働き方を見つけられました。
ここまで来るのに気づいたら31歳です。
ちなみにもう来年で今の会社は卒業です。
また人生ゼロから、自分に合った仕事を探す必要があるので、記事を書くいいタイミングですよね。
本記事では仕事のモチベーションが低い人に向けて、なにかヒントになるようなことを話せればいいなと思っています。
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就活?転職?「いや、そもそも仕事したくない」
私たちは一般的には高校三年生や大学三年生くらいで「就職するか」「どこに就職するか」みたいな内容を考えて人生を一度決断します。
そのあと数か月~数年くらいで、「転職するか」「どこに転職するか」みたいな内容を考えて次の決断をするんですが、どっかで思い浮かびますよね。
「そもそも仕事したくないよなあ…」
大企業や中小企業、会社の規模に関係なく辛いところはあるし、会社の規模に関係なく魅力もあります。
でも魅力ばかりで辛いところが少ない会社って、全然ないんですよね。
中小企業は中小企業の辛さがある
中小企業の辛さを3つ挙げるとしたら
- 給料が安いか安定しない
- 仕事の範囲が広い
- 大企業からこき使われる
なんてのがあります。
大企業と違って資本力に弱点があるので、ボーナスの額も増減するし、基本給も安めに設定されていることがあります。
また人が少ない事から○○部の仕事の範囲が広いので、よく言えば仕事の上流から下流まで広いところに関われる。
悪く言えば何でもかんでも自分が対応しないといけないです。
最後の辛さは仕事が大手の言いなりになる事が多い事ですね。
安くしないと今後付き合わないよ、急ぎで作らないと今後付き合わないよみたいな事を平気で脅されるので、やるしかないんですよね。
大企業は大企業の辛さがある
逆に大手は大手で苦しさがあります。
- 自分は何のために会社にいるのか分からない
- 人を踏み台にして生きている事の罪悪感
- 仕事の進みが全体的に遅い
大企業では、良くも悪くも仕事がマニュアル化されているので、自分の存在意義を感じづらいです。
またマニュアルからズレたことをすると全力で叱られるので、仕事も楽しくないです。
また大企業では自分たちはホワイト企業でなければいけないので、中小に仕事を丸投げ、彼らの犠牲の上で自分たちが成り立っている事を知れば知る程罪悪感が強くなります。
そして大企業病、意思決定に平気で1週間くらいかかってしまうので、急ぎで仕事をするのに向いていないです。
「お前ら考えて仕事してるのかよ」と本気で疑問に思ったりします。大企業全部がそうとは言えませんが。
なかなか完璧に自分に合った仕事が見つからない
そんなこんなで自分に完璧にマッチした仕事って見つからないんですよね。
私は個人的に中小企業の仕事の仕方が好き(担当者みんなよく知っている人なので融通が利きやすい)なので、40年に及ぶ社会人生活のわずか3年半で大企業を卒業しました。
「そもそも仕事したくない」という気持ちになる原因
そもそも仕事したくなくなる原因って何があるんですかね。
最初は無理やりにでも仕事ができるんだけど、「もう嫌だ」ってなる瞬間はどんな時にやってくるんでしょうか。
私が思う原因は2つあります。
- 自分の思い通りに進まない
- 周りのペースが合わない
少し深掘りします。
自分の思い通りに進まない
仕事に熱心になると、「力作」と呼べる仕事案が何度か浮かんできます。
自分が音頭を取って進めるでもいいからとにかくみんなで上を目指して仕事をしたい!
