●社内失業の回避方法。何をしたらいい?【仕事を自分で提案する】
こんばんは、TOMOです。
今日は「社内失業の回避方法」というテーマでお話します。
まず私のプロフィールです。
中国語も話せない、英語はちょっとだけ。
こんな状態だと仕事も振ってもらえないので、
ガチの社内ニート状態です。入社早々社内失業です。
そんな中で仕事の見つけ方を一生懸命に探していたら、
意外と簡単に見つけられました。
今日はそんな経験をお話したいと思います。
- 仕事の見つけ方が分からない新入社員の人
- 不況になってきて仕事が少ない人
- 仕事中の暇を持て余している人
既に副業による収入がある人にとっては、
空いた時間に副業の作業をしていれ時間を有効活用できるので、
今回は対象外です。
今回は、本業を頑張りたい人向けです。
社内失業の回避方法。【答えは仕事を自分で提案する】
社内失業の回避方法は、仕事を自分で提案することです。
今後、社内失業者は間違いなく増えます。
理由は、作業は機械やコンピュータが代わりにやってくれるので
暇を持て余す人が急増するから。
となると、与えられた仕事だけをこなす人が余ります。
今までは作業要員として彼らは重宝されてきましたが、
これからは需要が激減します。
すると結果、社内失業状態。社内ニートです。
自分で仕事を提案するのは難しい【身の回りの整理整頓からヒントを得る】
社内失業状態を回避するためには、自分で価値を生み出し、提案できる人に成長する必要があります。
とはいえ、自分で仕事を提案できるくらいの知識やスキルが既にあるなら、
社内失業状態になるわけがないですよね。
会社に足りないものは何か?お客様にプレゼントできる価値は何か?
それを考えるのがベストなんですが、
それがすぐに思いつくなら困りません。
そこでおススメなのが、身の回りの整理整頓です。
つまり、自分の立ち位置の再確認です。
- 「過去に自分が行った仕事は何か?」
- 「その中で、自分が辛いと思った部分は何か?」
- 「それを解決する方法は無いか?」
自分と向き合いながら、こんなことを考えていると、
やるべきことが見えてきます。
自分が困った=手順が明確じゃない、マニュアルがない
今後は私たち人間の代わりに、様々な事をプログラムが解決してくれます。
しかし、解決するためには彼らにヒントを与えなければいけません。
そのために必要なのが、手順。
「最初にこれを、次にこれを、最後にこれを」
フローが作れる仕事は、自動化しやすいです。
私たちは今後、ルールを作る側になる必要があるので、
自分の仕事を片っ端からフロー化、つまりマニュアル化するのは十分な仕事です。
仕事の全体像を把握して、手順に起こして、マニュアル化する作業は
想像以上に難しいですが、効果は大きいです。
そして今後仕事を引き継ぐときにも教育資料として使えます。
面倒くさい仕事こそ、マニュアル化する
手作業が多く、イライラするような仕事こそ、丁寧なマニュアルにすると社内に価値を提供できます。
分かりやすいマニュアルを作ってあげると人助けになります。
既にマニュアルがある場合は改訂版を作るのも一つの手だし、
完璧なマニュアルの上で面倒くさくてイライラするのなら、
作業を分解して外注化や自動化を検討するのも良いでしょう。
社内のリソースをイライラする仕事に割り当てて、
わざわざ会社の空気を悪くする必要もありません。
大切な考え方は「自分は同じ仕事を一生やるもんか」です。
同じ仕事に拘っていたら、いずれ何かに代替されます。
同じ仕事が許されるのは最長で1年くらいと思っておくと、早めに手を打てます。
仕事=価値を提供する作業
社内失業者がなぜ、社内失業するかというと、
それは、価値提供ができなくなったからです。
ロボットになり切って、決まった手順通りに仕事をしていくと
いつしか考えることを忘れてしまいます。
「ミス無く、早く完璧に終わらせる」
まさに、ロボットそのものです。
数年前までは、この考え方が非常に大切でしたが、
一瞬のうちに時代が変わりました。
時代についていくのは辛いですが、
今からプログラミングを勉強しろと言っているわけではありません。
ただ、「自分には何を提供できるのか?」を考えるんです。
考えていれば自然と、価値提供のアイディアが浮かんできます。
ジュースを歩いて売るのも夏なら価値提供だし、
肩こりに悩んでいそうな人のストレッチに付き合うのだって、立派な価値提供です。
最初はそれでもいい。
続けているといつか、何か見えてくるはずです。
「自分はこれが得意な気がする。伸ばしてみようか」
こう思って、自分を成長させるきっかけになれば何だって正解です。
仕事をもらう一番簡単な方法
ここまでは、ちょっと新入社員には難しかったかもしれません。
「自分の経験した仕事を簡単にしなさい」と言われても
そもそも経験したことすらなかったりします。
新入社員にとって一番簡単な仕事のもらい方を紹介します。
「何かお手伝いできることはありませんか?」って聞くことです。
忙しそうな人、暇そうな人、両方の働き方を見ていると、
「どんな働き方をすると効率よく働けるのか?」が学べると思います。
なぜ、暇そうな人に声をかけるのか?
