明日は展示会だ。みんな何を見ているの?どういう風に見たらいいの
こんにちは、TOMOです。
明日から東京の展示会に行ってくるのですが
展示会って、そういえば見方を教わってないなと思って
google先生に聞いてみました。
TOMO
OK google.
展示会の見方を教えて
色々出てくるのですが、
いまいちモヤモヤした説明しか載っていないので
正しいマナーとか、
効率的な回り方とか
そういうのを準備しておかないといけないなと思い、
結構本腰入れて調べてみたのでシェアします。
展示会ってなにをする場所?
主にメーカーが、お客様との新しいつながりを作るために、
自社の製品をブースで発表、展示する場です。
就職活動でも、合同企業説明会があったかと思いますが、
それに似たような感じです。
どこのメーカーも一生懸命
新しい商品や、新しいサービスを発表、説明してくれるので
見に行くだけでも「へぇー、こんなのあるんだ」という気付きがあるので非常に楽しいです。
あとは、ボールペンやバッグ、ホチキス、タンブラーなど
各社面白いノベルティを配っているので
それもちょっと楽しみだったりします。
展示会に行くことになった。準備することは?
上司
ちょっと展示会行ってきて
えっ、何を見ればいいんですか?
TOMO
TOMO
困ったなあ、展示会なんて初めてだよ。
大丈夫です。展示会は怖くありません。
準備するのも、ちょっとした心構えだけです。
ただ、展示会に行くことだけが目的になってしまうと
ノベルティ集めだけで終わってしまうので注意が必要ですよ。
展示会に持っていく物はあるの?服装はスーツじゃないとダメ?
展示会に持って行って、便利なものは、バインダーと付箋です。
ノートでもいいんですが、ノートだと文字を丁寧に書こうとして、メモだけで貴重な時間が無くなってしまいます。
なので、ブースでパンフレットをもらったら、必要なページに付箋を貼り付けて、
メモを書いて行くと良いでしょう。
ちなみに、ボールペンや蛍光ペンは現地で調達可能(ノベルティとして配っていることが多い)なので
持っていくと便利ですが忘れても問題はありません。
服装については、
昔はスーツ着ている人が多かったんですが
最近はグローバル、ダイバーシティなどで異なる価値観を尊重するようになりました。
外国の方は基本私服ですので
最近は日本人も私服で来ていることが多いです。
あとは、かばんはリュックのほうが便利、靴はスニーカーのほうが便利です。
歩き回って話を聞くだけの展示会なので、
実情に見合わない、肩掛けのバッグと革靴っていう価値観はもう古いです。
私も明日は私服で行きますよ。こんな感じで↓
スニーカーを履いて、パンツは動きやすいようにワイド目のやつ、上は外が寒いのでセーターと、
脱ぎきしやすいようにあったかいジャケットを羽織っています。
スタイル悪く見えるのは、カメラ性能の問題です(キッパリ)
<展示会に必要なもの>
- バインダー
- 大きめの付箋
- リュック
- スニーカー
- 小銭(コインロッカーを使う場合)
- ボールペンと蛍光ペンは現地調達
- 入場券(招待券や事前登録証の場合もあり)
こんなもんでしょうか。絶対忘れちゃいけないのは入場券だけですよ。
なので、とっても気楽なもんです。
でもまあ、気持ちを入れるために正装で行きたいっていう人は、極力軽い靴を履いて行かれることを強くおススメします。
展示会前日だ。ルートを決めておこう。
さて、展示会にいく前日になりました。
本当は事前に準備しておきたいものですが
まあ面倒くさいものなので、前日か、もしくは当日の電車の中でやることがあります。
それは、「どこのブースを見に行くか」です。
あなたが展示会に見学に行くのは、
なにかしら目的があって、上司から命を受けているはずです。
たとえば、今回私はIOTの展示会を見に行くので
「IOTの活用事例についてたくさん見てきてほしい」とか
「IOTでどんなことができるのか、知りたい」とか、そんな感じでしょうか。
調べ方をお教えします。
まず、展示会のホームページに行きたいので、
Googleで検索します。
Google検索で展示会のホームページを検索
すると、印刷できるようにpdfが用意されているはずなので、「展示内容 一覧リストはこちら」をクリック
展示内容の一覧が手に入りました。
こうなったら、あとは気になるキーワードにひたすら蛍光ペンでマークしていくだけの簡単な作業です。
会場の地図を持っていたら、それと合わせて確認して、会場の歩き方を決めます。
きっと事前の準備中に調べていると
「そもそもIOTってどういうものなの?」とか
一緒にセットで出てくるキーワード
たとえば、、、
AIとか
ロボットとか
5Gとか
そういう単語が、どういう意味なのかも知っておかないと、説明員の方の話についていけなくなっちゃうので、
それくらいは調べておきましょう。
展示会当日、どうやって動き回ればいいだろう?
