30代女性、スキルなしの転職は可能なのか【壁は高いけど、頑張れ】
転職を考えている30代女性のための記事です。
- スキルやキャリアもないまま30歳になってしまったけど、しっかりとした職業に就くことを希望している。
- 職歴はほぼアルバイトばかりで、その内容も居酒屋からカラオケ、漫画喫茶の店員などバラバラ。
こんななので書類選考でも通らない事ばかり。
今は希望する職種は特に絞らず、事務職からサービス業まで、なんでも頑張るつもりでいます。
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30代女性、スキルなしの転職は可能なのか
結論、簡単ではないですが、可能性はゼロ%ではありません。
さらに女性は特有の条件として、婚姻関係の有無なども転職の時に考慮される傾向にあります。
ただしどんな場合でも無理なことは無いので、チャレンジしてみる価値はありです。
既婚未婚、子供の有無で難易度が変わる
苦しい現実ですが、女性の場合は既婚なのか未婚なのか、子供はいるのかどうかで転職の難易度が大きく変わります。
大きく分けると以下の3パターン
- 結婚の予定が無い女性
- 既婚、これから子供を授かる予定
- 既婚、子供はすでにいる
それぞれの難易度について簡単に解説します。
結婚の予定が無い女性
結婚をしていない人、結婚の予定が無い人がここに当てはまります。
結婚願望はあるけどしていない人は、選考過程では「予定はありません」と強く話しておくのがハードルを下げる最強な方法です。
未婚の女性は男性と同じようにフットワーク軽く働けるので、キャリアなし未経験でも、素養などから可能性を見出して採用される可能性があります。
既婚、これから子供を授かる予定
既婚者でまだ子供がいない場合、入社するまでは妊活の内容は話さないようにするのがベスト。
日本はなんだかんだで差別や偏見が強い国なので、「入社してどうせすぐ休職するなら避けておこう」という考えが普通にあります。
転勤や激しい残業さえ無い職場であれば男性と同じように働けるので、人と話を合わせられる程度に専門に対する基礎知識やニュースを知っていれば、何とか戦えます。
既婚、子供はすでにいる
一番転職しづらいのが既婚で子持ちの場合です。
子供の事で会社を休んだり早退する可能性があるので、会社でキャリアを付与しづらいというのが理由です。
そんな事会社の勝手なんですけどね、無償で残業してもらいたいからキャリアを付与する現実があるので、、、。
この場合、未経験では相当厳しいです。
専門知識についてある程度詳しく知っているか、もしくはオフィスソフトを誰よりも上手に使えるみたいな感じで、事務職狙いがワンチャンスあるかなという感じです。
30代女性、スキルなしから転職を上手く進める方法
30代、スキルなしから女性が上手に転職するには、自然体のままではちょっとハードルが高いです。
事前準備が必要ですよね。
具体的には以下の3つ
- 転職に必要なスキルを前もって身に付ける
- 非正規から成り上がる
- 面接では上手に演じる
ここで腐らなければ、あなたにはまだまだ活路があります。
少し深掘りします。
転職に必要なスキルを前もって身に付ける
会社としても、転職組には必要なスキルを持った状態で入ってきてほしいのが本音です。
全くの未経験に短期間で仕事を教え切るのは相当難しい(仕事の合間を縫って教えないといけない)ので、1を聞いて6,7割理解できる人が好まれます。
具体的には仕事関係の検定を持っておくとか、その業界のスキルで自分で仕事をしたことがあるなどです(ランサーズなどを活用する)
スキルを相当高速で身に付けないといけないので、スクールを上手に選んで20万円くらい課金して数か月で検定無双する感じで時間を回収していくのが賢い自己投資です。
非正規から成り上がる
未経験転職を雇う懸念点が、「仕事が全くできないし、伸びる見込みがない」事です。
それを解消するために、まずは非正規から働いて、しっかり実力と伸びしろをアピールして、そこから成上っていく作戦だと、転職しやすいです。
周りとのコミュニケーションも仕事のうちなので、わからない事は人に聞いて、メモして、すぐできるようになる、努力と伸びの速さをアピールすればチャンスはあります。
面接では上手に演じる
面接は演劇です。
誰もあなたの本性を暴こうとはしていません。
どちらかというと、面接官にマイナスの印象を与えないように上手にごまかす力が必要です。
面接に進めているだけ相当好印象なので、面接官が「この人は○○だから採用した」と言い訳できるように、自分を演じるのが大切。
