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大企業社員に無能が多い理由。元大企業社員が偏見だらけで話す 

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大企業社員に無能が多い理由。元大企業社員が偏見だらけで話す 
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TOMOです。 2020年は予期せぬ日本待機でくすぶりましたが、その間に中国語能力を大きく伸ばしました。 今後も引き続き挑戦し続ける人になります。 楽しそうなことには何でもチャレンジ! ブログでは ・働き方改革コラム ・中国語勉強コラム ・中国語×働き方の組み合わせ をメインに、考えている事などを発信しています。 Twitterでは、日常的に考えている事を発信したり、後はフォロワーさんとの絡みに使ったりしています。
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大企業社員に無能が多いと思う人向けの記事です。

いやマジで多いと思いますよ。

何も知らないし、何も考えてないのに「大企業」というだけで偉そうにしてくる奴とかいますもんね。

 

で、私も昔はそっち側の人だったんですが、当時の私も見事にそんな感じで、「大企業の社員たるもの知らないと言ってはいけない」みたいなプレッシャーを感じていました。

 

そのお陰で無能なくせに求める事だけ求める、嫌な奴だったと思います。

 

 

という事で、昔大企業の中の人だった筆者が、大企業社員に無能が多い理由を偏見だらけで話します。

 

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大企業社員に無能が多い理由5つ

大企業社員は、無能を育成するのに非常に良い環境がそろっています。

小さい企業だと無能だろうが戦力なので前線で戦わなければいけませんが、大企業だと外に出なくても仕事を与えてもらえるので、非常にぬくぬくと育てます。

 

特に強いと思われる理由を、独断と偏見で5つ挙げてみました。

  1. 若手が自発的に働く環境じゃない
  2. ミスが禁止なので、隠ぺいに走る
  3. 頑張っても、上司に潰される
  4. 働かなくても、給料は同じ
  5. 無能な方が、給料が高い

これらについて、簡単に解説します。

 

大企業社員に無能が多い理由①:若手が自発的に働く環境じゃない

 

大企業社員に無能が増える理由として、「年功序列が決まっているので、チャンスが順番になっている」事があります。

若者の仕事は上司の言うことを忠実に実行する事なので、新しい考えや革新的なアイディアなんてものは必要ないんですよね。

 

となると若者はひたすらに言われたことをやるだけでよくなり、自発性は無くなります。

 

 

大企業社員に無能が多い理由②:ミスが禁止なので、隠ぺいに走る

 

大企業はすでに株価が上がり切っていたり、積み上げたブランドがあったりなど、守りたいものがたくさんあります。

となると「ミスをしない事」が重要な任務となり、万が一ミスをしたら全社を挙げて隠ぺいに走ります。

 

最初は課の中だけで、隠しきれなくなると部の中で、もっと隠し切れなくなると事業部で隠ぺいに走ります。

ほとぼりが冷めるまでひたすら耐えて、みんなが忘れたころに元の偉そうな態度に戻ります。

 

 

大企業社員に無能が多い理由③:頑張っても、上司に潰される

 

一番つらいのはこれかなあ、と個人的に思います。

どれだけ頑張って新しい事を考えても、上司にダメ出しされて、結局「実績があるから」という謎の理由で明らかに欠陥だらけの設計でもそちらを採用される世界があります。

 

それは何故か、上司が保守的だからですね。

「責任を取りたくない」という上司のわがままによって、今までに数々のアイディアが潰されてきました。

 

 

大企業社員に無能が多い理由④:働かなくても、給料は同じ

 

私が大企業で勤めていた時に気づいちゃった事実がありました。

働こうが休もうが、給料は変わらないんですよね。なんなら定期的に昇給まであります。

 

気づいた日から私は与えられた仕事をするのをやめました。

みんなの仕事環境を整えるアイディア出しが好きなので、考えて実践して、みんなに感想を聞いて、遊んでました。

 

 

肝心な仕事は、どうやって進めたらいいか分かんなかったので上司に任せてました。

 

 

大企業社員に無能が多い理由⑤:無能な方が、給料が高い

 

最後、日本の人件費が高い理由かもしれません。

 