当日は、展示一覧とマップから、「ここが気になる」というところをすべて回ります。
それがすんだら、次にざーっと会場を散歩してみて、
視覚に訴えてくる展示とか
欲しいノベルティとか
そういうのに惹かれてうろうろするのが正解です。
気になるものを見ていると、
説明員の方が話しかけてくれるので
素直に話せばOKです。
企業秘密とか、
基本的にあなたしか知りえない機密なんてそんなにないはずなので(展示会が初めてっていう人は新人が多いと仮定しています)
知っていることを全部話すくらいでちょうど良いです。
そうすれば、必要なインプットを元に、良い情報を教えてくれることが多いです。
展示会が終わった。忘れないうちにアウトプットしておこう
展示会お疲れさまでした。
取引先の営業マンとか
ばったり出くわした学生時代の友人とか
一緒に行った会社の同僚とか
一人じゃないことも多いと思います。
つまり、そのまま飲みに行ってしまう事もあるかと。。。
ですが、展示会は終わった後のアウトプットが一番大事です。
あなたは職場を代表して展示会に出張しているので
あなたのアウトプットが100%他の仲間のインプット情報になります。
なので、情報の鮮度が高いうちに、メモを文字やら写真と合体させて、
レポートやそれに準ずる資料の下書きくらいは作成しておいてください。
時間にして10~30分、飲みに行く前にこの時間だけは捻出しておくと
周りのみんなに感謝されること間違いなしです!
まとめ
今回は、展示会の見方、そして事前の準備の仕方について
説明しました。
どこの会社の人も、動きとしてはこんな感じです。
これを効率よくしようとすると、あとはタブレットを持参して
メモと写真をその場で完成させてしまうことくらいかと思います。
つまり、工夫次第。
大切なのは、新しい情報に触れることを恐れないこと、
そして、その情報を楽しく受け取ることです。
前向きな気持ちで展示会に行けば、
100%実りのある見学になるので、
ワクワクした気持ちを忘れないように、楽しんでください。
当日のレビューです。
DOCOMO Open House 2018 という展示会に行ってきました。
基調講演として、DOCOMOの吉澤社長がお話をしてくださいました。
これからは、一通信事業としてのキャリアではなく、
色んなサービスのプラットフォームを作っていくというビジョンがあるそうです。
AI技術、ロボット、自動運転、テレビ事業など
色んなものの通信が、DOCOMOをはじめとするモバイル通信事業者の提供する5Gという
通信規格を使ってやりとりされます。
そんななかで、通信インフラを持っている会社が
「日常生活のプラットフォームを作りたい」っていうのは自然なことと思います。
今まで携帯、固定電話などの通信事業がメインで、小さいパイの奪い合いだった携帯キャリアも
日常生活とリンクするようになると
「どこと提携するか」
「何を提供するか」によって
様々な分かれ道が出てきます=オリジナリティ
今まで市場内で奪い合っていた業界が、
IOTに参入すると爆発的に市場が伸びるといわれているのは
こういうところが関係しているんだなって思いました。
スマートファクトリーといって、5Gの技術やそのアイディア製品を使ってどんな未来ができるか?っていう
ブレーンストーミング用のボードが展示してありました。(画像はクリックで拡大できます)
楽しそうですね。ポンポン意見を出していって、
良いアイディアにはいいねシールを貼るっていうルールなのかな?そこで一番人気だったものが
「VRを用いた作業者へのリアルタイム教育」でした。
教える側は時間がないので言葉で分かってほしいし
教わる側はできる限り実物で指導してほしいっていう両者のニーズに完璧に応えるアイディアですね。
実際に、航空機の産業では
「次、どのネジをどこに取り付けるか?」
「どの部品をどこにつけるか?」という内容を
説明書代わりにVRで行ったりしているようです。
これをどんどん発展させていけば、
学校教育でも授業は映像コンテンツ、質問はリアルな先生
技術教育(技術・家庭科、体育など)はVRで上手に教えられるようになるかもしれないので
ガッコの授業の質も圧倒的に向上しそうですね。
同じようにAIをうまく組み合わせれば
居酒屋、ラーメン屋、ファーストフード店などで緊張している新人のアルバイト社員にも
「こういう時こうする」っていうのが前もってVRゴーグルに指示が出ていれば
失敗も極端に減るし、自信にもつながりますね。そして何より初日から即戦力!
素敵な未来が見えます。
もともとWi-Fiの技術でも使われていたのですが
Wi-Fiでも通信速度が遅い!という事だったらしいです。
それが5Gになると、まだ多少の遅延はあるものの、少しマシになるそうです。
遠隔操作技術が発達していくと、
優秀な作業者を西に一斉に派遣、突然東に人が欲しい!ってなったときのパニックがなくなります。
運び屋さんがひとり、建機をもって現場に行き
優秀な作業者は画面を通して作業をしていく。
場所の移動にかかる時間、お金を圧倒的に節約できるので
これから多数の案件をこなしていくことができるようになります。
あともう、遠隔操作が待ち遠しい業界はこれ
遅延がほとんどなくなったということで
医療現場のような小さな動き、正確性が求められる場所でも使われる事が現実的になってきました。
現在の便利さのせいでなかなかリアルな世界でブロックチェーン(非中央集中)が発展して行かない中
田舎の過疎地域では医者が足りない!っていう状態になったりもしています。
そんなときにこいつが一台あれば!
いままで海を渡って本土に手術しに来なければいけなかった患者さんが
プロのお医者さんの治療をその場で受けられる!
そんな未来がもう目の前です!
あとは、そんな素敵な展示会を見に、地元の子供たちがたくさん来場していました。
これからの日本がもっと楽しくなりそうだなと思える
素敵な展示会でした。