中国で学ぶ新しい働き方

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●昭和だ平成だとかはもう古い。新しい元号に向けて二つを掛け合わせて価値観をアップデートしよう

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TOMOです。 2020年は予期せぬ日本待機でくすぶりましたが、その間に中国語能力を大きく伸ばしました。 今後も引き続き挑戦し続ける人になります。 楽しそうなことには何でもチャレンジ! ブログでは ・働き方改革コラム ・中国語勉強コラム ・中国語×働き方の組み合わせ をメインに、考えている事などを発信しています。 Twitterでは、日常的に考えている事を発信したり、後はフォロワーさんとの絡みに使ったりしています。
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平成も終わり、新しい元号になるということで、あと20年もしたらその世代が入社してくる時代が来ます。

 

平成生まれが会社に入ってきたときに、平成生まれに対して昭和生まれの人が非常に困ったという話をよく聞きますが、次の元号の人が会社に入ってきたときは、今の平成生まれの人たちが、同じ悩みを抱えることになります。

 

そんなわけで、来たるべき時に備えて、昭和の人と平成の人の世代間の価値観の違いについて、考察していこうと思います。
そのうえで、あえて昭和に学ぶ事によって、平成世代をアップデートできればと思います。

 

昭和の価値観って何?どういうのが昭和っぽい?

 

色々なアンケートによって、昭和っぽいと思うものをランキングにされています。まずはそれを見てみましょう。

 

この人昭和だなって思うのはどんなところ?

 

  • 残業が長い、仕事が非効率、ITを使わない
  • 会議の人数が多い
  • 電話でやり取りしようとする
  • 仕事の日は深夜まで仕事、休みの日は休みを返上して仕事。いつの日も仕事

 

はい、全部納得です。全部に対してコメントしていきましょう。

 

残業が長い、仕事が非効率、ITを使わない

管理職の人って、本当に毎日残業していますよね。まさにこれ。私たちが帰りづらい理由の一つにも挙げられる、「上司より先に帰りづらい」というやつ。昔は残業をする人=頑張っている人という評価をされていました。その価値観の中で出世した人たちなので、当然残業は長いです。残業するために会社に来ています。

 

毎日遅くまで残業して帰るという生活のしかたの癖がついている人たちなので、時間は無限にあるように感じてしまうために残業が長くなりがちです。そして今までずーっと残業してきたがために家庭よりも会社のほうが居心地がいいっていう人もいるのが現状です。

 

で、そういう上司を持った昭和生まれの中堅~ベテランのサラリーマンたちは、残業することに対して叱られたことがありません。ダラダラしていても叱られることが無いので仕事も非効率になりがち。時間で解決しようとしてしまうんですね。しかも頑張っていると評価される。

 

 

そして仕事について教わるよりも、「背中を見て覚えろ」という人が多かった世代なので、新しいものを吸収するスピードが遅いです。「これはどういう仕組みでこうなっているんだろう」と、全く知見もない分野に首を突っ込んで、ツールを使うよりもツールを作る人の立場になりたがります。なので原始的なアイテムのほうが好き。チャットよりもメールが良いと思っていたり、スケジュール管理もGoogleカレンダーよりも手帳、さらに机に手書きの「週間スケジュール表」。

 

ですが、こういう苦労をしてきたからこそ私たちが苦しまないようにずっと隣で励ましてくれたり、大きな揉め事が起こったときは上手に解決してくれたり、製作者の気持ちになるのが得意なので物事の本質を突くのが非常に上手。面倒見も良いしスキルも圧倒的ですよね。問題が起きた時はこういう人たちがいるからこそ解決できる事が多いです。

 

会議の参加人数が多い

これはどうしても悪だと思うやつです。国会とかでも一緒ですが、たくさん人がいるからこそ聞いている人がほとんどいない。「会議に出席するのが仕事」という状態になってしまいます。

 

会議で発言するのが大事だということで、「会議で発言しない人は要りません」と宣言して発言させても、内容を聞いていないのでしょうもない意見ばっかりが飛び交う会議になってしまい時間だけが取られてしまいます。

