コミュニケーションの問題で仕事ができない。どうする?【経験談もあり】
「コミュニケーション能力が低くて仕事ができない。自分はダメな人間なんじゃないか」と悩んでいる方に向けての記事です。
就職したはいいけど仕事の内容はよく分からなくて上手にできないし、コミュニケーションも上手に取れないし、転職したほうがいいのかな、でも転職してもうまくいかないよな。
結論から言うと、このまま行くと、転職先でも同じ悩みを持つことになります。
なので現状を変える方法は2つ
- 自分が変わる
- 環境を変える
今回は、コミュニケーション能力が少し足りなくて仕事ができない状況の解決方法について考えてみたいと思います。
多分ですが、あなたは「コミュニケーションを取りながら、仕事をできるようになりたい」と思っていますよね。
だけど「どうやってコミュニケーションの取り方を練習すれば、現状が打開できるかが分からない」のが悩みなんじゃないかなと想像しています。
もし当てはまるならドンピシャで参考になるし、当てはまらなくても、「ふーん」くらいの感想が持てるような記事を書いています。
前提条件:コミュニケーション能力とは
あなたは、「コミュニケーション能力」と聞いて、何を想像しますか?
- 高校のクラスの中心メンバー=コミュニケーション能力が高い
- 大学で毎日飲み会しまくってる人はコミュニケーション能力が高い
- 異性に緊張せずに話しかけられる人はコミュニケーション能力が高い
こんな感じに捉えていますかね。
しかし実は、大人のコミュニケーション能力とは、テンションやノリではなくて、「意思を正確に伝えあう」能力のことを指します。
したがってノリが良くて当日の飲み会も毎回参加する人がコミュニケーション能力が高いのではなく、誤解無く情報を伝えられる人が、コミュニケーション能力が高いと言います。
よくしゃべり、調子がいい人がコミュニケーション能力が高いように見えるのは、「べらべらと話している間に話題を煙に巻くのが上手」だからです。
必要な場面で伝えなきゃいけない事を伝え、相手の言うことを理解できる能力=コミュニケーション能力と定義します。
物おじせずに話しかける勇気がある人の事は、「人見知りではない」とか「社交性がある」と表現したほうがぴったりくるんじゃないかなと思います。
コミュニケーションがとれず仕事ができなかった海外での経験
私は、海外に来て社交性が一気に上がりました。
元々は初めて会う人とは口も利きたくないくらい、人見知りが激しかったです。
「どうせもう一生会う機会ないし、今一生懸命に話さなくてもいいよね」とか思っていました。
中国の会社に来てから、飲み会は誘われれば全参加だし、「飲め」と言われなくてもみんなと仲良く乾杯し、「しゃべれ」と言われなくても一生懸命に話題を出すようになりました。
が、しかし、仕事になると話が違います。
飲みの席であれだけ流ちょうに話せた中国語も、仕事になるとからっきしになります。
喋っても伝わらないし、聞いても頭に入ってこない。
日本のお客様との重大なトラブルが発生したときに、お互いの言い分を通訳して伝えることができませんでした。
コミュニケーションが取れないので、お客様も、弊社側も、「相手が何を考えているのか想像もつかない」状態だし、自分一人だけが内容を理解している状態です。
メールを送っても読んでもらえない、会話はそもそも成立しない。
「コミュニケーションの障害」って、まさにこういうことだなと、理解しました。
仕事ができるようになるための、コミュニケーションの上達法
仕事が上手くできない人は、コミュニケーションが上手に取れません。
逆に言えばコミュニケーションを円滑にすると、仕事ができるようになります。
仕事が上手くできないのは、仕事への理解が足りないからです。
理解できるまで質問し続けられる環境さえあれば、そのうち仕事ができるようになりますよね。
とはいえ質問し続けるだけの時間を取る方法って、、、難しいですよね。
相手も暇じゃないので、耳を傾けてくれる時間がほとんどないです。
耳を傾けてくれる人を作る方法
まずは質問する相手が耳を傾けてくれるように、日常のコミュニケーションに気を付けましょう。
質問したい相手を、心から好きになる
おはようございます、から毎日1分以内の会話に挑戦
話し終わったら心から「うれしいです、ありがとうございました。」
困っていそうな雰囲気を見かけたら「どうしましたか?手伝いますか?」
頭では「この人嫌い」と思ってるのに、自分の都合だけ聞いてほしいというのは中々難しいです。
なので、まずは相手のことを、全力で尊敬することから始めます。
- この人の知識を全て吸収したい
- この人の助けになりたい
- 褒められたい
- 笑って話しかけてほしい
こんな事を考えていると、自然に好きになれる場所を見つけられます。
そして毎日話をしながら、自分の話を聞いてもらえる人間関係を作ります。
あとは普通に質問して、「ありがとうございました。」と心からお礼を言う。
こうやって毎日仕事をしていると、早ければ1か月後には今までと違う、もっと詳しい内容を教えてもらえます。
今までメールを送っても無視し続けてきた課長さんが、「ありがとう」「もう少しで乗り越えられそうだから頑張ろう」と言い続けていたらメールが返ってくるようになり、技術情報を深く相談できるようになりました。
質問の回答を一気に理解できない時の対処法
いい人間関係を作ったからと言って、難しい内容を話されたら一発で理解できないですよね。
そんな時はメモして、まとめて、チェックしてもらって、フィードバックをもらうようにすると良いです。
「自分の理解のため」だけだと相手も面倒くさいなと思ってしまいますが、「以後別の人から同じ質問があれば自分が代わりに回答できます」というための資料だと説明すれば、相手の労力を削る人はもういなくなるので、動きやすくなります。
手順書やQ&A集、技術資料としてまとめておくと便利ですよね。
私はいつも、質問の答えを技術資料として残しています。
ここまでは「自分を変える」という目線でお話をしてきました。
自分さえ変わってしまえば、あとは転職してもうまくやっていけるし、海外に行ってもうまくいきます。
次の章では、「環境を変える」ことで仕事のための辛いコミュニケーション自体をなくす方法を紹介します。
コミュニケーションが原因で仕事ができないなら、職場を変えちゃえばいい
コミュニケーションが取れなくて仕事ができないなら、職場そのものを変えちゃえばいいです。
無理にコミュニケーションのために努力して消耗するよりも、幸せな人生を送れる可能性もあります。
方法はたくさんあるので、一部だけ紹介します
- リラクゼーションサロンで働く
- 家事代行で働く
- フリーランスエンジニアになる
- 趣味を極めてプロになる
- 小さくビジネスを始める
例えばこんな感じ。
転職サイトはリクナビnextなんかで探せます。性格診断しつつ適性を見つける方法もあるみたいなので、とりあえずやってみる感じでもいいと思います。
フリーランスエンジニアは、今エンジニアの供給不足で需要があるので、オススメしている人が多いです。
たとえば0円でプログラマーになれるスクールもあったりして、業界全体で新しい人を育てようとしています。時流に乗るなら今ですよね。
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その他(趣味を極める、小さいビジネス)は、好きなことをやり続けて発信して、広告費を貰ったり商品を売ったりというような感じです。
私もいつかは、大好きなスマホをメインテーマとするブロガーになって、商品レビューしながら新しいスマホを手に入れるような趣味をやりたいなと思っています。
コミュニケーションが障害になっていて仕事ができない問題の解決方法は2つ。
- 自分が変わる
- 環境を変える
人間関係を円滑にして、自分にとって快適に働ける職場にするために、相手を全力で好きになって心から感謝するという生き方はとてもお勧めです。私はいつもそうやって仕事をしていますので。超楽しいですよ。