「え、嘘なんかつきたくないんだけど。」
分かります。
ウソをつかなくても、相手の印象を変える話し方をできるのが、優秀な社会人です。
30代女性、スキルなしの転職はめちゃくちゃ厳しい
ここまで希望になりそうなことをたくさん話しましたが、現実を言うと相当厳しいです。
理由は以下の3つ
- 30代は即戦力人材が第一希望
- 30代になると自分らしさが出てきてしまう
- 女性というだけで不利な扱いを受ける
会社にとって都合の良い人を演じられれば土俵に立てますが、わかってくれる人がいるかなっていうのが課題ですよね。
30代は即戦力人材が第一希望
まず第一に、30代は即戦力が会社の希望です。
一番体力と知識があって、誰よりも効率よく物事をこなせる能力があるのが30代。
ここを未経験で挑むとなると、最初の段階で選考に漏れてしまいやすいです。
30代になると自分らしさが出てきてしまう
30代の弱点は、ある程度会社員経験もある事で「自分スタイル」が確立していることです。
会社の方針と合わなくても自分のスタイルで仕事をしちゃうので、いう事を聞かせづらい、これが会社から見た30代の弱点です。
女性というだけで不利な扱いを受ける
悲しい事に、日本には女性に対する差別がまだまだあります。
- 女性だから仕事ができない
- 女性は気が強いから扱いづらい
- 女性は何かあるとすぐ休む
などなどいまでも昭和生まれのオッサンたちから偏見の目にさらされているのが現状です。
これを乗り越える方法としておすすめな会社選びの基準は3つ
- 年齢層が若い会社に転職する
- 女性の多い職場に転職する
- 新しい業界に転職する
つまり、女性差別をするオッサンの少ない会社や職場に転職するっていう方法ですね。これなら何とか戦えます。
30代女性、スキルなしでも、転職で無双する方法
最後に、私は男性ですが来年は30代で未経験の分野への転職をすることが決まっているので、私のとっておきの作戦を紹介して記事を締めますね。
私は人材として価値はマジで無いですが、それでも転職では困らないだろうなという謎の自信があります。
その自信の根拠になっているのが以下の3つの作戦。
- ライバルのいない場所で戦う
- 男女関係なく働ける職場を狙う
- 海外に行くと戦いやすい
これらについて詳しく解説します。
ライバルのいない場所で戦う
私はものづくりのエンジニアで、過去は設計や機械のオペレータなどを経験してきました。
しかしその中のどれかに自分のプロフェッショナル領域があるかというと全くなくて、経験6か月の新入社員の方が詳しい事を知っているレベルです。
そんな私が転職で戦うのであれば、優秀な日本人が近くにいない場所、会社、分野を目指します。
私は中国語が少し喋れるので、中国系企業へ就職するのもいいし、日系の中国法人もいいし、他にも英語が少し使える(最近は喋れなくなったので思い出す必要あり)ので、英中どちらの言語圏でも仕事ができる、日本では希少価値の高い人材です。
専門なんて通訳しながら覚えればいいので、まずはライバルのいないところで、自分のポジションを確保します。
男女関係なく働ける職場を狙う
これは私は男性なので良いアドバイスにならないですが、女性の多い職場、男女比が近い職場を選ぶのが、性別のハンデを減らして戦える良い方法です。
士業(弁護士、税理士など)の事務なんかはマメさが求められたり、書類仕事が多かったりするので女性が多くいるイメージです。
知り合いがいれば、打診してみるのも良いですね。
海外に行くと戦いやすい
最後に、一番のおすすめが海外で働くことです。
例えば私が今働いている中国では、仕事の上では男女平等です。
女性の課長と男性の部長が口げんかで言い合って、女性が勝つことがある世界です。
そういうと粗っぽく聞こえるかもしれませんが、日本に比べて感情論で押さえつけてくる人は少ないイメージです。
さらに女性は完全に戦力として見られるので、待遇は日本より良くなりますが仕事もかなり任されるようになります。力をつけたい人には向いてるかな。
日本人は中国語と近い言語体系を持っているので、中国語を話せるようになるのに1~2年くらいあれば十分です。
英語は中学校から10年近く勉強しても1ミリも話せるようにならないのと比べて、相当楽ですよね。
中国語勉強してみよっかなと軽く思った方は、Twitterで声かけてください。(twitter:@try_to921mo)
なにか相談に乗れることがあるかなと思います。
それでは、転職活動頑張ってください。