無能で仕事が終わらない人の方が、お給料を多くもらえるんですよね。

 

普通は優秀で早く仕事が終わる人の方がもらえても良いんですけどね、不思議ルールです。

ちなみに私は今中国の会社で仕事をしていますが、この中華企業では残業代を貰ったことがありません。

代わりに中国語の作文を書いて勉強したりお絵かきしたりで遊んでも怒られないので、まあいいかなと思ってます。

 

逆に優秀なら役職を貰えるので、こっちのほうが公平な気がしています。

 

 

大企業に入ると、社員はどんどん無能になる

大企業には、無能を養成するための仕組みが整っています。例として4つ挙げてみるとこんな感じ。

  1. マニュアル通りに働かないと叱られる
  2. 責任を取りたくないので意思決定者を大量に集める
  3. 後回しにすると、周りが何とかしてくれる
  4. 頑張ると「骨がある」という評価になり苦しい部署に回される

これらについて、簡単に解説します。

 

マニュアル通りに働かないと叱られる

 

大企業では標準化が非常に完璧に作り込まれていて、マニュアル通りに仕事をすればどんな無能でも仕事が進められるようになっています。

 

が、逆にマニュアルから外れると一部の優秀な人しか対応できなくなるので、マニュアルから外れるとマジで叱られます。

 

 

責任を取りたくないので意思決定者を大量に集める

 

会議には基本10人、これが大企業のやり方です。

偉い人が10人も集まって何やるんだよって感じですが、単純に署名集めをしたいだけなんですよね。

 

「偉い人がこれだけ集まったんだからこの結論は間違っていない」という権威性を使った暴力です。

 

なんでそんなに人が必要なのかというと、「各部門の専門的な意見を聞きたくて」。
一言も話せない専門家が10人集まって何やってるんですかね。

 

 

後回しにすると、周りが何とかしてくれる

 

私の仕事の作戦の一つでした。

まず8時から5時半は電話が鳴りっぱなしで面倒くさいのでラウンジでお菓子食べてコーヒー飲んで休憩して、5時半のチャイムが鳴ってから仕事を始めます。

 

すると今日の仕事が何も終わっていないので、「おいおいヤバいじゃん」とか言って上司が代わりに仕事をやってくれます。

 

「出図遅れゼロ」というKPIがあったので、内部事情を隠蔽したい上司が全力で協力してくれるんですよね、良い世界でした。

 

 

頑張ると「骨がある」という評価になり苦しい部署に回される

 

そして最後に一部の優秀な人は「一番困ってる部署を救うために」という名目で苦しい部署に回されます。

しかしその部署では人を教えている時間的余裕が無いので、無視をされ、仕事を与えられず、無能になっていきます。

 

私も元々は優秀な側の評価を貰っていたんですが、最後はこうなったので時間の無駄だし会社を辞めました。

 

 

日本の大企業社員の無能さに、下請けメーカーから反発が入りそう

ここからはちょっと内緒の話ですが、海外サプライヤーからの仕返しについてです。

 

海外のサプライヤーはマジで交渉事がうまいので(脅しが本気)、あんまりいじめると全力でしっぺ返しを食らいます。

 

 

参考に日本からの理不尽について

  1. 理不尽な値下げ要求、無理やりな納期設定
  2. 上司の意見をそのまま伝える伝書鳩【反論するとダンマリ】
  3. 忙しさのわりに、お金を払わない日本企業

これらについて解説します。

 

理不尽な値下げ要求、無理やりな納期設定

 

例えば自動車業界ではエンジン車が不要になるので、エンジンの開発を減らし、国産は海外にシフト、完成車メーカーも安くして最後の売り切りを狙っているので

  • 値下げが決定事項
  • 納期が急

という無茶苦茶をやってきます。

 

材料費が上がろうが輸送コストが上がろうが電気代が上がろうが、製品の値段は何故か下がり続けます。

 

上司の意見をそのまま伝える伝書鳩【反論するとダンマリ】

 

大企業の無能社員が窓口になると、何も考えずに偉そうに無茶苦茶な事をサプライヤーに要求してきたりします。

ムカつくので理由をつけて完璧に反論するとダンマリ、無かったことになるので、かなり面倒くさいです。

 

