シーサーづくりで学んだ守破離の大切さ。自分流は絶対に失敗するね。
こんにちは、シーサーづくり職人のTOMOです。
ついにアートに目覚めたので、沖縄に行ってシーサーづくりをやってきましたよ。
行ったお店はこちら、島ねんどとガラスの体験工房 こね屋さん
店舗外観はこんな感じです。
めちゃくちゃシーサーが並んでいるので一目でわかります。そして可愛いシーサーがたくさんいます。
こんなシーサーや
こんなシーサーも。可愛いですよね。
一応、陶器のお皿なども売っていますが、あくまでおまけです。メインはシーサーづくり工房。
さて、シーサーを作っていきましょうか。
まず、二体のシーサーの大枠から、好きな方を選びます。
口をあけている物、あけていない物で、ご利益が違うみたいです。
別のお店で見つけた説明書きですが。
口をあけているのが男の子。幸せを呼ぶシーサーです。
口を閉じているのが女の子。災害を遠ざけるシーサーです。
まずは鼻と目から取り付けていきます。先生が目の前で簡単に作りながら説明してくれます。
ちょうど私たちのちょっと前に作り始めていた先輩方の作品。目は丸く、ぶた鼻なのが可愛くなる秘訣ですね。
と言われたんだけど、どうしても釣り目のシーサーが作りたくて。。。。
鼻もなんだか団子鼻になってしまいました。すでにシーサーというより、ナマズ?
ナマズ課長 Twitterより引用
素直にやべーなと思いました。
まだ慣れないうちから「私はこういうのが作りたいの!」と自分流に走る
まだ慣れないうちから「僕にはこのやり方があっている!」と自分流に走る
これはぜったいにやってはいけませんね。
断言します。100%上手く行きません。
身をもってわかりました。
でもね、「僕がシーサーだと思えばそれはシーサーなんです」と一生懸命に言い聞かせてシーサーっぽく作っていきましたよ。
そして出来上がったのがこいつ!
どう、シーサーっぽくなったでしょ。王冠もついて貫禄がありますよね。
まるでジャングルの王様みたい。
意外とやるなと、自分でも思いました。でも100%奇跡だし、これに味を占めて別の体験の時に同じことをやったら大失敗すると思います。
1回だけできた、N=1の統計だけで戦ってはいけません。何よりも大切なのは、再現性なので。
というのを学んだ体験でした。
「他人と同じことをしたくない」という信念も大切で、非常に素敵な考えではありますが、一番最初は言われた通りやりましょう。
他人と同じことをしない選択をしたことで不幸になるべきではありません。絶対に幸せを勝ち取るためには、
一回目は素直に言われた通りにやってみる。
守破離は大切だよ。
最後に、また他の人が作った作品を観てみました。
逆光ですみません。だけど思う事、無難な形で作るシーサーが一番かわいくて愛着がわきそうです。