こんな風に思っても、意外とみんなの足並みがそろわず、力作も力なく崩れてしまいます。
試したい事に挑戦できないのが、仕事の上で辛い事の一つです。
周りのペースが合わない
もう一つの挫折ポイントが、みんなのペースが自分に合わない事です。
成果物が期限内に上がってこなかったり、「これ急ぎでやっといて」という外乱に潰されたり、「お前らには予定管理という概念がないのか」と思ったりします。
「そもそも仕事したくない」私も思っていました。
私も「できる事ならそもそも仕事したくない」と思っていました。
しかし2019年はほぼニートといった形で1年を過ごし、気づきました。
仕事しないと味気ない
仕事で自己実現しないと他に自己実現につながる機会ってあんまりないし、毎月決まったお給料が入ってこないと精神的にもちょっと辛いし、仕事はやったほうがいいです。
ただし、仕事をしているとやっぱり納得いかない事が多いんですよね。
「どっちだよ」という感じですが。
忙しい=正しいと思っている人達に囲まれて苦しい
仕事をしていて一番つらいのが、「忙しい=正しい」と思って、マジで生産性ない事に命を懸けて仕事をしている人に囲まれている時です。
一歩引いてみたらどう考えても必要ないし、「これが思考停止ってやつか」と思って鳥肌が立ちました。
しかもこれ、大企業の設計職で感じたので、たぶん日本中どこでも同じなんでしょうね。
この考えさえやめれば残業はゼロに近づくのに、残業代が出るからみんな残業しちゃうんですよね。
意思決定が遅すぎる
会社で仕事をすると、意思決定のスピードにイライラする事が多いです。
超焦ってるのに、特急対応できない会社の仕組みを見ると、もどかしいですよね。
通常の業務で「承認を3つ貰わないと次のステップに進めない」とかあると発狂しそうになります。
いかにして自分のミスを隠すかに一生懸命
そもそもなぜ回りくどいやり方をするかというと、一番の原因に「責任を取りたくないから」というのがあります。
何かあれば「俺だけの責任じゃねえよ」と言えるし、責任が薄まるんですよね。
あとは長いリードタイムの中で「いかにしてああ言われたらこう言おうか」という作戦会議がなされたりしています。
ミスったら謝れば良いと思うんですけどね、許されない世界があるようです。
「そもそも仕事したくない」。結局は自分に合う仕事が見つかってないだけだった
会社に対する色々な恨み言を抱えながら私も一旦無職ニートをやって、その後中国に渡ったわけですが、こっちの仕事はかなりスピード感があって楽しいです。
さらにそれぞれプロフェッショナルが集まっていて、みんなで集まって問題解決する流れが中小企業感あって割と好きです。
スピード感のある仕事の進め方
やると決まったらスピードは日本人の数十倍でこなす中国人、やると決めるのもリーダーの一言だったりするので、めちゃくちゃスピード感があります。
もし中国人の仕事が遅いなという場面に出会ったら、おそらく「何をしたら良いか分からない」ために着手すらしていないんだと思います。
役割分担が決まっている
それぞれ得意なことがあって、得意な事以外は全く興味を示さないみたいな傾向を見ますが、役割分担が明確な事に関しては「おう、任しとけ」って感じで進めてくれます。
日本との大きな違いは、ジェネラリストが少ない事かな、マジで専門に特化してます。
得意なことを挑戦できる風土
今中国の企業で働いていて思うのが、自分の仕事さえちゃんと終わっていれば、残りの時間は割と自由に使えるなーという雰囲気。
人によってはスマホで遊ぶ人もいるし、人によっては語学の勉強をしている人もいます。
私は繰り返し業務を自動化するための仕組みづくりをもくもくとやってます。
その中で身につく技術もあるので、このための時間を作るのが楽しいです。
「そもそも仕事したくない」と思ったら、人に相談してみるのがいい
仕事ってつまんないじゃないですか、でもみんなちゃんと定年まで勤め上げるじゃないですか。
どうやってそのつまんない仕事をやり遂げたのか、おじいちゃんに聞いてみるのも良いですよね。
あとは、転職エージェントの人も仕事のモチベーションが低い人を相手するプロなので、話を聞いてみる価値があります。
働かない!って決めるまでは、働かないと生きていくのが辛いので、相談してみるのがオススメですよ。
仕事の楽しみ方については、この記事が参考になるかな?と思います。
仕事で人間関係がうまくいかない人に試してほしいたった一つの事
仕事って結局人間関係が大きな要素を占めるので、人間関係をうまくいかせるために、「楽しんで努力している姿を見せる」というのをおススメしています。よかったら参考にしてください。