忙しさのわりに、お金を払わない日本企業

 

何かあれば点検表、なにかあれば定期監査、何かあれば会議と、こちらの時間をめちゃくちゃ奪ってくるんですが、日本企業ではこれが何故か無料なんですよね。

なんなら来客となれば交通費からホテル代まで全部サプライヤー持ち。

 

これを吸収するのは従業員なので、まあやってられないですよね。

私も彼らの対応で2日間てっぺん越え、休日出勤など、すべての時間外労働を無償で対応しました。

 

技術開発は完了、「だけどうちからは製品は出荷しません」という爆弾

 

最後の爆弾はこれ。

客先が全力で作り上げてきたサプライヤーチェーンを、全力でぶっつぶす爆弾を、こちらは持っています。

 

あれやこれやと確認して、会議して、ひたすらに拘束し続けてきたので彼らに他のサプライヤーという選択肢はもうありません。

ここで出荷拒否という爆弾。

 

「何かあればサプライヤーが責任を取る事」となっても、会社が無くなればもう関係ないので、あまりいじめると痛いしっぺ返しを食らうことになります。

 

 

大企業社員は、自分の無能さに気づいたほうがいい

大企業社員は、そろそろ気づいておいた方が良い事があります。

それは、「あなたの会社はもしかしたらなくなるかもしれない」という事。

 

大企業社員は大企業社員じゃなくなり、あぐらもかけないし、能力が無ければ中小でも仕事がもらえなくなります。

 

知識がある=優秀ではない

 

知識があるのと優秀なのは似ていますが、実は違います。

本人に技術と知識の両方があって、何かあれば自分でできるなら問題ないですが、頭と身体を同時に使って大量の仕事をこなすことは無理なので、いずれプレイヤーの立場から抜けないといけません。

 

知識がいくらあろうとそれを説明できる力が無ければ意味がないし、説明できても実行させることができなければそれは仕事をしていないのと同じです。

 

 

この事実に気づける人は、大企業にいるんですかね。多くは無いと思います。

 

 

自分の態度が周囲の首を絞めていることに気付くべき

 

大企業は会社の規模感だけで相手にいう事を聞かせてきました。

でもそのせいでサプライヤーはじり貧だし、その業界を脱退したりしています。

 

後に業界の形が変わって発注側と受注側が入れ替わった時に、もう多分生き残れなくなります。

 

 

社外に言葉を発する時は、意図を理解したうえで

 

自戒を込めてですが、社外に発言する時は、必ず2つの事に注意するべきです。

  • 言う事は、会社の代表的な意見なのか
  • 自分は十分に説明できるか

ホントかウソかは問いません。

仕事は相手に安心してもらえるかなので、時には本当じゃない事を言うこともあると思います。

 

今はできてないけど、できたって言っちゃう

 

これくらいのウソはよく聞きます。

金曜日納期のものは月曜日までに届いてればいいので、土日で全力で済ませるとか、あるあるですよね。

 

 

会社の代表的な意見かどうかというのは、何かあった時に「あいつが勝手に言った」とならないようにするためです。他意はありません。

 

 

もう一つ、「自分が説明できること」これも重要なことで、何かあった時に自分から丁寧にわかりやすく説明できることなら、多少ウソが混じってても相手を納得させることができます。

 

自分すら納得していない事は人にも伝えられないので、一つの大切な指標です。

 

 

本記事では大企業社員に向けて色々文句を言ってきました。

が、これは私が大企業が嫌いなんじゃなくて、「そろそろ日本の大企業もやばいんだよ」という事に気づいてほしくて書きました。

 

 

まともに話ができない人、自分は理解できるけど人に伝えられない人、上手に説明できる人、色んなレベルの人がいます。

大切なのは「仕事を進める事」であって「物事をよく知っている事」ではないです。

こういう力は大企業よりも中小の方が付きやすいので、どこかで立場が逆転する事もあるのかなあと期待しています。

 

私はもう大企業を諦めたので、あとは中小企業のために一生懸命に働きます。

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