それは、暇そうな人は毎日色んなことを考えているからです。
- 「今日はこれをやって時間を過ごそう」
- 「こんな手順でこなしたら早く仕事が終わるな」
工夫と時間つぶしにおいて、暇そうな人に勝てる人はいません。
彼らの会社でのふるまい方をぜひ、学びましょう。
暇そうにしている人が実はとても優秀で、生産性の高い仕事をしているなんて事はよくある事です。
逆に忙しそうな人に声をかける理由は何なのか?
それは単純に、可哀相だから。
- 手順が明確になっていなくて、片っ端から動き回っている
- 頭がパンクして、物忘れが激しくなっている
負のループに陥っているんですね。
社内にはそういう人がたくさんいます。
そして、案外こういう人たちは簡単な仕事を後回しにしていることが多いです。
だからこそ、お手伝いしてあげることで彼らに価値提供しつつ
自分も少しずつ作業を知って、早く一人前になることができます。
1回か2回ほど、同じ仕事を経験したら仕事の大枠を捉えて、
自分の手を動かさずに完了する仕組みを作ってみます。
もしプログラミングを勉強したいなら、
こういう仕事を題材に勉強開始すると身に付けやすいです。
もし外注化を考えているなら、フローを作ったり手順書を作る練習ができます。
直属の上司に「仕事何したらいいですかー?」って聞き続けると評価が下がったり
どうでもいい仕事を貰ったりするので、できれば避けたいです。
超初歩的だけど、社内で自分の仕事を作った
私は現在、機械の部品を作る会社で働いています。
ここで働いていて分かったのは、
メーカーは部品のサプライヤーに対して、厳しいルールを守るよう要求します。
安全や品質を保証するために大切だからです。
このルールが非常に大変で細かくて
とある品質保証の手法の「基礎」だけでタウンページ1冊分くらいの分厚さの本を読まないといけません。
こんなサイズです。「基礎」って怖いなあ。
部署によってある程度分けるとしても、
自部署だけでA4サイズ100ページくらいあります。
私の現在の、「中国語、そして仕事で使う知識の勉強中」という立場を考えると
これってすごいチャンスなんですよね。
中国語と、仕事で使う専門知識をともに鍛えられるからです。
そして、100ページの書類を例えば10ページにまとめたら、
職場の人たちの時間を90%削減することができます。しかも一人につき。
私よりも偉い立場の人たちなら時間単価も高いので、
改善金額は高いですよね。
そんなわけで、私の2月上旬の課題は、この本の必要部分を要約することです。
- 会社としても他の人の教育に使う時間を短縮できるし
- 私としても知識や語学力が手に入る。
相互に利益があります。
後は一生懸命に勉強するだけです。
勉強が仕事になるのは、新入社員の特権です。
ここをサボらず頑張れば、今後楽になります。
仕事は奪うものでも、与えられるものでもない【気が付けばそこにあるもの】
仕事が無くて困る人はこれから、
景気的な問題と時代的な問題の結果、一気に増えます。
「提供できる価値」が無いわけではありません。
ふと目にした書類が、いきなり仕事につながる事もあります。
仕事は誰かから与えてもらうものではなくて、「気づいたらそこにあります」
仕事の種はいくらでも転がっているので、後は気づくかどうか。
それでも仕事が無い場合
とはいえ、本当に仕事が無い事もあるかもしれません。
「仕事をください」と言いたい相手が全くかまってくれなかったり
そもそも会社自体に仕事が無い事もあるでしょう。
そうなった場合は、自己研鑽するのもアリです。
その時間、何もやることが無いなら潰すのは勿体ない。
せっかく会社から与えられた時間があるなら、それを使って勉強するのも一つの手です
- 新しい業界の知識だったり
- 資格試験の勉強だったり、
- 副業の勉強もこっそりやればOK。
ダラダラと潰すくらいなら、自分の将来に投資しよう。
仕事が速い人たちは、残った時間を自己研鑽に充てている事が多いなと個人的には感じています。
今、何かを準備しておけば、将来必ず救われる場面が来ます。
本当に何でもいいです。
「学ぼう」という姿勢が、あなたの未来を明るくします。
社内失業なんて怖くないです。
仕事をしたければできるし、勉強しようと思えばできる。
むしろ一番自由な立ち位置で、素敵な環境かもしれません。
仕事量が増えてオーバーフローしているなと感じたら、
「仕事量が多すぎてオーバーフロー。そんな状態で頑張らないで」
という記事を読んでみてください。
何かヒントになるかもしれません。