 

会議の基本は15分~30分。それ以上の会議は雑談に近いものです。
何のための会議なのかをはっきりとさせることから始めると、会議の時間は一瞬で終わるようになります。

 

そもそも、そういう会議をした結果決まる物事というのは「結論が何であろうと大差ない」ものであって、重要な内容については既に会社の上層部で結論が決まっていたりします。

 

部の会議で全員が参加するのではなく、数人の主要メンバーが話し合って決定するようにすれば残ったメンバーは別の作業に時間を割くことができるので圧倒的に業務の効率が上がります。

 

 

電話でやり取りしようとする

昭和と平成でのギャップはこれが一番大きいのではないでしょうか。

 

正確には携帯電話が普及した世代なので昭和後期も平成側なのですが、この世代は日常生活から基本的にはeメールで情報を伝えています。電話というのは本当に必要な時に掛けるという認識なので、急に電話をかけられて、その結果10分も20分も時間を取られるというのは苦痛です。

 

逆に昭和世代は、まず電話という思考パターンなので、議題も明確にせず突然電話をしてきます。電話というのは「実際に会う」ことの代替手段だと考えているので、時間を共有して声を聞きながら情報伝達をすることが一番相手に伝わると考えています。

 

私も平成の人間ですので、電話をするのであれば会うのと同様にアポイントを取ってもらいたいですし、時間を邪魔しないように極力文章でやり取りするのが正解と考えています。

メールやチャットだと、会話がログとして残るので「言った言わない」論争が起こりづらいのと、その話題を議論した時間が残るので証拠にもなりやすい。さらに写真や動画を添付できるので声だけのコミュニケーションよりも情報量が多い。流し読みできるので相手に話を理解してもらうまでにかかる時間が短いという利点があります。

 

今後はしばらく画面共有、遠隔操作とテレビ電話が主流であると考えますので、相手に見せる事の出来る技術を養うためにもメールやチャットでのやり取りメインで仕事を進める事をお勧めします。

 

仕事の日は深夜まで仕事、休みの日は休みを返上して仕事。いつの日も仕事

 

ありますよねー。THE 昭和という感じ。

「仕事だからしょうがないだろ」といいながら羽を伸ばしているシーンをドラマなんかでよく見ました。この、オンオフの切り替えが無い状態があまり好ましくなく、メンタルの病気になる人もいるので、今の時代はなくなって良かったなと思います。

 

ただ、「仕事だからしょうがないだろ」という言葉が出てくる背景には「男は仕事、女は家庭」という考えがあるからだと思うのですが、個人的には、女性の方が仕事を手際よく、確実にこなしているように感じます。旦那の面倒をみながら子供の世話をして、パートに出て、子供を迎えに行ってご飯を作ったり掃除をしたり洗濯をしたり、、、圧倒的に女性の方が負荷が高いと思いますがそれも許してしまう女性。本当に器が大きいなと思います。頭が上がりません。

 

これらを見て、私たちは仕事をどうアップデートしたらいいのか?

我々も、もう少ししたら「古い人」です。

 

昭和だ平成だといがみ合っている間に新しい元号の人たちに「もう不要です」と言われないためにも、昭和と平成をうまく組み合わせてアップデートするのが正解ではないでしょうか。

 

新しい世代には新しい価値を生み出してもらう、我々は我々で新規の人に負けない仕組みを作る。こうやって切磋琢磨した結果、素敵な価値が生まれるものと思っています。

 

働き方の改革では、昭和の仕事の仕方のうち、悪い意味での昭和らしさだけ取り除けば達成できます。人を増やさなきゃいけないとか、仕事を絞らないといけないというのではなくて、今までアナログなやり方をしていたものをデジタルに変えて、デジタルなものはITに置き換えて、時代に追い付いて行けば自然と改革は進みます。

 

新しい働き方を作り出すので、ここで一発、若手をリーダーに任命し、いろいろやらせてみるのも面白いんじゃないでしょうか。きっと全然知らなかった単語が縦横無尽に飛び交いますよ。

 

新しい風を入れて、明るい未来を作りましょう。

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