まだ間に合う。消費税増税の前に行うキャンペーンの正しい戦略
こんにちは、TOMOです。
先日、マインドセットの極意の広岡先生のメルマガが届きました。
給に届くようになったので、最近メルマガセミナーを始められたのかな?
ピッタリのタイミングでちょうど欲しい情報が届くので、
気になる方はどうぞ。広岡ビジネスメソッド メルマガ
先日のメルマガのアウトプット内容はこちら。
今回は、消費税増税前に駆け込み需要が起こり、増税後に一気に落ち込むという話。
そのために注意しておくべき事と
キャンペーンの打ち方についてです。
消費税が増税される前に駆け込み需要が起こり、増税後に落ち込む
消費税が上がるのが2019年10月です。
それ以降は何もしなくても2%以上、商品の購入代金が上がってしまうので
「上がる前に買わないと!」という気持ちになり
駆け込み需要が起こります。
逆に消費税が上がった後は、
「今買うとお金が勿体ないから」という気持ちになるので
一気に売れ行きが落ち込みます。
どこも一生懸命にキャンペーンを打っています。
こんな感じで増税前に物買っておこうぜ!!!と需要を喚起しています。
増税前のキャンペーン、ライバルは同業他社だけじゃない
増税前の準備と言えばセールやまとめ買いですが、
どこのお店も思考停止の様に値引きをしています。
売り方として、特別セールやセット売りをすれば良いと思っている人が多いですが、
こと増税前においては、考えるのはそれだけじゃありません。
増税前に出てくるお財布の上限があるので
ライバルが従来の何倍にも膨れ上がります。
では本当のライバルは誰なのか?考えてみましょう。
ライバルと言えば、
同業他社は当然の事ですが
他にも多数のライバルが存在します。
例えば、スマホショップの場合、
ライバルは他のスマホショップだけではありません。
もちろん家電量販店でもありません。
本当のライバルは、欲しいものの優先度が高い商品です。
スマホよりもシャンプーや洗剤のほうが優先度が高いです。
となると、増税前に売れやすいのは安売りのスマホよりもこれから高くなる洗剤やシャンプーになります。
ライバルは優先度の高い商品であり、それを売っているお店です。
それを踏まえると、
本当に値引きセールだけが正しいのか?まとめ買いキャンペーンが正しいのか?という事に疑問を持てるようになります。
そう、業界ごとに手法が異なるべきなんです。
増税前に売れても売れなくても、増税後は絶対に売れない
増税前キャンペーンのライバルは、生活における優先度の高い商品なんですが、
優先度の低い商品も、
増税前に売れようが売れまいが、増税後は売れなくなります。
どの商品を扱っていようが、増税前の注意喚起はすべきです。
「増税前のキャンペーン、今のうちに買っておきましょう」
という趣旨は大切。
お客様の優先度を高めることに成功すれば、
スマホだろうが車だろうが家だろうが、増税前に売れるようになります。
増税前に売れる物の優先順位
増税前に売れるものの順番は、
過去の実績や、後は想像だけでもわかります。
impressに、2014年度、消費税が8%になったときに売れたものが書いてあります。
やはり上位を占めるのは生活必需品。
- 石鹸
- 洗剤
- 生理用品
- 歯ブラシ
こういうのが上位。
次に売れやすいのが、「買おうと思ってたけど、ずーっと我慢していたもの」です。
買いたいんだけど、「今じゃないな、まだ使えるし」と思っていたものが売れます。
消費税が上がったらもっと我慢しなきゃいけない!というのが需要喚起になります。
壊れかけの家電、良いスペックが出るまで我慢していたスマホやパソコンなどがこれに当てはまります。
最後に売れやすくなるのが、高価なものです。
このタイミングで家や車を買う人も多いです。
どの商品も、増税後は絶対に売れないので
今のうちに各社頑張ってキャンペーンを打っています。
今買わないと損vs.今買うとお得!キャンペーンの打ち方例
消費税が上がる前に買ってもらいたいのであれば、
今買う理由が必要です。
更に、ライバルは生活における需要が高いものです。
キャンペーンを上手に打って、「今のうちに買おう!」と
優先度愛を上げられるようにしましょう。
今のうちに買わないと損!で売り出す商品
「今のうちに買わないと、増税後高くなりますよ」という売り出し方をする商品例です。
- エアコン、冷蔵庫、掃除機などの家電
- 自動車
- 後に買いたくなるであろうゲーム、おもちゃ
一発買ったらしばらく買い替えない物を「今のうちに買わないと損!」で売り出します。
なかなか気軽に買えない価格の物ですが、見えてる損をするのは嫌なので
「じゃあ今買っておこうか」となるように仕向けます。
今買うとお得!で売り出す商品
とりあえず迷ったら、今買うとお得!で売り出すのが吉ですね。
例としてはクーポンの配布など、今買うと、後日恩恵が受けられるようなのが良いです。
家電量販店であれば、家電を買ったら別の家電を値引きできるようにすれば
今買って、また増税後の売り上げも期待することができます。
- 日持ちする生活必需品
- ベビー用品
- 継続を期待するサービス
放っておいても定期的に絶対に購入する物を、「今買うとお得」で売り出します。
単価の安い商品は、まとめ買いを促して売り上げを確保します。
ティッシュやトイレットペーパーの山が想像できますね。
ベビー用品であれば、
ベビーカーやチャイルドシートを買うと、おむつなどに使えるクーポンをプレゼント!で売り出せば
継続的にお客さんを呼び込むことができます。
このように、商品の買い替えサイクルを基準に売り出し方を変える事で
需要を刺激することができます。(とはいえ簡単ではないですが)
増税後に使える回数券なんかがもっと流行るかな?と思いましたが
あまりないですね。法律で禁止されているのかな?
増税後も同じ感覚で商品購入できるように、108円で110ポイント販売!とかやれば良いなと思ったんですけどね。
賢いなと思ったのは、増税前キャンペーンで
いつもよりも期限の長い回数券を購入できるサービス
ベルメゾンのクリーニングサービスで見つけました。
これなら文句なしですね。
需要は2か月前から1週間前まで伸び続けるそうなので
今からキャンペーンを見直せば、まだまだ戦えます。
駆け込み需要のために、駆け込みキャンペーン、頑張りましょう!